透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

ニセコへ

2022-03-31 19:33:41 | 日記

晴れ。最低気温−3.2℃、最高気温6.4℃。

羊蹄山

ニセコヒラフスキー場

ニセコへ。

シーズンオフでもあり、スキー場が広大なこともあるからか、グランドヒラフ・ベースから見えるスキー客は少なかったです。

私はスキーにはまだ乗れるほどには回復していないので、周辺の散策を楽しんできました。平日の今日はどことなくのどかで、お土産屋さんも開店しているところは数店で、お客さんもまばら。

それはさておき、日本百名山に数えられる羊蹄山を間近に見ることができ、標高1898㍍の雄大な姿に圧倒されました。この街に住む人たちは日々羊蹄山を眺めて暮らしているのでしょう。山の存在は大きく、力強く、背中を押されることも少なからずあるだろうなと思いました。

雪の残る浅い春の羊蹄山は美しく、凛々しかったです。

さて、三月も今日で終わりです。皆さまにとって明日からの四月が良い月となりますように....。

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野幌森林公園へ

2022-03-30 20:03:53 | 日記

曇り時々雨。最低気温1.6℃、最高気温8.4℃。

大沢口

午後から雨が降ってきました。冷たい雨です。傘を差しながらの散歩となりました。

雨の中でも元気なヒヨドリのさえずりが響いていました。

大沢口の車止めの頭部がほとんど見えます。

森林公園の雪解けが静かにまた進んでいました。

気が付けば、明日で三月も終わり。

時もまた水のように流れていたようです。

三月の最終日となる明日が、皆様にとって良い一日となりますように・・・・・。

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百年記念塔を埋蔵文化財センターから

2022-03-29 19:44:26 | 日記

晴れ。最低気温−3.0℃、最高気温7.7℃。

義母の定期検診で江別市立病院へ。病院の玄関前の花壇には早々とチューリップの芽が顔を出していました。2か月前は大雪に埋もれていたことを思うと、時の流れを感じるものです。

検診は待ち時間も少なくスムースに進み、この度も特に異常なしというお医者様の見立てに一安心。

夕方近く、埋蔵文化財センターまで歩いてきました。木々の向こうに見える百年記念塔は青空に映えて、美しかったです。

さて、北海道新聞・本日付けの新北のうた暦の掲歌には蜃気楼に映る流氷が詠まれていました。

蜃気楼に映る流氷は私も見たことがあります。でも、この歌のように海を紅に染める朝焼けを背景にした姿は見たことがありません。さぞかし、神秘的で息を飲む美しさだったろうと想像してしまいました。

それでは、今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・・

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春のエネルギー

2022-03-28 20:59:38 | 日記

晴れ。最低気温−0.2℃、最高気温5.5℃。

午後から野幌森林公園のふれあいコースと大沢口へ。ふれあいコースは入り口から踏みつけ道がついてはいたのですが、暖かな春の日差しに固くなっていた雪が緩み、ぬかりそうになっていました。それで、奥まではいかずに、百年記念塔も手前のカーブした枝の間から見ることに。そうしてみる記念塔は、まるで、おとぎ話に登場する魔法にかけられた塔に見えました。

次に向かったのは大沢口で、車止めの文字が見え始めました。冬靴にしたので、大沢コースの雪道を少し歩くことに。

フキノトウは以前に見たものよりはるかに美しく爽やかです。キタコブシやヤナギの芽はまたふくらんでいました。こうした春の形を目にすると、香りとともに、いつもエネルギーをもらえます。

一方で、日射しは手で掬ってみてもこぼれ落ちてしまうのですが、大きなエネルギーが注がれているのを感じることが度々です。 

さて、今日の新北のうた暦の掲句は厳しい寒さに負けずに美味しいお米の数々を創り出した先人の方々や今も奮闘している農家の皆さん、研究者の方々の姿を思い起こさせてくれるものでした。

特に、田畑の目配りを欠かさず、汗をかいて、命を吹き込むように作物を育てる方々がいてくれることの有難さを改めて感じています。

それでは今日はこの辺で。

皆様にとって明日が良い一日となりますように・・・・・。

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「第28回いきいき!!桂至光の健康寄席」へ

2022-03-27 21:39:05 | 日記

晴れ。最低気温2.5℃、最高気温7.3℃。

午後1時半から、高砂町の市民会館で「第28回いきいき!!桂至光の健康寄席」があり、聴いてきました。落語会「平成開進亭」による上演。

「酒の粕」「抜け雀」「崇徳院」の3席が披露されました。

会場となった3階和室には二十数名が集い、軽妙な語りと古典落語にアレンジが加えられた作品に笑いが起こっていました。

コロナ禍で笑い合える機会がめっきり減っていたのですが、久しぶりに多くの人の笑い声を聞くことができ、なおかつ自分も笑えたことが良かったです。

 個人的には「崇徳院」が好きで、テレビの放送で一度聞いてから、すっかりこの演目のファンになっていました。

崇徳院の歌、「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」が基調となっている上方落語で、オチは「割れても末に買わんとぞ思う」というもの。

