透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

長雨記録の六月

2014-06-30 22:19:29 | 日記

晴れ。最低気温16.2℃、最高気温26.5℃。

今日で六月が終わります。初旬の暑さ、その後には雨の日が続き、札幌では58年ぶりに連続降雨日数が15日間となり、1876年(明治9年)の観測開始以来、最長の記録となりました。その後、天候はやや回復したものの、爽やかな風と光を感じることがずいぶん少なかった印象となりました。

とはいえ、こうした環境の中でも、花は咲き、草は青々と茂り、木々の緑は冴えていつものように美しい姿を見せてくれました。美しい北海道の六月です。明日から七月、気温は高くなるという予報で、いつもなら、夏の暑さも嬉しく感じるところなのですが・・・・・・。いつもの七月とは違う七月となりそうで・・・・・。

            

                                   《サロマ湖  2014年6月29日9:55撮影》

 

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『幼児期ー子どもは世界をどうつかむかー』その3

2014-06-29 10:21:28 | 日記

 岡本夏木著の岡本夏木著の『幼児期ー子どもは世界をどうつかむかー』(岩波新書、2005年5月20日・第一刷発行、2010年7月15日・第10刷発行)岩波新書、2005年5月20日・第一刷発行、2010年7月15日・第10刷発行)から。

「せめて子どもを・・・・・」

……中略・・・・・・・日本の場合、その危機はあえて言えばバブルやIT革命などに代表される「恵まれすぎ」がもたらした人間疎外に起因して、それがさまざまな形で子どもを追い詰めている姿とも言えます。これに対して広く世界では、無数の子どもが貧困と飢餓と病苦に苦しんでいます。また大義の名の下に使用される大量殺戮兵器の犠牲として、日々子どもの生命が奪われています。

このような子どもに対して、おとなはどう責任をとるべきなのでしょうか。

有史以来、人間が人間を食べ、自分もまた人の肉を食ったとの想念にとりつかれ、やがてまた自分も食われようとしていることにおそれおののく男が、最後に言います。人間を食ったことのない子どもは、まだいるかしら?せめて子どもを・・・・・・・(救救孩子・・・)(魯迅、竹内好訳「狂人日記」『魯迅文集』第1巻、筑摩書房)

2005年頃に書かれた本書では、日本の場合の社会的・文化的に現在に置かれている幼児の危機として「恵まれすぎ」た人間疎外を挙げていますが、2014年を境にしたこの先は「貧困と飢餓と病苦」や大義の名の下に使用される大量殺戮兵器の犠牲」となることもありえるのでしょうか。

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『幼児期ー子どもは世界をどうつかむかー』その2

2014-06-28 20:44:59 | 日記

雨のち晴れ。

昨夜から空が雲に覆われ、明け方は静かに細かな雨が降っていた。最低気温は19.2℃と高めで推移したようだ。空が雲で蓋をされた状態だったからだろう。

岡本夏木著の岡本夏木著の『幼児期ー子どもは世界をどうつかむかー』(岩波新書、2005年5月20日・第一刷発行、2010年7月15日・第10刷発行)岩波新書、2005年5月20日・第一刷発行、2010年7月15日・第10刷発行)から。

 しかも重要なことがあります。たしかにおとな文化と子ども文化は、おとなと子どもがある限り併存し対立し合ってゆきます。しかしそれが外的に併存対立するだけにとどまらないところに、人間の発達の根本があります。つまりおとなは自己の内にかつての幼児期を内在させてゆきます。……略・・・・・・自己の中に確固とした対抗文化を抱いて、現在の社会文化に対処しながらその成員として生きてゆくこと、これはいたって困難なことではありますが、現在の社会を常に人間的に批判し、自己を人間的存在たらしめてゆく視座として、私たちの中に働き続けてくれるはずです。

 幼児期の空洞化は、その子が将来、内にはらんで生きるべき対抗文化がきわめて貧弱なまま、ますます困難化する社会的現実にさらされることを意味します。今こそ幼児期の再建をと願うのはそのためです。そして、自己のうちに対抗文化としての幼児期を内在させたおとなが、幼児を単に政治的、教育的対称として扱うだけでなく、ともに一つの同じ時代を手を組んで生きている共同者として交わるところから出発することが、今ほど求められる時はありません。

この本の初版から9年目の今年、子ども時代を根こそぎ失いそうな状況に舵が切られようとしている。おとなが自己のうちにおとな文化に対する文化としての幼児期を内に持つことで、人間的存在としての自己を見つめなおすことができる。幼児期を豊かに過ごすことができる社会環境を整えるのがおとなの仕事であろうに・・・・・・・。

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「ぼくは6つになった」

2014-06-27 21:21:39 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温16.9℃、最高気温24.9℃。

