透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

日本笑い学会

2013-08-31 20:31:56 | 日記

曇り時々雨。最低気温15.4℃、最高気温21.2℃。

今日、札幌市教育文化会館で開催の「日本笑い学会」の研究発表、シンポジウム、記念講演を聞いてきました。北海道新聞の片隅にこの学会が8月31日、9月1日と二日間開催されること、北海道大学名誉教授・恒川昌美氏の記念講演が予定されていることを知ったからです。恒川氏は北大で「笑い」をテーマに授業をされ、学生に人気を得ていたとも記されていて、これが私にとって最大の動機づけとなりました。

さて、15時40分からの講演は実践の中でのエピソードなどをユーモアを交えながらお話し下さり、17時20分頃までの約100分があっという間でした。笑いのツボも学問のツボも同じなのかなと思いました。極めるには深い洞察とセンスと積み重ねがなければ・・・・・・。

「日本笑い学会」の道内開催は、1998年(第5回目)の時以来で15年ぶりとのこと。学会には全国で985人が加盟し、うち約3割が医療関係者とのことです。

                                

                                       《札幌市教育文化会館》

                                

                                        《記念講演 恒川昌美氏》

                                

                                

                                          《記念講演のひとこま》

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「イランカラブテ」とは

2013-08-30 18:46:23 | 日記

雨のち曇り。最低気温15.5℃、最高気温20.7℃。

北海道新聞本日付夕刊のコラムに「もてなしの言葉」という一文が掲載されていた。ハワイの先住民族の言葉「アロハ」は歓迎の意を込めた「こんにちは」のあいさつとか。アイヌ語では「イランカラブテ」で「あなたの心にそっと触れさせて」という意味が込められているという。筆者の小坂洋右氏は「あなたの心にそっと触れさせて」とは、何とも奥ゆかしいと書かれていたが全く同感だった。

「こうした心で人と接すれば、ぎすぎすした対立や摩擦は起きないだろう。」と続けていたが、本当にほんとうにホントウニそう思う。

また、「考える」に当たる「ヤイコシラムスイエ」は「自らの心を揺らす」と解釈できるそうだ。

「イランカラブテ」も「ヤイコシラムスイエ」もその意味するところは何と率直でありながら、奥深く、心に沁みるのだろう。初めて知ったこの二つの言葉、忘れないように心に留めておきたい。

道外からの観光客をアイヌ語の「こんにちは」で迎える「イランカラブテ」キャンペーンが28日から始まり、国や道などで推進協議会を組織しホテルや観光施設でもてなしの言葉として使ってもらおうとのこと。民族には固有の発想と世界観が一体のものであることを道外の方だけではなく、道民にも感じ取ってもらえたらうれしいとコラムにあった。

北海道民の一人として、考えさせられたコラムだった。

                 

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小さな秋

2013-08-29 17:54:43 | 日記

晴れのち曇りのち雨。最低気温11.6℃、最高気温24.2℃。

最低気温がぐんと下がり、朝方、室内温度計が21℃を指していた。肌寒さを感じ、長袖を羽織る。午後からは野幌森林公園、埋蔵文化センター経由でふれあいコースを散歩する。木々の葉が少し色づき始めたようだ。かすかに虫の声も聞こえた。小さな秋が忍び寄ってきている。

                         

                         

                         

                         

                         

                        

                        

                        

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「風の又三郎」がどこかに

2013-08-28 19:16:02 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温15.2℃、最高気温23.3℃。

昨日は賢治さんの誕生日だった。NHKの朝ドラ「あまちゃん」では月曜日のBGMに「星めぐりの歌」が流れていた。今日もまたいい感じで使われていた。また、NHK第二放送の午前9時半からは「よだかの星」が朗読されていた。賢治さんの命日、9月21日にかけては毎日が賢治DAYになってもいいなと思う。

午後から散歩に出かける。風が雲を飛ばし、木々の梢や芒の穂を揺らしていた。「青空で風がどうと鳴」っていた。「風の又三郎」が空中を駆け回っていそうな気がして、シャッターを切った。いつものふれあいコースを二倍楽しめたひとときだった。

