透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

札幌の豊平公園へ

2017-04-30 21:59:41 | 日記

晴れのち曇りのち雨。最低気温4.9℃、最高気温15.6℃。

午前のJRで家人と豊平公園へ出かけました。

豊平公園の約100㎡の野草園にはカタクリが満開となって風に揺れていました。

カタクリの他にもエゾエンゴサクやキバナノアマナ、少し離れたところにニリンソウの花も咲いていました。 

ツツジ、山桜、レンギョウも加わって、豊平公園は華やいでいました。 

札幌市には中島公園や大通公園、円山公園など名だたる公園があるのですが、この公園も見本林をはじめとした樹木が多く、野草の花が大切に育てられている、自然豊かで安らげる憩いの場になっていました。

          🍁     🍁     🍁

午後からは急きょ、生田原へ向かうことになり、午後8時にこちらの借家に着いたところです。

 

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北海道開拓の村へ

2017-04-29 22:40:09 | 日記

晴れ。最低気温6.5℃、最高気温16.1℃。

旧札幌停車場

馬車鉄道

待合旅館内の五月人形

こどもの広場の鯉のぼり

 

我家から歩いて約45分の北海道開拓の村へ。

村内にはコブシやツツジの花が咲き、春の装いとなっていました。

子どもの日が間近なこともあり、村の玄関口となる旧札幌停車場前や村内のこどものひろばに鯉のぼりが揚がっていました。

また、五月人形が村内の家屋5か所に飾られているというので、その一つを見てきました。

昔から今に至るまで、鯉のぼりや五月人形に子どもの健康と豊かな未来を託したのでしょう。

今日はベビーカーを押す若いお母さんの姿をはじめ親子連れの姿が多くみられ、眠りから覚めたこの村にゆるやかな時間が流れ始めたのを感じました。 

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「緑色の切符」を子どもたちにというコラム

2017-04-28 22:02:51 | 日記

晴れ一時雨。最低気温4.7℃、最高気温13.5。

コブシ(ふれあいコースにて)

 

賢治さんの童話「マグノリアの木」や「銀河鉄道の夜」が登場した今日のコラムは、子どもたちが希望する世界に挑戦できる「緑色の切符」を贈れないものかという内容でした。

子育て世代の20代から30代の半数以上にのぼる54%の方々が経済的な不安を持っているというアンケートの結果から導き出されたもので、筆者の考えに私も同感です。

この国の未来を担う子どもたちが経済的な理由で、挑戦する前からあきらめざるを得ないようなことでは、この国の将来を展望することはできないと思うからです。

       🍁        🍁        🍁

賢治さんの「緑色の切符」をどの子にも贈ってはと願う今日のコラムを読んで、そういう道があったかと少し希望が持てました。

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違いを認めて仲良く

2017-04-27 21:39:58 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温4.9℃、最高気温13.0℃。

見た目は違っても、目くじらをたてることなくそれぞれが食事中です。

これから巣作りや子育てで大忙しとなり、些末なことにかまっていられないのかもしれません。

なにはともあれ、この庭の片隅がまわりまわって誰かのお役にたつのなら、こんな嬉しいことはありません。

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博物館でコーヒーブレイク

2017-04-26 22:30:05 | 日記

曇りのち晴れ一時雨。最低気温6.2℃、最高気温14.4℃。

北海道博物館のロビーにあるミュージアムカフェでブレンドコーヒーを飲みながら一休みしました。

館内にお休みどころがあるとホッとします。お堅い印象を抱いてしまう博物館ですが、こうしたくつろげるスペースが敷居を低くしてくれるような気がします。

このカフェを切り盛りしていたのは明るくさわやかな印象の女性でした。

       ☕      ☕       ☕   

野幌森林公園という豊かな自然環境の中にあるこの博物館は、

北海道のすべての人、生き物、大地と海が生み出し、残し託してくれた北海道ならではの自然・歴史・文化に関わる遺産を大切な宝として保管し後世に伝えるべく努力されているようです。