子どもの頃のことをしっかり覚えているわけではない。断片的に思い出す切れ切れの事柄が、一体いくつの時のことかもおぼろげだ。記憶がしっかりしてくるのは小学校入学の頃からだろうか。

この、本人にはおぼろげな乳幼児期にどのような過ごし方をしたのかが、実はその後の人生に大きな意味を持つということが分かってきている。信頼できる大人に支えられて、子ども時代には子ども時代にふさわしい過ごし方をすることが望ましいそうだ。

『くまのぷーさん』の作者、A・A・ミルンは幼児期の子どもの思いをほのぼのとした言葉で綴っている。普通の大人は子どもの頃の心を忘れてしまうことが多いけれど、稀に覚えている人がいて的確な言葉で伝えてくれるのは本当に嬉しい。できるならば私も「ありったけ おりこうな」6つでいたかった・・・・。

A・A.ミルンの詩集『いま、わたしは6才』(「Now We Are Six」)(訳 周郷 博)

「ぼくは6つになった」

1つのときは なにもかも はじめてだった

2つのときは ぼくは まるっきり しんまいだった

3つのとき ぼくはやっと ぼくになった

4つのとき ぼくはおおきくなりたかった

5つのときは なにからなにまで おもしろかった

いまは6つで ぼくはありったけ おりこうです 

だから いつまでも6つでいたいとぼくはおもいます

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今日の卓上四季から

2014-06-26 16:42:08 | 日記

晴れ。最低気温13.1℃、最高気温25.5℃。

昨日は柄にもなく、5時起きしてサッカーを見た。私はそれほどのスポーツ愛好家でもなく、身体を張って応援する熱さを持っているわけでもない。そのような私が野球やサッカーを見て、楽しいと感じるようになった。きっと、あまりにもルール違反と映る事柄が多い現実から逃避しようとしているのかもしれない。ルールをきちんと守り、力いっぱい技を磨きつつ闘い、勝敗がはっきりしているスポーツは見ていてスッキリする。応援しているチームが勝利する時はことさらに・・・・・・。

それはそうと、変に早起きした昨日は一日中、頭がぼんやり気味だった。曖昧模糊とした頭ながら、日本代表のサッカー選手たちはよく頑張ってくれたものだと思った。でも、新聞や週刊誌などは、いろいろ否定的なことを書くのではないだろうかという思いが頭をよぎった・・・・・・・。

しかし、今日の北海道新聞のコラム、卓上四季を見てホッとした。

選手の皆さんは様々な重圧の中、私たちに世界の中の日本の立ち位置を知らしめてくれました。それは誰にでもできることではなく、選ばれた皆さんならではの役割だったのだと思います。私たちは皆さんの姿を通してたくさんのことを学ばせて頂けたのです。ありがとうございます。そして、堂々と日本に帰ってきて下さい。

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「誠実なる他者」

2014-06-25 22:17:22 | 日記

晴れ。最低気温12.9℃、最高気温24.8℃。

温泉に行くと心身共にリラックスできることもあり、今日も地元の温泉にでかけた。お母さんとやってきた3歳くらいの男の子は小さな青いプラスチックのコップの口を逆さにしてお湯の中に入れては上げを繰り返していた。きっと、入れた後にぽこっと泡がでてくるのが面白いのだろうと思った。タオルに少し空気をいれて水面にくぐらせると細かな泡がしゅーっと吹きあがってきて、楽しかったのを思い出す。あの男の子は他にも何か不思議な気がして、実験をしていたのかもしれない。お母さんが、取り上げずに見守ってあげていたのでホッとした。

幼児期には幼児期にしかできないことをしてほしいと思う。これまで、何度か読み返している本に、岡本夏木著の『幼児期ー子どもは世界をどうつかむかー』(岩波新書、2005年5月20日・第一刷発行、2010年7月15日・第10刷発行)がある。この中で「誠実なることばの基盤は、幼児期に築かれます。」とあった。そのためには「誠実なる他者」の存在が不可欠だと。

「誠実なることば」とは「他者に向けて語りかけながら、そのことばが、より強く本人自身に語りかけることば」であり、「子どもが自己の内的世界を作っていくのは、誠実な対話の相手のことばがまず自分のことばとして取り入れられ、さらにそれを通して相手の人そのものが自分に取り入れられることによ」るのだと。だから、対する相手がどういう人間かということが、子どもの内的世界、さらには人格の形成の中核に深く影響を与えることになると。 誠実な人、誠実な他者と接する機会をどれだけ持つかが、幼児期に限らずその後の生涯においても重要だと述べている点が印象深い。

さらに、続きがきっちりしている。「幼少期から自分に取り入れる対象として、権威をもってしか人に語りかけない人、他者を律するに道徳を説きながら、自己を律する良心をもたぬ人しか周囲にもたずに育つ場合、どういうことばを使う人間ができてゆくのか、先にあげた社会の指導者を自認する政治家や道徳論者たちの姿が浮かんできます。しかも誠実なることばの基礎となるべき人間関係と言語環境が、時代とともに侵蝕されていることが危惧されます。 ことばの乱れ論や、ことばのしつけ論も、それに先立つ、こうした幼児期からの『誠実なる他者』の存在に目を向けるところから出発し直すべきでないかと、切に思います。」と。2005年初版のこの本もまた、いぶし銀のような光沢を放っている。

 

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「良い先生」

2014-06-24 20:53:58 | 日記

晴れ。最低気温13.4℃、最高気温23.7℃。

晴れの一日となる。久しぶりに朝から日が射してまぶしいくらいだ。先日から気が向いた時に読んでいた本がある。詩集とエッセーが収められている『茨木のり子集 言の葉2』という文庫本だ。

詩もエッセーも読んでいてハッとさせられるものが多い。エッセーの中の「ハングルへの旅」に尊敬すべき師について書かれたところがあり、強く印象に残った。良い教師には二つの相対するタイプが両極をなし、その間につまらない教師がいるという指摘が鋭い。このエッセーの初出は1986年6月、朝日新聞社刊の『ハングルへの旅』。28年前に書かれたこのエッセーは今でも新鮮だ。

「・・・・・良い先生には二つのタイプがある。一つは金先生のように、教えることが純粋な喜びであり、生徒の可能性をひっぱり出し輝かせることを無上の喜びと感じるタイプ。もう一つは、教え方はなってないが、自分自身なんらかの研究テーマを持ち、その真摯さや生き方の分厚さが、言わず語らず生徒の畏敬を集めるというタイプ。この二つを対極として、中間につまらない教師がいっぱいいるということだろう。」

金先生とは茨木のり子さんの韓国語の先生で、在日韓国人。NHK国際局勤務のアナウンサーで、海外向け韓国語の放送を受け持ち、早稲田大学語学研究所、アジア・アフリカ語学院でも教えていたという方。

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ミヤコワスレ

2014-06-23 21:57:49 | 日記

晴れ。最低気温13.9℃、最高気温20.4℃。

今年も我家のミヤコワスレが満開を迎えた。六月初旬の高温、その後の低温、長雨にかかわらず、美しい佇まいで咲いている。

「ミヤコワスレ」について『花の名前の手帳 春編』(夏梅陸夫著)には、以下のように記されていた。

「学名:Gymnaster Savation/別名:アズマギク、ミヤマヨメナ/漢字名:ミ都忘れ/原産地:日本/開花期:5~6月/花茎:2~3センチ/高さ:30センチ位/花色:濃紫、紫、桃、濃赤紫/品種:有/メモ:茶花としての需要が多い花で、徳川時代から栽培されているために品種が多く、高性種、わい性種がある。」

ミヤコワスレについては昨年も書いているので今日はこの辺で。  昨年のブログはこちら。

                                                                                          

                                        《我家のミヤコワスレ》

                              

                              

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卓上四季

2014-06-22 21:11:10 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温8.7℃、最高気温24.3℃。

本日付の北海道新聞卓上四季ではこのコラムの執筆担当者が今日で担当を終えるとありました。文学、芸術的な切り口で、今の政(まつりごと)の在り方に異を唱えていたこのコラムはポラリスのごとき存在でした。日々、限られたスペースの中で、4年間もの長きにわたって書き続けられたこと、本当にお疲れ様でした。

  

  

 

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夏至

2014-06-21 21:10:40 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温13.0℃、最高気温19.4℃。夏至。

朝方はどんよりした空模様だったけれど、日中になり、久しぶりに青空が戻ってきた。ふれあいコースから百年記念塔を経由して大沢口までを散歩する。エゾハルゼミが鳴いていた。以前より鳴き声は弱まっていたものの、お経のようなエゾハルセミの合唱に心が落ち着くようだった。

今日は夏至ということで、明日から、昼の時間が短くなるのかと思うが、今一つピンとこない。6月5日頃から日照時間が一日1時間足らずの日が続いていて、昼間が長くなっていたのに気づかなかったからかもしれない。気づかないうちに暗くなるのが早まっているという現象は怖いことだ。

                

              《百年記念塔付近の野原にはコウリンタンポポの向こうに夏至の日の青空が広がる。平和は1番。》

                          

                                    《ふれあいコース》

                          

                                     《ふれあいコース》

                          

                                《フレアイコース コウリンタンポポ》

                          