これを機に久しぶりに『田辺聖子の小倉百人一首 続』に目を通してみました。以下は崇徳院の箇所の一部分のまとめです。


崇徳院は鳥羽天皇の第一皇子。とはいうものの、父君はこの皇子に愛も親しみもなかった。〈あれはわたしの子ではない。おじいさまの子だ。だからわたしからいえば叔父にあたるのさ。叔父子だ〉

鳥羽天皇の中宮は待賢門院・璋子で鳥羽帝のおじいさまの白川院の養女として育てられたが、入内前に養父である白川院と通じていたという噂が立っていたらしい。とはいえ、白河院在世中は鳥羽帝は璋子との間にたくさんの皇子皇女をもうけるなど表面的には問題がなさそうだった。

時は白川院の時代で政治の実権は天皇にはなく、飾り物に過ぎなかった。第一皇子が5歳になると、鳥羽帝は白川法皇により譲位させられる。若干5歳の崇徳天皇誕生。

白川法皇が崩御すると鳥羽上皇が院政を執ることに。待賢門院との間がうとくなり、新しい寵妃・美福門院との間に生まれた新皇子が3歳になると帝位につける。これが近衛天皇で、崇徳院は引きずり降ろされるように皇位を追われた。22歳だった。

近衛天皇が17歳で奉じられると、鳥羽院と美福門院は崇徳院の弟皇子を帝位につける。これが後白川天皇。皇太子には後白河の皇子が立つ。崇徳院は皇太子だけは自分の皇子をと思っていたのに・・・。

崇徳院の怒りに藤原一族の内紛がからみ、武士も加わることに。

鳥羽院の崩御をきっかけに、崇徳院は後白河天皇に戦いを挑み、敗れて讃岐に流される。これが保元の乱(1156年)。


「流氷が去った北の海原・・・」との解説から情景を思い浮かべて掲句を味わうことができた気がします。

それでは今日はこの辺で。

皆様にとって明日が良い一日となりますように・・・・・

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初めてフキノトウを見る

2022-03-26 19:52:26 | 日記

曇り。最低気温2.6℃、最高気温5.8℃。

午後から野幌森林公園へ。大沢口付近の雪は当分なくなりそうにありませんが、そこまでの歩道の雪はおおむね消えていました。

今日は思い切って夏仕様のスニーカーにしました。足元が冬靴から夏靴へと軽くなると、歩きやすいことこの上なしです。散歩の楽しさも倍増です。

そして、散歩からの帰り道、民家の玄関先でフキノトウを見つけました。アスファルトから顔を出した、今季初のフキノトウです。

長い間、雪に埋もれて暮らしていた身にはフキノトウの薄い緑色が目に爽やかで新鮮に映りました。

北海道新聞・本日付けの新北のうた暦の掲歌は、解説によると、まるで今日私の身に起こった春の兆しを感じさせる出来事と重なる気がして、頬が緩んでしまいました。

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野幌公民館での春季小品展へ

2022-03-25 20:36:53 | 日記

晴れ。最低気温−4.3℃、最高気温7.1℃。

国道12号線の車道も歩道もきれいに雪が解けて、見晴らしがぐんと良くなっていました。

そして、青空の中、車を走らせて野幌公民館へ。

館内のギャラリー及び廊下ギャラリーでは3月27日まで「春季小品展」を開催中。この度は江別美術協会の会員47人による油彩、水彩、日本画、パステル画、アクリル画など約50点の作品が展示されているとのことです。

風景や花をはじめとして多種多様な題材の作品を見るのは楽しいもので、無彩色の心にいろどりが加えられたような気がしました。

こうした絵画展は、忘れかけた大切な何かを思い出させてくれる時間と空間を提供してくれる有難いものなのかもしれません。

今日は最高気温が7.1℃と暖かな日となりました。空の向こうでは、たぶん春が微笑んでいたことでしょう。

 

それでは今日はこの辺で。

皆様にとって明日が良い一日となりますように・・・・・。

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旧石狩川の白鳥

2022-03-24 19:51:36 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温−0.9℃、最高気温5.9℃。