知的発見の場であることはもちろん、癒しとくつろぎの場の提供も試みられているようで、その一つがこのミユージアムカフェなのかもしれないと思いました。

 

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北海道博物館へ

2017-04-25 21:07:50 | 日記

晴れのち曇り時々雨。最低気温3.9℃、最高気温13.7℃。

今日も良い天気でした。

野幌森林公園ふれあいコースから百年記念塔を通り、北海道博物館へ立ち寄りました。

この博物館は北海道の歴史を視覚的に辿れる展示内容になっており、生まれも育ちも道内出身の私は幾度も足を運びたくなるものでした。

特にアイヌの方々の文化と歴史についてはこれから少しずつ知っていくことで、その精神世界に少しでも触れることができたならと思っています。

帰りは百年記念塔から埋蔵文化センターを通るコースを選びました。そこで、ナニワズとヒメイチゲを見ました。

大昔の先人から今日に至るまで、人はそこにある自然とともにあったのでしょうが、これからはどうなっていくのでしょう。

 

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鳥の声を聞きながら

2017-04-24 19:42:24 | 日記

晴れ。最低気温-2.0℃、最高気温13.6℃。

風もなく暖かい春の一日となりました。

百年記念塔から新札幌方面を望む。

今日はふれあいコースから百年記念塔を経由して大沢口へ向かう約2.7Kを歩きました。我家から大沢口までの往復約2Kを加えると4.7Kです。

途中、エゾエンゴサク、ミズバショウ、エンレイソウ、ザゼンソウ、福寿草の花を見ました。

森の中でみるヒヨドリは元気いっぱいでした。ウグイスはその姿を見つけることができず、美声に耳を澄ますのみでした。

我家に戻り、まどさんの詩に「小鳥の声」というのを見つけ、なるほどと思いました。


小鳥の声  まど・みちお

 

ふと訪れる

可憐な自然の歌のひとふしは

間をおいて気がつくほどに

ふと・・・

かまけていた私事(わたくしごと)の嫌らしさを

まざまざと

思い知らせてくれて・・・

 

が 私とて時には

姿の見えない声の主(ぬし)を空に

遠く見つめつづけることがある

可憐な自然の歌が

匂うばかりにやさしいあの

母なる自然の歌そのものであることに

気づいて・・・


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宮島沼のマガンと森のカタクリ

2017-04-23 21:24:58 | 日記

雨のち晴れ。最低気温2.2℃、最高気温8.8℃。

早朝、家人と宮島沼へ車を走らせました。

4時頃、宮島沼水鳥・湿地センター駐車場へ到着。すでにたくさんの人が訪れていて、車を誘導する係の方までいたのには驚きました。

      🍁      🍁       🍁

10分後、沼の岸辺に立つと、まだ暗い沼にマガンたちが黒っぽい点描のように広がって見えました。その数6万から7万、8万羽とも。

沼は何となくざわざわとしていたのですが、ざわめきが一段と大きくなるとともに、雲が湧くように第一団が一斉に飛び立ち始めました。大きな円を描くように旋回しながら、やがて空高く舞い上がり飛び去って行く光景は壮大でした。

圧倒されながら見ている間に、第二団、第三団とマガンたちが羽ばたいていきます。鳴きながら群れて飛ぶ姿は懸命で神々しくさえ見えました

 4:14 第1団は圧倒的な規模でした

 4:14

 4:47  第3団は少なめでした。

4:47

4:47

話はがらりと変わります。

午後から森林公園の大沢コースへ出かけ、あのカタクリが咲いているのを見届けました。、無事に咲いてくれて、嬉しくホッとしました。

カタクリ(大沢コースにて)

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今日のカタクリ

2017-04-22 20:32:31 | 日記

雨時々霙時々曇り。最低気温0.9℃、最高気温4.5℃。

朝から冷たい雨が降っていました。時々、みぞれにもなり、あのカタクリはどうなっているのかと気がかりだったのですが、午前中は行けませんでした。

雨が小降りになった15時半ころ、やはり出かけることにしました。

雨は傘を差さなくてもよいくらいだったのですが、道はぬかるんでいて、ところどころに水たまりもできていました。

そして、あのカタクリですが・・・。

15:56(大沢コース)

