透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

さようなら・2020年

2020-12-31 22:33:48 | 日記

晴れ。最低気温−22.0℃、最高気温−7.2℃。

 最低気温が氷点下22.0℃と冷えこんだ大晦日。夕方、ふれあいコースから久しぶりに百年記念塔を眺めてきました。

 コロナ禍で始まり、コロナ禍で終わる今年一年。いろいろなことが頭の中を巡っています。ただ一つ言えることは、今、私がこの一年を無事に終えることができるのは、様々な方々のお蔭だということです。本当にありがとうございました。

「なんでも妙なことにぶつかったら、笑うってことがいちばん賢い。」と本にありました。(『いい言葉は、いい人生をつくる』斎藤茂太著)深い意味をとらえきるのは難しいですが、笑うことなら私にもできる気がしています。

いよいよ今年もあと残すところ、1時間半を切りました。新しい年が皆様にとって良いことで満たされますように・・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小晦日(こつごもり)の満月に寄せて

2020-12-30 19:59:59 | 日記

雪のち晴れ。最低気温−15.2℃、最高気温−5.9℃。

 師走もついにあと1日となりました。

 今日は小晦日(こつごもり)ともいうのだそうです。大晦日を控えた本日の満月には何がしかの意味付けをしたくなる気がします。自然現象なだけで片付けられないような・・・・。

 それはともかく、満月の穏やかで優し気な丸い顔を見ていると、今年1年のあれやこれやの些末な愚痴を吐き出してみたくなります。コロナで思うように外出もままならず、自主規制を自分に課して、札幌大通り付近に足を運んだのは3月以降ゼロです。JRに至っては今年3月に1度利用したきりです。特に用事もなく臆病なだけだったとも言えますが・・・・。

 さて、少しすっきりしたところで静かに思い返せば、今年も周りの人たちに助けられることが多かったと感じないわけにはいきません。黙って差し出される優しさにぬるーっと乗っかっていたばかりで、なんと身勝手だったことかと反省もしきりです。

 また、私の拙いブログを見て頂いた皆様にはコロナ禍にあってはなおのこと力づけられることが多かったです。本当にありがとうございました。(満月を見ていて、つい前倒しに・・・。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師走のぼんやりした光の中で

2020-12-29 19:40:08 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温−11.5℃、最高気温−2.4℃。

 師走も残すところあと2日。今日は筑前煮を作りました。

 午後から駐車場に車を止めて、大沢口付近を昨日と同じように散策。なかなか、膝の具合が良くなりません。

 ところで、新聞の「卓上四季」にこの国の師走に催されることが多いべートーベンの第九が取り上げられていました。コロナ禍にあってっては、例年以上に、第九の「試練の先に『歓喜』を」の意味をかみしめたくなります。

 「新北のうた暦」では「この国の芥の溜り」から始まる短歌に田中綾氏の解説が寄せられています。最後に「カラスは常に、人の世を凝視しているのだ。」ときっぱり。曇りない目で何もかもしっかり見ているカラスが一羽くらい居てもおかしくないかもしれません。

 今日はこのままいけば、風もなく穏やかなままに過ぎていきそうです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

師走の空

2020-12-28 19:40:20 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温−8.2℃、最高気温−0.5℃。

師走も残すところあと3日となりました。

明日から、大晦日の食卓をささやかながら整え始めようと思っているところ・・・・・。

おせちの食材などを買い終え、帰り途に車窓から眺めた空です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野鳥を眺めていたら

2020-12-27 20:37:17 | 日記

晴れ。最低気温−7.3℃、最高気温−2.3℃。

 師走も残すところあと4日です。

 車を野幌森林公園大沢口の駐車場に置いて、付近を少し歩いてきました。

 昨日と変わらないようで少し違う風景は定点観測の妙味かもしれません。

 今日は鳥の姿を見かけました。鳥がさえずっているのをただ眺めているだけで、ふっと心が軽くなっているのを感じました。木に止まっていたので、もとよりソーシャルディスタンス。飛び去るまでのわずかな時間でした。

 人とのソーシャルディスタンスに馴染んだつもりでいたのですが、知らないうちに心が硬くなりかけていたのかなと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野幌森林公園・大沢コース立ち入り禁止へ