                            

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

                           

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砂場のアンパンマン

2013-08-27 18:41:12 | 日記

晴れ一時大雨。最低気温14.3℃、最高気温25.0℃。

近くの公園を通り過ぎるときに、盛り上がった砂が妙に気になり、戻ってよく見たら、アンパンマンの顔のようなものがあった。笑顔だった。楽しく遊んだなごりのものか、こわされずに残っていたのもある意味奇跡かもしれない。誰が作ったのか、誰と作ったのか、小さなドラマがあったのだろう。

今日も朝から晴れていたが、最低気温が15℃以下と涼しく、秋を感じさせた。砂場のこの光景は夏が残していった置土産のような気も・・・・・・・・。

                      

                      

                      

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ランチは「食祭」で

2013-08-26 19:24:36 | 日記

晴れ。最低気温18.1℃、最高気温24.1℃。

8月1日に初めて入ったレストラン「食祭」ではコーヒーだけを飲んで帰ってきたのだが、今日は食事を楽しんできた。

遅いランチタイムで、店内には私ともう一組だったが、やがて2組ほどの来客があり、賑わっていたようだ。今日は「秋野菜の包み焼き」を注文する。一度火を通した秋野菜を紙で包み、ニンニクとオリーブオイルを使いオーブンで焼きあげたもので、HPで紹介されていたように持ち味を最大限に引き出した料理となっていた。他に野菜サラダ、帆立の和え物、冷奴、パンバイキング、コーヒーがついて1280円だった。

料理で使われる野菜は主に敷地内の農園で育てられた無農薬のものだという。店主さんのこだわりが味に結びついているのだろう。安心、安全、味も良しと三拍子揃っていた。

                        

                        

                                 《レストランの庭園》

                        

                               《店内のストーブと鉄瓶》

                         

                              《店内の窓から見た外の風景》

                        

                 《パン、冷奴、帆立の和え物、野菜サラダ、コーンスープ。パンは数種類があり好きなだけ頂けます。》

                        

                        

                                《秋野菜の包み焼き》

                        

                                    《コーヒー》 

                          

                     

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野幌森林公園と空

2013-08-25 19:23:32 | 日記

晴れ時々大雨。最低気温16.6℃、最高気温25.7℃。

今日も相変わらず、大雨が二度ほど降る不安定さが残る天候となった。午前、北海道マラソンがテレビ中継されていた。大通公園、北大構内、道庁赤レンガなど馴染みの場所が映し出され、美しい街並みが印象に残った。午後、野幌森林公園を散歩する。大雨が残して行った水溜りに青空が映っていた。

                               

                                        《大沢口 15:26》

                               

                                      《ふれあいコース 15:30》

                               

                                     《ふれあいコース 15:30》

                               

                                      《ふれあいコース 15:31》

                               

                                     《水溜り ふれあいコース 15:31》

                               

                                     《ふれあいコース 15:37》

                               

                                       《ふれあいコース 15:37》

                               

                                        《ふれあいコース 15:38》

                               

                                       《ふれあいコース 15:38》

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『文学の径(こみち)を歩くー透谷・藤村から現代へー』

2013-08-24 17:03:58 | 日記

晴れ時々大雨。最低気温17.7℃、最高気温23.5℃。

昨日、もう一冊の本『文学の径(こみち)を歩くー透谷・藤村から現代へー』も同時に届いた。こちらは、学生時代およびその後再び大学でお世話になった恩師の研究書である。蒼丘書林から2012年11月15日発行となっている。この3月に定年を迎えるにあたり、研究生活の集大成としてこの書を発行するに至ったという経緯があとがきに記されていた。大学教員生活39年余りとのこと。本当にお疲れ様でした。そして、お世話になりました。

               

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『有島武郎小論』届く

2013-08-23 17:48:59 | 日記

晴れ。最低気温18.3℃、最高気温26.3℃。

学生時代の友人から『有島武郎小論』という一冊の本が送られてきた。これまでの研究成果の集大成ともいうべき、研鑽の賜物だ。あとがきには「私の著書、ここに一冊の本が誕生する。感無量である。」との書き出しに続けて、貴重な文献が娘さんから送られたものであることや研究会会員の方々、同人誌の仲間たちとの出会い、そして蒼丘書林の担当者の方、ご主人の尽力に感謝したいとあった。