このような様子でした。

あともう一歩で咲きそうですが、そこが一番耐え忍ぶ場面だったりすることは、よくあることかもしれません。

大沢コースから桂コースを歩き、桂コースの入り口を間違えて行きつ戻りつもしたので、約5Kを歩くことになりました。やれやれです。

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イーハトーブセンター「会報 第54号●さくら」と森のカタクリ

2017-04-21 20:37:53 | 日記

晴れ。最低気温-1.2℃、最高気温13.1℃。

今日も散歩に出かけた先は野幌森林公園です。ふれあいコースでは百年記念塔を写真に収めました。

ふれあいコースから大沢コースを歩いて昨日のカタクリのところへ直行しました。

ほころびが広がり、もう少しで咲きそうな気配を漂わせていたのですが、まだ咲いてはいませんでした。

青空が広がり、昨日よりは気温も上がってきたので、夕方までに開花するかもしれないと思いつつ、後ろ髪を引かれる思いで戻ることにしました。

エンレイソウも次々に花を咲かせ、枯葉や土をかきわけてツンととがった頭を突きだす草の芽たち。

クジャクチョウの姿を見かけ、ウグイスの美声に声の主を探したりとなかなか進まない散歩となったのですが・・・・・。

生きとし生けるものの息吹が感じられ、日々描き替えられていく春の森は魅力がいっぱいです。

🍁     🍁     🍁

そして、昨日になりますが、宮沢賢治学会イーハトーブセンターから「会報第 54号●さくら」が届きました。

関係者の皆さま、いつもお忙しい中、ありがとうございます。

宮沢賢治学会イーハトーブセンター地方セミナーイン宇都宮「宮沢賢治と栃木」のチラシ

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カタクリとエンレイソウの花咲く

2017-04-20 16:25:40 | 日記

晴れ。最低気温1.2℃、最高気温6.7℃。

冷たい風がビュービュー吹く日でした。風の強い日はなるべく森には行かないようにしていたのですが、日差しがあり、野の花の様子が気になったので出かけることにしました。

森の中に足を踏み入れると意外にも風はおとなしくなっていて、齢を重ねた木の精霊たちにお説教でもされたかのようでした・・・・。

ただし、三月上旬頃の気温は変わらずで、重ね着をしていったのが正解でした。

桂コースから大沢コースを一巡りすると約3.6K歩くことになります。これらのコースを歩くのは久しぶりでした。

大沢コースでは、カタクリを見たという方がいて、その方々と周辺を探すと、あったのでした。まだ蕾のカタクリでしたが、今日中にも咲き出しそうです。

この森を散歩し始めてから9年目。初めてカタクリを見ました。

カタクリがこの森で咲いているのを確認できて、こんなに嬉しいことはありません。

今日は、さらに、エンレイソウの花が咲いているのを見つけました。二重の喜びです。

写真は桂コースのニリンソウです。今は葉だけですが、この先が楽しみです。

寒さがもどろうと宇宙の循環に則って季節は巡ります。それを知っているものたちは誠実で一所懸命ですね。

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野幌森林公園エゾユズリハコース・大沢コース

2017-04-19 19:30:30 | 日記

曇りのち雨。最低気温4.8℃、最高気温7.8℃。

今日はふれあいコースから自然ふれあい交流館の横を通り大沢口からエゾユズリハコース、大沢コースを散歩しました。約3.3Kです。

ふれあいコースではウグイスが良い声でさえずっていて、また一段と喉に磨きがかかったようです。

エゾユズリハコースは雪がなく、大沢コースの一部にあった雪も夏仕様のスニーカーで通り抜けることが可能でした。

道に雪の山がなくなるとどこにでも行けるようになり自由度がぐんと高まります。この森林公園はコースがたくさんあり、植生も多種多様なので、散歩の楽しみも増えそうです。

エゾユズリハコース

ミズバショウ(エゾユズリハコース)

