奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2748)

2024-04-16 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「閏年2月の満月」について。--------

西暦2024(令和6年)は閏(うるう)年で/2月は28日に1日多い29日となる。--------

奈良県北中部/京阪神へ通うサラリーマン家族(100万人)の住むベッドタウン(大規模住宅団地)でも、2024年2月24日(土曜日)午後7時半/東のY丘陵の上には/雲一つなく晴れ渡った夜空に満月が浮かんでいる。--------

農業灌漑用のS池の畔(ほとり)を歩くと/水面(みなも)に映(うつ)る月影が/長く尾を曳(ひ)いている。----------

奈良時代の貴族の館では/満月の夜ともなれば/苑池(えんち)に舟を浮かべて/管弦の宴を催していたのだろうか。--------

旧暦の太陰暦では/閏月があり/年に13回の満月を仰いだ。勿論太陽暦でも1年は365日だから/同じく13回の満月が巡って来る。---------

“凍(い)てつく空に凍(こお)るような満月の光が射す”と云った描写が多い冬の空だが/今年の2月は、それ程に寒くない。----------

S池に姿を映した神功皇后の伝説/Y丘陵の南北に連(つら)なる高みには/神武天皇の名を冠した神武峯もある。--------

満月の真丸(まんまる)い姿を眺めると/年に13回もその機会があるにも拘(かかわ)らず/自然の美しさを思い知らされる。---------

宇宙探査の基地として/漸(ようや)くにして再び月世界が注目されてきた昨今である。アポロ計画の時代から半世紀(50年)を要したことが/不思議でもあり/それ程に困難なミッションなのだと思った。

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