私にとって、春の使者は白鳥なのかもしれません。毎年、この時期になると篠津地区に白鳥の姿を追い求めて車を走らせていました。

今年も、先ずは白鳥の餌場となっていた農家の方の畑へ出かけたのですが、雪はまだ残っていて白鳥の姿は見えず仕舞い。畑の残雪は昨年より多く、大雪の影響が尾を引いているようです。

もしやと思い、旧石狩川へ。中島橋から目を凝らすと、向こうに白鳥の姿がありました。最大、5羽の白鳥を見ることができ、大満足です。

それでは今日はこの辺で。

皆様にとって明日が良い一日となりますように・・・・・・。

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野幌森林公園とオホーツク海を詠んだ句と

2022-03-23 19:21:00 | 日記

晴れ。最低気温−5.9℃、最高気温5.0℃。

習い事の帰りにいつものように野幌森林公園へ。また、歩道の雪が解けて、歩きやすくなりました。

エゾユズリハコースの昭和の森のカツラは立派です。

2016年2月23日撮

オホーツク海はふる里網走に面する美しい海です。この句はそのオホーツク海のはるかかなたから春が訪れる情景が浮かび上がる壮大で心が躍るような明るい句だなと思いました。

それでは、皆様にとって明日が良い一日となりますように・・・・・。

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野幌森林公園でアカゲラを見る

2022-03-22 19:25:56 | 日記

晴れ時々曇り時々雪。最低気温−5.8℃、最高気温4.1℃。

野幌森林公園へ。公園までの道は所々に雪は残っているものの、7割ほどは路面が出ていたのでたいそう歩きやすかったです。雪道を転ばないように神経を払っていたことが嘘のようで、それだけでも春を感じました。

でも、大沢口付近の雪は多く、車止めはまだ顔をだしたばかり。そこから踏みつけ道のコースを少し歩いたところでアカゲラを見かけて急いでシャッターを切りました。ボケてはいるのですが、久しぶりに出会ったので記念にアップします。

さて、雪は本日も降ったり止んだり。大沢口付近のヤナギの芽はどうなっていたでしょうか。こちらもボケていますが、今日の様子です。

春分の日を過ぎ、さすがに冬本番の寒さや冷え込みではないのですが、まだまだ風は冷たく肌寒い日となりました。

我家に戻り、久しぶりに金子みすゞさんの詩集を手に取りました。今日はその中から一篇を。


「わらい」     金子みすゞ

それはきれいなばらいろで、

けしつぶよりかちいさくて、

こぼれて土に落ちたとき、

ぱっと花火がはじけるように、

おおきな花がひらくのよ。

 

もしもなみだがこぼれるように、

こんなわらいがこぼれたら、

どんなに、どんなに、きれいでしょう。

 

             金子みすゞ童謡集 『わたしと小鳥とすずと』


皆様にとって、明日が良い一日となりますように・・・・・。

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「こぐま座」へ

2022-03-21 20:37:15 | 日記

晴れ時々曇り時々晴れ。最低気温−3.5℃、最高気温3.0℃。

舞台の袖で音響作業

開演前の場内(観客席から)。定員に達しました。

今日もこぐま座へ。午前中、リハーサルや入場券などの準備をし、午後2時から公演開始です。舞台挨拶、手遊び(カレーライス・ひげじいさん)、紙芝居「となりのさくら」、人形劇「白雪姫」、休憩後に「銀河鉄道の夜」という構成内容でした。

舞台の様子は写真撮影等禁止のため、ご想像にお任せします。

舞台をスムーズに終えた後は片付けとお掃除。コロナ禍なので下駄箱の消毒もし終えて、こぐま座を後にしたのは午後4時過ぎでした。

この度も自分のミッションを無事終えることができ、ホッとしています。

「こぐま座」館内では、今月31日まで「かとうまふみ 絵本原画展」が開催されています。確かな描線と心がまあるくなるような優しい色使いの作品が並んでいました。

お天気はくるくると忙しく変わり続けた一日。今日はお彼岸の中日で、春分の日です。

それでは、明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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「よみがえれ!とこしえの加清純子」展へ

2022-03-20 19:34:05 | 日記

曇り時々雪。

明日まで明日明日まで明日

数年ぶりに北海道立文学館へ足を運んできました。明日までの展示ということで、駆け込む形になったのですが、絵画から文学まで、豊かな才能を発揮されていた加瀬清純子氏の作品を目にすることができて良かったです。

館内の喫茶コーナーで一休みしたあと、常設展「北海道の文学」を一巡りしてきました。開拓期から現代までの文学などの歩みが見やすい形で展示されていて、興味深く、また、訪ねようと思います。 

