出産経過5: カンガルーケア

2012年06月16日 17時52分42秒 | 出産経過
長い長い陣痛を経て、やっと会えた我が子。この時の私は、無事に産ませてくれた助産師さんと、元気に生まれてきてくれた赤ちゃん、そして、長時間にわたり私を支え続けてくれた母に対する感謝の気持ちでいっぱいでした。


臍の緒がつながったまま胸に抱かせてもらい、乳首を含ませたときは、赤ちゃんがあまりに小さく頼りなくて、不安になるほどでした。身体は骨なんか全くないみたいにフニャフニャで、オッパイを吸う力もほとんどなく、ちょっとでも力を入れたら壊れてしまいそうです。


こんな小さな子が、あんなに長い長い時間を耐えて生まれてきたなんて…。

そう思ったとき、じんわりと胸が熱くなってきました。

赤ちゃんはいつの間にか泣き止み、私の胸の上で静かにしています。

その後、自分で臍の緒を切り(プラスチックみたいに固くてビックリした!)、いろいろな処置や赤ちゃんの計測が済むと、助産師さんは赤ちゃんを私に添い寝させ、何かあったらナースコールをするよう言って立ち去っていきました。

そのまま2時間ほど赤ちゃんと二人で過ごしたのですが、不思議だったのは、赤ちゃんがパッチリと目を開き、静かに私を見ていたことです。普通、生まれたばかりの頃は目が開かないと思っていたので、その黒目がちの目に、私もずっと見入っていました。


終わり。

出産経過4:生まれた!

2012年06月16日 16時06分03秒 | 出産経過
分娩室に入ったら、すぐに出産に向けて何かがあるのかと思うところが素人の浅はかさですね。実際には、またもやしばらく放置されることになりました。

私が選んだ病院では、分娩はフリースタイルで分娩室は和室。畳の上に布団が敷いてあり、その上に大きなビーズクッションが置かれているので、私はそのクッションに俯せにしがみついて陣痛に耐えていました。

そのまま2時間くらい経ったでしょうか。強い陣痛が立て続けにやってきて、足の間にジワッとした感触がありました。

破水だ!

そう確信した私は、母にナースコールで助産師さんを呼んでもらい、きっとこれで出産が進むはずと、期待していました。

ところが、診察の結果、まだ子宮口の上の方が開いていないとのこと。雰囲気的に、まだまだという感じです。

助産師さんはスクワットをするよう指示し、やり方を教えると、再びどこかに行ってしまいました。

これでお産が進むなら…。

藁にもすがる思いでスクワットをしましたが、その最中に来る陣痛の凄まじいこと。続けようと思っても、あまりの痛みに5回くらいで動けなくなってしまいました。

こうなると、私にできることはただ一つ。お腹の赤ちゃんに懇願することだけです。

冗談でなく、「お願い、早く出てきて!頑張って!」と、陣痛に堪えながら何度も何度も言い続けていました。

さて、それからさらに1時間以上が経過した夜9時過ぎ頃、助産師さんがやってきました。診察の結果は、あまり進んでいないとのこと。助産師さんに、お産を進めるためにトイレに行くよう指示され、その後、分娩室の外を一緒に歩こうとするも、痛みが激しくて歩けず、分娩室に戻って、今度は一緒に30分間スクワットをすることになりました。

正直、途中で何度も「もう無理!」と言いそうになりましたが、産まなければこの痛みから逃れられないんだよ、と自分に言い聞かせ、なんとか30分を乗り切りました。

ここで再び、助産師さんの診察を受け、そこで助産師さんが何かをしました。

あとで助産師さんは、「道をつけた」という言い方をしていましたが、具体的に何をしたのかはわかりません。

ただ、私自身はまだ生まれそうな気がしなかったのに、助産師さんが急に「出産の準備をします」と言ったのです。

それからは、あれよあれよという感じでした。

仰向けの状態で自分の両手で自分の足を抱え、「強い陣痛が来たらいきんでください」という指示に従って何度かいきみました。おそらく、10回にも満たなかったんじゃないでしょうか。

何度目かに、

「頭が出てきましたよ。触ってみて」

と言われ、手を伸ばすと、軟らかい頭と湿った髪の感触が手に触れました。

この時の驚きは、とても言葉では説明できません。だって、自分の感覚では、それまでの陣痛となにも変わらず、赤ちゃんが下りてくる感覚もなかったからです。

もうすぐ産める!

その後は何度もいきまないうちに、ハッ、ハッと呼吸するよう言われたと思うと、スルッと赤ちゃんが出てきました。出産の準備をしてから30分も経たない、夜10時33分のことでした。

赤ちゃんは、初め小さな声で一度泣き、その後、助産師さんが口か鼻の羊水を吸引すると、元気よく泣き出しました。この時の気持ちは、感動というより、大きな大きな安堵感でいっぱいでした。

…つつ゛く。

オムツかぶれにソンバーユ

2012年06月16日 13時40分39秒 | 日記
オッパイをたくさん飲むので、ウンチもた~っくさんするりょうちゃん。生まれてすぐ、病院に入院中からお尻が赤くなっていました。

まだ痛がってはいなかったけど、痛くなってしまったらかわいそうなので、退院後からウンチのオムツ交換のたびに、お尻にソンバーユ(尊馬油)を塗っています。

ウンチの量も回数も、入院中より増えていますが、オムツかぶれはすっかり完治。うっかり何回か塗り忘れて赤くなっても、塗り始めると、みるみるキレイになっていきます。

ソンバーユ、とっても優れものです。

前頭葉の発達

2012年06月16日 11時33分54秒 | 日記
前頭葉だけじゃなく脳全体が発達してるんでしょうが、生まれたときと比べると、りょうちゃんのオデコがびっくりするくらい出っ張ってきました。

生まれてからまだたった1ヶ月半ですが、いったいどれほどのスピードで成長してるんでしょうね。細胞分裂の様子を見てみたいです(笑)