ボディビルダー ゴリ高梨のゴリ日記

バナナでパンプアップ 

今回の全日本を振り返って

2017-10-11 06:51:55 | Weblog
おはようございます。

大会が終わり1日経ちましたが今回の全日本を

自分で冷静に振り返ってみました。

昨日大会の写真が出ていたので、1枚1枚自分と他の選手と

見比べてみました。

いくつかの改善点は見てとれました。

肩の張り出し、背中(広がり、厚み)は良くなっていると

自分でも確認出来ました。

ただ、当日合戸さんからもご指摘、アドバイスを頂いたのですが、

腹回りがせり出したように大きく見えており、審査の上でかなりの

マイナスポイントになってしまっていたのではないか、と感じました。

合戸さんからはこう言われました。

「髙梨君、デカいよ。デカい。ただ何か良くないんだよな。

腹回りだな。腹回りをもっと絞ったほうがいいな。

腹回りが締まれば、上(上半身)は大きいからもっと上の順位行くよ」

合戸さんは腹筋(シットアップ)を軽めの重量(15キロ程)を抱えて

500回程行っており、それでウエスト回りはかなり締まった、と

言われていました。腹筋は回数を多めでやると良い、とアドバイスを

頂きました。

今回の全日本へ向けての戦略としては、当初(8月半ばあたりまで)は

2009年にジャパンオープンで優勝した時のバリバリの仕上がりと

同じぐらいまで持っていこうと考えていました。

ただ、全日本という大会は審査の傾向として、

より筋肉の大きさ、アウトライン、厚みが重視される、という思いが

自分の中にあり、ある程度まで絞ったらそれをキープして

最後は思いっ切りカーボアップしたほうが今の自分の良さは出るのでは、

と考え、8月半ばに戦略を修正して臨むことにしました。

実は2009年の全日本に出場した際に、パンプの時に筋肉が

ほとんど張らずに、結果それが尾を引いて予選落ちしてしまった、という

非常に苦い記憶が自分の中にあり、

”パンプして筋肉が張らない=予選落ち”という恐怖の図式が自分の中に

出来てしまっていたのです。

なので、2009年以降はしっかりカーボアップして大会に出る、

というのが自分の中では鉄則になっていきました。

ここ最近は大会当日から逆算して2日前からカーボアップを

行っていますが、加齢と共にカーボアップのやり方も変えて

いかないといけないかな、と感じています。

30代の頃はまだ消化吸収能力が今よりも高く、大量に食べても

それが腹回りに影響をあまり与えていなかったと思いますが、

40代も半ばになると、以前と同じように大量に食べると

それが胃の中に長く留まり、それが見た目に大きな影響を及ぼしてしまう

のではないかと。

これからオフシーズンに入り、バルクアップに励んでいくことに

なるのですが、来年の大会時は思いっ切って体重を73-4キロぐらいまで

落として、あまり過度なカーボアップはしないでやってみようかな、と

考えています。

(*今回の体重は最後は測っていないのですが、おそらく77-8キロ

ぐらいでは、と思います)

カーボアップする時に、以前トレーニングベルトを締めた状態で

食べこむ、ということをやってうまくいっていたので、今回も

トレーニングベルトを締めて腹回りを気にしながらやったのですが、

やはり加齢によりその効果はあまり出なくなっているかな、とも

感じました。

うーん、ボディビルって難しいですね。

まだまだ研鑽が足りませんね。

また来年に向けて頑張ります。


ウホッ

ゴリ



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