2020-12-26 19:56:39 | 日記

晴れ時々雪。最低気温−7.3℃、最高気温−4.0℃。

 

 日中も気温が上がらず氷点下のままでした。

 大沢口から数百歩の所に分岐点があり、桂コース、エゾユズリハコース、大沢コースへと向かうことになるのですが、大沢コースは森林作業中につき立ち入り禁止となっていました。

 今日は冷え込みが厳しく、膝も今一つなので、分岐点まで歩いた後、大沢口の駐車場へ引き返しました。

 さて、師走も残すところあと5日。

 我家では忙くなる時の食卓に、登場する回数が増えるものです。北海道新聞のまなぶんクイズにその由来を訪ねてみました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『クリスマスってなあに?』

2020-12-25 17:55:16 | 

曇り時々晴れ。最低気温−7.2℃、最高気温−0.3℃。

 マックス・ボリガー文 

 ジョヴァンニ・マンナ絵 

 らんぱると・あつこ訳 


 この絵本は「あるところに、遠い国から来た女の子がいました。」で始まります。女の子はちぢれた髪の毛で、こげ茶色の肌をしていました。アッシアという名前であることが絵本の中ほどで明かされます。彼女の国ではクリスマスとは違ったお祭りがありました。

 アッシアは戦争が起きている国から逃れてきたのです。その国では食べ物が足りないだけではなく、多くの人たちがひどくいじめられて苦しんでいました。クリスマスが何かを知らないアッシアは難民の子なのでした。

 クリスマスとは何か?

 アッシアの先生は古い聖書のお話を子どもたちに聞かせるのが自分のクリスマスと言います。そして、「へいわを、わたしたちにはこんで来てくださるイエスさまが、お生まれになった時のお話。クリスマスのお話よ。それはね・・・」と続けていくのです。

  では、アッシアにとってのクリスマスとは何だったのでしょうか。絵本は彼女の次のことばで締めくくられていました。「わかったわ!クリスマスがなにか。クリスマスって、みんなにとって、よろこびの時!」

 さて、私にとってのクリスマスは・・・・、優しい気持ちを取り戻せる特別な日かと・・・・・。ゆえに今日一日は、雪にも寒さにも負けず、欲を捨て、決して怒らず、静かに笑って過ごし終えるのです。

優しい表情の夕空

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『イーハトーブセンター会報 第61号・つきみそう』届く

2020-12-24 15:57:51 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−2.6℃、最高気温5.0℃。

 「宮沢賢治学会イーハトーブセンター会報 第61号・つきみそう」がお昼頃、届きました。

 この度は萩原昌好氏が「宮沢賢治学会イーハトーブセンターについて」と題するエッセイを寄稿されています。センター創立30周年を記念するこの文には宮沢賢治記念館創立時のエピソードがリアルに綴られていました。記念館を創るので参加するようにと清六さんから電話で呼び出され、作業を手伝ったことから学会設立のメンバーとなり、第4代目の代表理事になったことなど。また、学会の命名には固執し、結果、「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」という「長たらしい名称になった」と。その意図は記念館も学会も単に研究者だけのものではなく、誰でもが平等に賢治精神を語る場であることとの主旨からだそうです。

 不覚にも学会名が「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」という長ったらしい名称だったことと、そう名付けられたいきさつを初めて知ることになり、なるほどと合点がいったところです。大変興味深いお話でした。

 そして、今宵はクリスマス・イブということもあり、本日の「卓上四季」を。

 印象に残ったのは、バージニアという女性が8歳の時に投書した文に、論説担当記者が答える形でのせた社説の言葉です。「この世の中に愛や優しさや思いやりがあるのと同じように、サンタクロースはいるのです」

世界保健機関(WHO)によるとサンタは新型ウィルスに対する免疫があるとのこと。サンタさんには例年通りの活躍を期待できそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりに開拓の村へ

2020-12-23 19:35:16 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−5.8℃、最高気温3.1℃。

 ボランティア活動同期の友人と久しぶりに開拓の村へ。一か月半ぶりに訪れた村は雪景色となっていました。今日はこの時期としては風もなく暖かで、農村群の終点にある開拓小屋まで足を運ぶことに。