喜びと共に感謝の気持ちを忘れない謙虚な人柄がしのばれる気がした。                         

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トマトは野菜か果物か

2013-08-22 19:59:15 | 日記

晴れ一時大雨。最低気温16.7℃、最高気温27.6℃。

お盆で実家に帰った際に、無農薬の手作りの野菜をたくさん貰ってきた。その中にトマトもあった。完熟のトマトを冷蔵庫で冷やし、暑さのこもる部屋で酢を効かせたドレッシングで食べると、それは美味しかった。

そのトマトであるが、いったい野菜なのか果物なのかと聞かれたら、私は野菜と答えるだろう。なぜならスイカやイチゴのようには甘くないから・・・・・。ただ、実家のミニトマトは果物のように甘かったし、甘さが売りのミニトマトはスーパーの店頭にも並んでいる。甘くないスイカやイチゴもまれにある。となると・・?

『赤ちゃんはどこまで人間なのかー心の理解の起源ー』(ポール・ブルーム作、春日井晶子訳、長谷川眞理子解説)という本に、この問いの答えが載っていた。

「実は、米国の最高裁判所がこの問題について一八九三年に判決を出した(当時のニューヨークでは、輸入果物には関税がかからなかったが、輸入野菜には関税がかかったので、トマトの身分を定めなければならなかったのだ)。判決により、トマトは『厳密には』果物であるとされた。実の部分は植物の生殖器官だからだ。しかし『一般的に使われる言葉では』トマトはきゅうり、かぼちゃ、豆類とともに野菜である。なぜなら、トマトは食事の際にはたいていメインディッシュに添えられ、デザートとして並ぶことはないからだ。こうして、トマトはカテゴリー分けのために二重の意味をもつことになった。自然物として、また人間の関心によって範囲が決められた人工物として。」

アメリカの最高裁判所の判決では、輸入時の関税がらみで果物の身分となったトマトであるが、我家でもデザートとし用いることはなく、多くはキャベツの隣辺りに添えることが多い。もちろん、野菜として・・・・・・・。

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エゾユズリハコースへも

2013-08-21 19:15:12 | 日記

晴れ一時雨のち晴れ。最低気温17.4℃、最高気温27.8℃。

蒸し暑かった昨日までとは違って、比較的過ごしやすい日となる。午後、気になる空模様が一段落したので、散歩に出かける。なんだか久しぶりに青空と太陽の日差しを浴びて散歩できた気がする。日焼け止めをしっかり塗り、黒の深めの帽子をかぶり、半そでに合わせて、肘上までの手袋をはく。日差しに合わせてサングラスになるメガネを着用。けっこう怪しげな出で立ちだったかもしれない。

野幌森林公園、大沢口からエゾユズリハコース、大沢コース、ふれあい自然交流館横を通りふれあいコースの一部を散歩する。       

                                         《大沢口 16:02》

                             

                                         《大沢コース 16:32》

                            

                                     《ふれあいコース 16:47》

                             

                                      《ふれあいコース 16:47》

                            

                                       《ふれあいコース 16:49》 

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不安定な天候

2013-08-20 20:47:58 | 日記

晴れのち曇り時々雨。最低気温21.1℃、最高気温28.1℃。

今日も不安定な天候が続く。強い日差しと急激な雨、くるくると変わる天候にすっかり日和見となり、結局、また、夕方の散歩となった。散歩の途中でぽつぽつと雨が降り出したものの、その後雨は止んでいる。

                         

                                   《大沢口 17:10》

                         

                                《ふれあいコース 17:12》

                         

                              《自然ふれあい交流館 17:33》

                         

                              《ふれあいコース 北西の空 17:20》

                         

                             《ふれあいコース 東南の空17:20》

今日は全道各地で激しい雨や落雷に見舞われ、北見市や大空町などで100世帯余りが停電(午後5時半現在)、JR釧網線普通列車に部分運休や遅れ、JR石北線では一部区間で一時運転見合わせ、釧路・羽田間の欠航などの被害が生じていたようだ。(NHK午後6時台のテレビニュースから)

                         

                         

                         

                         

                            

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野幌森林公園

2013-08-19 19:29:10 | 日記

晴れ時々雨。最低気温22.1℃、最高気温31.0℃。

今日は北海道としては蒸し暑く、この地としては八月に入ってから初めて30℃を超える真夏日となった。午後、急に雨雲が立ち込め、猛烈な雨が降ってきた。昼間なのに夕立?などと思っている間に晴れて、再び強い夏の日差しが戻ってきた。暑さを避けて、やっと涼しくなってきた夕方、散歩に出かけることに・・・・。野幌森林公園、大沢コースではやっとキツリフネに出会えた。その後、ふれあいコースを歩く。久しぶりに、美しい形の雲を見ることができた。雷が遠くで鳴っていた。

我家に近づく頃、ぽつぽつと雨が降り出し、玄関のドアを閉めたとたんにバケツをひっくり返したような大粒の雨が降り出した。ずぶぬれにならずに済んだのは、「運」が私にまだあった・・・・ということなのか。有難いことです。

                         

                                  《大沢口 17:08》

                         

                                 《大沢コース 17:09》

                         

                                 《ふれあいコース 17:19》

                         

                                 《ふれあいコース 17:20》

                         

                                《ふれあいコース 17:21》

                            

                                   《ふれあいコース 17:21》

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「石山緑地」という不思議な空間

2013-08-18 20:51:32 | 日記

雨のち晴れのち雨。最低気温22.8℃、最高気温27.8℃。

朝から断続的に強く弱く雨が降り続いていたが、10時頃から晴れ間がのぞき始め、かと思う間もなく強烈な日差しが戻ってきた。洗濯物を干すと、みるみる乾く。午後、この明るい日差しに誘われて、札幌芸術の森方面にある「石山緑地」という公園に長男と出かけた。

蝉が時雨れる緑地に忽然と現れたのは、古代ローマのコロセウムを思わせる円形劇場風の光景。空の下にはむき出しの岩壁が表情豊かな背景をなしていて、一瞬、ここが日本というより、異国の地に降り立ったような錯覚に陥った。この感覚はわりあい心地よく、開放感を味わえるものだった。

ここからさらに奥に進むと、これまた、不思議な空間に出会える。傾いた方形のオブジェがランダムに配されていて、私にはその姿が廃墟のように映った。これらのオブジェは道内在住彫刻家達の発想を取り入れたものという。

「石山緑地」は支笏湖に向かう国道453号沿いに位置し、この、異国の遺跡を思わせる景観などを持つ“南ブロック”と展望台やテニスコートなどを持つ”北ブロック”からなる公園とのこと。特に南ブロックは、札幌軟石の石切り場跡として「ふるさと文化百選」にも選ばれたそうだ。なるほど・・・・・。住所は札幌市南区石山78。以下の写真は”南ブロック”から。

                            

                           

                           

                                               

                           

                     石山緑地施設案内図

                                     「石山緑地」施設案内(藻南公園管理事務所HPから)

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「ひょうたん島 文化財に」という記事

2013-08-17 18:03:31 | 日記

曇りのち雨。最低気温22.2℃、最高気温2.6℃。

井上ひさし氏が脚本を手掛けていた「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった蓬莱島が大槌町の文化財に指定されたそうだ。岩手県大槌町の英断にホッとする方たちが全国にも大勢いることだろう。東日本大震災で被災した蓬莱島は、震災時、津波で灯台(国の所有)や神社の鳥居が破損したものの、社内の弁財天像は奇跡的に助かったという。このあたりも何か人知を超えたものを感じないわけではないが・・・・・。島の元所有者の大槌漁業協同組合が破綻したことで、第三者の手に渡らないようにとの思いがあったようだ。漁協が破綻したことは切ないけれど、「町民の心のよりどころ」蓬莱島は確保できて良かったと思う。

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