曇りのち晴れ。最低気温5.5℃、最高気温14.8℃。
エゾユズリハコース
森林公園内のエゾフクロウです。遠くから眺めたことはあったのですが、この度、初めて、その姿をカメラに収めることができました。
一説に名前にフクがつくところから、福につながる縁起のよい鳥とも言われています。ヨーロッパでは「賢者」「森の守り神」とも。少し、ボケた写真ですが、皆様にもご利益があることを願ってアップします。
昭和の森のカツラは太陽を背にすっくとした佇まい。この木の秘めたパワーが感じられました。
青空がいつになく綺麗に見えた、本日、正午頃の野幌森林公園です。
フクロウが縁起の良い鳥とされるわけ3点
(1)言葉の「音」や「連想するもの」が縁起がよいから
昔の人は「言霊」、つまり、音の響きや発音に込められた意味を、とても大事にしていました。そこから下記のような言い回しが編み出されました。
不苦労⇒苦労をしない
福郎・福来郎⇒福が来る
福老・富来老⇒豊かに年をとる
福路⇒幸福な人生(道)になる
(2)ふくろうは「夜目が効く」⇒「情報に明るい」
ふくろうは、夜行性の生き物なので、夜目が効きます。
そういう特徴から、「夜目が効く」⇒「世目が効く」(「世間に明るい」)と。最近は、むしろ「情報に明るい」というイメージの縁起物になっています。
(3)ふくろうは「首が回る」⇒「金運がつく」
ふくろうは、270度、くるりとよく首が回ります。「首が回らない」というのは、「借金などが多くて、やりくりがうまくいかない」という意味の慣用句。
ふくろうは「首が回る」ので、お金がなくて苦しまなくて済む、つまり金運がつく縁起物とされました。
「和の精神・日本文化を伝えるサイト」参照