透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

当別町の亜麻畑へ

2023-07-10 15:32:07 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温19.7℃、最高気温27.9℃。

我家から約30分の当別町へ亜麻畑を見に行ってきました。

今回も一般に開放されていた亜麻畑・二か所を目指すことに。

亜麻は薄い青色の花を静かに咲かせていました。一度開いた亜麻の花は昼には散ってしまうという儚さには心惹かれるものがあります。

亜麻の花に白いチョウが羽を休めていました。

亜麻はその姿を愛でる鑑賞用や繊維用の他に食用としても活用されているそうです。種から絞りとられた亜麻仁油としてで、現代人に足りていないオメガ3系脂肪酸が豊富とのことなのですが、熱に弱いので、摂取するときは直接食べ物にかけるのがお勧めとか。

亜麻栽培の歴史は江戸時代に遡るようです。江戸時代には種を薬として使うために限られた範囲で栽培され、明治から昭和初期にかけては繊維用に北海道で広く生産されることになりました。

けれども、次第に生産が途絶え、それを憂えた若者が2000年に北海道での栽培を試み、難しいとされていた亜麻の栽培を復活させたとのことです。

2007年には当別町亜麻生産組合が設立され、その後も年々生産技術を磨き、イベントを重ねるなどして普及に取り組んでこられたようです。

北海道独自の作物として亜麻の評価は高まりを見せ、十勝地方や上川地方にも栽培の輪が広がっているとのこと。なんとも心強く、頼もしい限りです。

亜麻畑で風に揺れる亜麻の花は自身の生い立ちを語ることはないのですが、経歴は立派なもので、北海道の気候に馴染んだ作物として、これからも育て続けられることを願ってしまいました。


アマ(亜麻; 学名: Linum usitatissimum)は、アマ科の一年草。ヌメゴマ(滑胡麻)、一年亜麻、アカゴマなどの異称もある。その栽培の歴史は古い(リネン#歴史も参照)。日本では江戸時代に種を薬として使うために限られた範囲で栽培され、明治から昭和初期にかけて繊維用に北海道で広く生産された。

茎の繊維は、衣類などリネン製品となる。種子からは亜麻仁油(あまにゆ)が採れ、これは食用や塗料、油彩に用いられる。

リンネの『植物の種(英語版)』(1753年) で記載された植物の一つである。

 

ウキペディアより


それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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3 コメント

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Unknown (ume-ringoneko)
2023-07-10 21:14:36
亜麻ってこんなにキレイな花なんですね!
リネンや油でお世話になってるのに
全然知りませんでした
蝶の色と透き通るような水色が
絶妙です(^-^)
キレイな写真を見させていただき
ありがとうございます
返信する
Unknown (ume-ringoneko)
2023-07-10 21:15:31
追記
水色というより
薄紫ですね(^◇^;)
返信する
umeさま (透明気圏)
2023-07-11 14:24:00
ほんとうに心洗われる気がしています。
我家にも1本あり、それが、けっこう一月も経つのに次々に花を咲かせてくれています。

それで、すっかり、心がきれいになったような気がしないでもないような・・・(笑)。
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