甲斐甲斐しいりょうちゃん

2018年01月11日 08時25分56秒 | 日記
ママが具合が悪いから、ということを分かってて、りょうちゃんは、なんとかママの役に立ちたいと、一昨日の夜は本当に甲斐甲斐しくママの世話を焼いてくれた。

台所でちょっとしたおかずを作ろうとしたら、

「りょうちゃんがやってあげるから」

と炒める係を買って出てくれて、1本だけ収穫した巨大シイタケも、自分でバター焼してくれた。

ママを元気づけようと思ってのか、スーパーボールで遊んでくれるし、クイズを出してくれるし、自分のできることを精一杯してくれた。

それに、ジイジに買ってもらった、自分で水を混ぜたりして作るお菓子も、ママはいま食べられないから、お手伝いだけするよ、と言ったら、

「りょうちゃん、きょう、つくるのやめる。あした、ママとつくってたべる」

と我慢して、いいんだよ、楽しみにしてたんだから、作って1人で全部食べていいよ、と言っても、

「ママとたべたいから」

と、本当に食べようとしなかった。

もちろん、家の仕事は自分でやった方が早いし、調子悪くてクイズをする気分じゃないし、お菓子も食べたいわけじゃないから、遠慮しなくていいのに、とは思う。
だけど、そうやってママのためにって頑張ってくれるりょうちゃんを見てたら、とにかくありがたくて、かわいくて、本当に嬉しかった。

子どもって、いつも思うけど、なんて健気なんだろう。時々申し訳なくなるくらい、本当に健気だ。だって、お菓子のことについては、我慢なんて必要なかったんだから。
だけど、そういう気持ちが育ってくれてることが、ママとしてはすごく嬉しくもある。

りょうちゃんが、こうやってすくすく育ってくれてることが、しみじみとありがたく思った。