午後からは「こぐま座」で、明日、公演を予定している人形劇のリハーサルに参加。この度も音響のお手伝いです。

午後5時過ぎに「こぐま座」を出ると、雪が頻りに降っていました。けれども、春の雪は湿っぽくて温かかったのです。そして、音もなく静かでした。

それでは、今日はこの辺で。皆さまにとって、明日が良い一日となりますように・・・・。

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「ディンケル小麦のお店 cafe心麦(こむぎ)」へ

2022-03-19 20:07:56 | 日記

雲り時々晴れ。最低気温−2.5℃、最高気温3.5℃。

雪の朝

ディンケル小麦のピッツア・ドリンクセット(ホッとゆず)を頂きました。

家人と義妹とともに「ディンケル小麦のお店 cafe心麦(こむぎ)」へ。お店はしばらくお休みだったのですが、開店したとの情報があり、久しぶりに訪ねてきました。

今日はディンケル小麦のピッツア・ドリンクセット(ホッとゆず)を注文。美味しかったです。日本でピッツアと呼んでいるのはイタリア発祥のものを指すとか。

ディンケル小麦とは、小麦の原種にあたる古代穀物で、 ビタミンやミネラルなどが現代小麦より豊富に含まれ、栄養価が高いのが特徴とのことです。

帰りにお店で販売していた珍しいビールを購入してきました。ラベルにはこのビールが生まれたいきさつが綴られていました。


「ディンケル小麦を世に広めたい」というcafe心麦の店主の想いに澄川麦酒が応えた

北海道産原料を贅沢に使用した「幸せの一杯」


この後、北海道立図書館にて本を借り、野幌森林公園へ足を運んできました。春が道草をしているすきに冬将軍が雪を降らしたりして長居を決め込んでいるようです。

新北のうた暦で取り上げられていたのは啄木の歌です。この歌の背景となっているのは明治で、その明治は今やものすごく遠い時代のように思えました。

それでは、皆様にとって明日が良い一日となりますように・・・・。

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北広島のスキー場とくるるの杜へ

2022-03-18 20:08:36 | 日記

晴れ。最低気温−7.1℃、最高気温2.4℃。

朝から晴れの日となりました。

北広島のダイナスティスキー場

センターハウス内の片隅で読書のひととき・・・。

くるるの杜。(ホクレン 食と農のふれあいファーム)

 

くるるの杜の農村レストラン

ブッフェスタイルでのランチ。

どっしりした牛のオブジェ。

乳牛さんたちは頑張ってくれているのに・・・・。何とか生乳を廃棄する事態に陥らないようにと願っています。

今日はブッフェスタイルのランチ会場に三種類の牛乳が並んでいました。標茶、中標津、別海産でそれぞれの味の違いを味わうことができました。牛乳だけでお腹がいっぱいになるところでしたが・・・、どれも美味しかったです。

「雪解音」とは研ぎ澄まされた繊細な聴覚ならではの音なのかなと思います。初めて知った「雪解音」とう言葉に魅せられました。耳を澄ませて、雪解けを促す春の気配を感じ取ってみたいものです。

天候はともあれ、明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

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大雪の跡

2022-03-17 16:59:15 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温−0.3℃、最高気温3.2℃。

大型商業施設の駐車場からの空

降っては解ける雪

窓越しからの雪景色

今日は地元の大型商業施設に車で買い物に出かけてきました。今まで、買い物をする気力も湧かなかったですが、緊急に必要な物があり、久しぶりに店内を歩くことに。

出かけてから帰宅するまで、空模様はきまぐれで、晴れたり、曇ったりとまるで演歌の一節のような具合。その後も雨や雪も降るなど変化に富んだ一日となりました。

変化といば、これから朝夕の気温差が大きくなると雪原の一部が堅雪に変わり、行きたいところにまっすぐ行けるようになります。子どもの頃、堅雪を渡ってよくフクジュソウを取りに行ったものです。

新北のうた暦の掲句の「堅雪」はそのような子どもの頃を思い出させてくれました。解説文によると月光が射しているようで、その月光は雪原を歩く作者の背や足元を照らしているのでしょう。「堅雪を渡る背骨月光も鳴る」という句から静かさとともに孤独のようなものをも感じました。

自然は堅雪の他にも、限りない恩恵を与えてもくれるのですが、反面、災厄をもたらすことも度々です。昨夜、推定M7.4の地震があったことを朝になって新聞やテレビ等で知りました。

この地震で亡くなられた方々のご冥福と被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

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