 雪上に残された足跡が所々にあり、それらの足跡から、厳しい寒さの中で逞しく生きている動物たちの息遣いが感じられました。足跡の主を学芸員さんに教えて頂き、なるほどと思ったりも・・・・。

 雪が降ったことで、橇の運行がまもなく始まるそうです。馬車鉄道から馬橇へと、冬場もまた楽しい乗り物体験が用意されています。

 コロナ禍が一段落して、以前のように多くの方が村を訪れて下さることを願いつつ、旧札幌停車場から駐車場へと続く緩やかな坂を下り、村を後にしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空にあるもの・飛ぶもの・走るもの

2020-12-22 18:55:28 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温−6.2℃、最高気温0.7℃。

月齢7.4の月

北海道新聞

 夜空を眺めていると月が顔を出したり、隠れたりを繰り返していました。あたかも雲が舞台の幕となっているかの様です。

 空から視線を戻して夕刊を手に取ると、「空飛ぶクルマ」のコラムに目が留まりました。クルマが空を走るというのでSFの世界かと思いきや、かの吉村知事が23年の事業化を目指すとのこと。「大阪は『やってみなはれ』の精神」で「新しいことにチャレンジするのが大阪」と語り、25年に開催予定の大阪・関西万博を見据えているようで楽しみなことです。

 空を飛ぶのは飛行機やヘリコプターだけではないという発想は以前にもありました。私の記憶にある中の一つは宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』の汽車です。飛んでいたのではなく走っていたと表現していたようですが。他に宮崎駿さんの「となりのトトロ」の猫バス。

 こういうロマンに満ちた発想がいろいろあってほしいし、その中から実現できるものがあればなおのこと素敵なことです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬至・2020

2020-12-21 20:31:52 | 日記

曇り時々雪時々晴れ。最低気温−19.1℃、最高気温−2.8℃。

冬至の夕暮れ

 最低気温が氷点下19.1℃は手元の記録によれば、今季最低だと思います。最高気温も氷点下2.8℃で真冬日となりました。

 ところで、昨日の大量の雪は冬至のお膳立てだったのでしょうか。あっという間に雪国の面目を取り戻したかのような、雪の山。そして、今日は厳しい寒さの一日となりました。

 冬至は一年のうちで最も昼間の短い日。明日からは、日が少しずつ長くなっていきます。当地ではこれから冬本番の寒さとなるので、真冬のほんの入り口にすぎないのですが、光の輝きが戻ってくるのはコロナ禍にあって、モチベーションを下支えしてくれそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大量の雪が降った日に

2020-12-20 18:57:24 | 日記

雪のち晴れ。最低気温−12.3℃、最高気温−6.2℃。

7:50

13:00

14:25

15:52 晴れ間がのぞく

16:05 月齢5.4

 朝から降り始めた雪は夕方まで止むことなく積もり続け、約65cmになっていました。

 向かいの物置の屋根に積もった雪が本日の積雪量。玄関前の車道は除雪ができないままなので、今のところ車が通れない状況です。

 足の具合も今一つなので、除雪の輪には加わらず仕舞いの大量の雪の日でした。

北海道新聞夕刊 2020年12月19日付け

 ところで、雪から月と空繋がりでということで、多少強引ですが、はやぶさ2の次の目的地・「1998KY26」が写っている記事をアップします。 

 「1998KY26」はリュウグウの径900㍍から比べると径30㍍と30分の1の小ささなので、地球からの観測は難しいとされていたようです。が、10日午後9時過ぎ(日本時間)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が観測を依頼していた国立天文台のすばる望遠鏡(米ハワイ島)で撮影に成功したとのこと。現在、地球から7千万㌔まで近づいているためで、チャンスをものにしたのですね。

 はやぶさ2の次の目的地を写真で見ることができて、詳しいことはよく分かりませんが嬉しい気分です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「397年ぶりに大接近の木星と土星」の記事

2020-12-19 20:24:55 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温−8.5℃、最高気温−4.5℃。