                                        《大沢口》

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今時のCG

2014-06-20 21:33:42 | 日記

曇り時々晴れ時々雨。最低気温13.4℃、最高気温18.2℃。お仕事。

7時から民放テレビでブラジルで開催のサッカーワールドカップの日本対ギリシャ戦を見る。昨日、民放で今日の試合をCGで予測していたが、その出来具合の見事なことといったらなかった。選手の動きがリアルなのにも驚いたけれど、ゴールした後の表情のアップまで映し出されていて、バーチャルな世界とは思えないほどの出来栄えだった。試合結果は日本が勝つというもので、この良いイメージが現実になることを願ったのだったが・・・・・・・。

残念ながらドローとなったものの、決勝への望みはわずかながらまだあるとのこと。私の心配はこの試合の結果を引きずってくるのではないかと思う面々のことだったが、杞憂だった。まあまあ皆さん元気そうだったのでホッとした。

それにしても、あのCGの技術を事例紹介などに活かせたなら、より理解が深まるだろうなどと思った。

 

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札幌は14日間連続の雨

2014-06-19 21:31:53 | 日記

曇り時々晴れ一時雨。最低気温14.7℃、最高気温19.0℃。

わが町大麻は札幌まで電車で15分のところにあるのだけれど、札幌市とは気温や天候が微妙に異なる。今日は朝方と昼頃にちらっと雨が降った程度で日中は晴れ間が広がってきた。

札幌市はというと、今日で14日間、連続して雨が降り続いたそうだ。(北海道新聞本日付夕刊)六月にこの記録は58年ぶりだという。6日から18日までの日照時間は平年値82.4時間に対して12.9時間とのこと。13日間にならすと日が照っているのは一日1時間に満たないことになる。58年ぶりの長雨も日照時間が平均値をかなり下回っていることも、異常なことなのだろう。天候状態も不穏だ。

午後から野幌森林公園を散歩する。

                          

                          

                          

                          

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「難しい熊との共生」の記事

2014-06-18 19:52:28 | 日記

雨のち曇り時々晴れ。最低気温14.0℃、最高気温20.9℃。

私の故郷、網走市の潮見の住宅付近で、ここ数日、熊の目撃情報が相次いでいる。今まで、この辺りで熊を見かけたという話は聞いたことがなかったので、どうしたのだろうと思う。昨日の北海道新聞日刊紙オホーツク北見版に「難しい熊との共生」というコラムが掲載されていた。宮沢賢治の「なめとこ山の熊」という作品に触れつつ、熊との共生の難しさに言及していた。

熊に罪があるわけでないことは自明のことなのだが・・・・・・・。単に殺処分する以外に知恵を絞りに絞って、熊との距離感を保てるような方策を見いだせないものなのだろうか。

                      

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雨の心

2014-06-17 19:26:28 | 日記

雨のち曇り時々晴れ時々雨。最低気温13.7℃、最高気温20.6℃。

午前、野幌森林公園を散歩する。雨が降り続き、北海道は梅雨模様となっている。雨が上がったすきをねらうように散歩に出かけると、野幌森林公園の大沢コースに2人の若い先生と園児たちがそれは楽しそうに散歩していた。ちっちゃな長靴がじゃぶじゃぶと水たまりに入っていく。子どもたちの明るい声が森に響く。そういえば、子どもは水たまりが好きだったなーと思う。こんなふうに、雨が作った水たまりではしゃぐ子どもがいて、その声に心が軽やかになる大人がいる。

雨の日は何かとマイナーな面が多いのは事実だけれど、楽しい面もあることを忘れないでおこう。あの子どもたちの元気な様子を見たならば、雨の心も少しばかり晴れるだろう。

                            

                            

                            

                            

                            

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北海道神宮例祭(札幌まつり)へ

2014-06-16 21:23:27 | 日記

曇りのち雨。最低気温13.9℃、最高気温20.0℃。

この度、初めて、北海道神宮例祭(札幌まつり)へ家人と出かけた。6月14日から6月16日までで、最終日の今日は神輿渡御があり、午前9時から約7時間をかけて札幌中心街を14.8Kmのにわたって行進するとのことだった。札幌駅南口を出たところで、ちょうど駅前から大通へ向かう一行と出会った。神輿や山車などと共に総勢約1400人からなる大行列は、規模の大きさで圧倒された。贅を凝らした神輿や山車が、笛や太鼓と共に平安から明治までの各時代の装束に身を包んだ人々と次々に通り過ぎていく。まるで絵巻物を見ているようだった。幼いころに見た故郷のお祭りを思い出しながら、心が華やぐのを覚えた。お祭りは良いものだ。賢治さんもお祭りが好きだったようだが、分かる気がした。

                               

                              

                              

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