エゾエンゴサク(大沢コース)

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冷たい雨の一日

2017-04-18 19:39:53 | 日記

雨。最低気温3.9℃、最高気温9.9℃

冷たい雨が降るのを知ってか知らずか咲くコブシ。風に散ったはなびらが濡れた地面に点在していました。

優しい春の日に咲く花もあるだろうに、このタイミングで咲く花もあるのです。

予報では明後日には雪も降るとか。雨と雪が行き交う季節の置き土産を受け流しながらコブシは咲き続けるのでしょう。

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小檜山博氏のエッセー・「好きな言葉」

2017-04-17 20:40:28 | 

晴れ。最低気温-0.4℃、最高気温14.8℃。

JRの機内誌を楽しみにしている一人です。おおむね、最初に目を通すのは小檜山博氏の連載エッセー「人生賛歌」です。

「2017年1月1日発行」

2017年1月1日発行のJR機内誌でのタイトルは「好きな言葉」でした。

三十年ほど前の日本人が好んだ言葉は「努力」「誠実」「ありがとう」「思いやり」「愛」だったそうで、ほっとすると小檜山氏は綴っています。

年をとってからとくに嫌いだと意識しだした言葉は「傲慢」「妄想」「猜疑」「うぬぼれ」怠惰」「嫉妬」。理由は自分の中に生息し続けていて、油断するとすぐ現れるからとありました。

「出世」「名声」「おカネ」「地位」「有名」には、これらが欲しくてじたばたした経緯あるからたじろぐとか。

 八十歳まじかの今、好きな言葉に「謙虚」「自制心」「高潔」「誠実」「知性」「寛容」「上品」を挙げていました。自分の中にこの言葉と正反対の心が潜んでいるのでこの言葉にすがるのだと。

さらに「奥ゆかしさ」「つつしみ深さ」「思いやり」を加えて自分をどやしつけ、「あいつはたいしたやつではなかったけど、まあまあだったな」と思われたいと。

そして、「ぼくは見えを張って生きたい」と結んでいました。

           🍁      🍁       🍁

「努力」「誠実」「ありがとう」「思いやり」「愛」が好まれることにホッとしたという気持ちは分かる気がします。真摯な姿や他の人の気持ちを汲みとる心を良しとする人たちがいるという証をそこにみるからでしょう。

「謙虚」「自制心」「高潔」「誠実」「知性」「寛容」「上品」はどれも好ましいと感じます。

「奥ゆかしさ」「つつしみ深さ」「思いやり」も持てたならと思う言葉です。

            🍁      🍁       🍁

小檜山氏が嫌いだと意識した言葉に、「傲慢」「妄想」「猜疑」「うぬぼれ」怠惰」「嫉妬」を挙げていました。

私はそのほかに「忖度」と「丁寧に」を加えたいと思います。「忖度」は「思いやり」に、「丁寧に」は「誠実」という言葉にもつながり、好ましい言葉としても使えると思っていたのですが、今はすっかり耳障りになってしまいました。

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ウグイスが鳴き、コブシがほころぶ春

2017-04-16 21:40:09 | 日記

晴れ。最低気温8.1℃、最高気温16.4℃。

我家の庭の雪がやっとなくなり、クロッカスが咲き始めました。

近所の公園のコブシはほころび始め、散歩にでかけた野幌森林公園ふれあいコースでは今季初めてウグイスの声を聞きました。

雪がすっかりなくなった大沢口

ミズバショウ(大沢口から百年記念塔へ向かうコース)

雪が解けたと思うとどーんと雪が降ってきたこともあり、今年の春にはフェイントをかけられ続けていました。

春・・・いやいやまーだ、春春・・・雪で真っ白、春春春・・・。

ウグイスが鳴いたのですから、コブシが明日には咲きそうですし、これだけ状況証拠があるのですから、春に決まり・・です。

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