北海道新聞 2020年12月18日日刊紙

写真と文は小松巧氏。撮影は17日午後6時、釧路管内白糠町恋問海岸にて。


「木星土星と蜜月」

 日没後の南西の空で木星と土星が寄り添うように輝いている。17日の両惑星の間隔は、地球から見て満月の直径と同じほど。21から22日には、さらにその4分の1まで縮まり、まるで小さな星のように見えそうだ。

 釧路市こども遊学館によると、木星と土星は約20年ごとに接近するが、距離は毎回異なる。今回と同程度に近づいたのは1623年(元和9年)。397年ぶりの自然現象で、これと同程度に近づくのは60年後の2080年になるという。

 17日夕、釧路管内白糠町恋問(こいとい)海岸では暗くなるにつれて両惑星が見え始めた。少し南で三日月も“共演”し、にぎやかな空に。午後615分ごろには相次いで太平洋を隔てた日高山脈の方向へ沈んでいった。

 同館の天文担当、矢嶋耕治さんは「日に日に距離が変わるので毎日観察するのも面白い。低い空にあるので南西に開けた場所で観察してみて」と呼びかけている。

  以上、記事の内容です。


 美しい写真に魅せられました。地上から空へ目を向けていくとこのような星や月の共演にも出合えるのですね。

 直に見ることが叶わなくても、この写真で397年ぶりという木星と土星が近距離で隣り合っている場面を確認できました。おまけに三日月まで共演し、さらに、浜辺の水面には三日月が映り込んでいます。静かで幻想的な雰囲気が漂う一幅の絵のようだと思いました。 

 最後にこの天体ショーの4つの注目ポイントの受け売りです。

    (仙台市天文台コンセプトから)                  

 ①江戸時代以来、397年ぶりの大接近である。

 ②原理的には肉眼でも見分けられるが、1つの星のように見える可能性もある。

 ③大接近当日だけでなく、接近していく様子も観察すると一層楽しめる。

 ④肉眼でも望遠鏡でも楽しめる。

            

我家から今日の月・月齢4.4(16:11撮)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道立図書館へ

2020-12-18 20:29:14 | 日記

曇り時々晴れ時々雪。最低気温−10.7℃、最高気温−0.3℃。

朝の空模様

 今日の朝の空は全体が薄桃色でした。大雪の降る前触れのように思えたのですが、雪はさらりと降っただけ。

 午後から、桜木紫乃さんの本を借りに、北海道立図書館内の北方資料室に足を運びました。桜木さんは当地にお住まいで、この度はホテルローヤルが映画化されるなど脚光を浴び、テレビ出演や北海道新聞にも度々登場されています。この状況では桜木紫乃さんの本は貸し出されて、本棚にはないかもしれないなどと思ったのですが、幾冊が残っていました。本日、借りてきたのは『氷平線』です。

 他に北海道出身の作家、小檜山博さんのコーナーにも目が留まりました。極貧(本人も自称している)生活をあからさまに綴っている文章から立ち上る迫力は他に類を見ないほどで、しかも本質をあぶりだしていると感じています。『人生という花』『人生という夢』『人生賛歌』と、これまでに続けて3冊読み終えました。

 コロナ禍での閉じられ感のあるささやかな日常に、スパイスを与えてくれる本の力に、気づかされている今日この頃です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の野幌森林公園とイーハトーブからのゆうメール

2020-12-17 21:25:39 | 日記

曇りのち晴れ。最低気温−6.5℃、最高気温−3.4℃。

 午後から野幌森林公園大沢口へ。除雪車が入った後は滑りやすいので車で向かいました。

 いつものように森の中はホッとする何かがあるようです。今日、風が奏でるかすかな音は葉をなくした木々の枝からではなく、笹の葉を震わせているからなのでした。冬は冬ならではのメロディが森から生みだされるのでしょう。

 夕方近くに、宮沢賢治学会イーハトーブセンターからゆうメールが届いていました。コロナ禍の中で思うような活動ができない状況だったことが代表理事である安藤恭子氏の挨拶文から察せられました。本当に関係者の皆様には頭が下がる思いでおります。ありがとうございました。

この後、『Annual Vol・30』に目を通そうと思っているところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする