毎年カモさんが沢山渡ってくる沼に同じように毎年来るハクチョウさんがやってきました。
ほとんどがオオハクチョウさんでしたが、22羽いました。冬の間多くなったり少なくなったりします。ここにいるグレーの三羽は今年シベリアなどの北の地で生まれた幼鳥さんでしょう。長い長い距離を南に向かって一生懸命飛んできたのですね。お疲れ様でした。
ハクチョウさんは家族単位で行動するらしいので、ここにいるのが一家族なのかもしれませんね。大きさは親とほとんど変わりないのですが、どことなく可愛い感じがするものですね。
他のカモさん達もたくさんいました。またそれぞれ登場させますね
前出のバンさんと同じ池にいたバンの幼鳥さんです。いた場所は全く離れていたのですが、きっと同じ家族なのでしょう。嘴の赤もまだなくてちょっと地味な水鳥さんだったので、何か分かりませんでした。もちろん見たのは初めてでした。とても特徴的な尾羽の左右の白い所が目立つ鳥さんで、調べてみたらバンの幼鳥さんのようでした。親鳥とは姿がちょっと違いますね。
親と全く同じ鳥さんもいるし、色が違う鳥さん、見かけがちょっと違う鳥さん・・いろいろいて面白いですね。
額と嘴の赤いのがとってもよく目立つバンさんです。
同じ種類で嘴が白く少し大きめのオオバンさんに比べると見かけることが少ないような印象があります。
この時は雛を連れていて餌を与えたりする姿も見られたのですが、刈り取られて枯れた葦のすきまに見え隠れする程度しか出てきてくれなくて、その画像はアップできませんでした。雛は3-4羽いたようです。黒いふわふわしたボールのようで、喉のあたりがちょっとだけ赤く見えとっても可愛かったです。
親鳥は枯れた葦の上などのちょっと浅いところにくると、足の色が上のほうは赤く、下は黄緑色でなかなかおしゃれな鳥さんでした。
最近巣立ったばかりの雛をよく見かけます。
シジュウカラさんの雛などは一つの巣にしてはちょっと多すぎる位の数で、あちこち飛び回っています。もう一人で小さな虫を捕まえて食べているのもいるし、まだ親鳥に頼っている子、ちょっと頑張ってフライングキャッチに挑戦している子、よく見ていると面白いですね。でもとにかく動きが早いので、少しすると又皆でサッーとどこかへいってしまいます。
川の近くでキセキレイさんの雛に出会いました。まだまだ色もちょっとボケているし、大きさも親に比べると小さいですね。でも一生懸命巣立ってきたのでしょう。これからも元気一杯川を飛び回って、私達を楽しませてもらいたいです。
イカルチドリさんです。川辺にいるそれ程珍しい鳥さんではありませんが、川の小石や枯れ草の色に紛れてしまうのでしょうか、いつもいつも会える鳥さんというわけではありません。もっとよく川辺を探せば見つかることもあるのでしょうね。ちょこちょこ歩きながら餌を探しているようでした。
カレンダーももうすぐ四月ですね。今日たまたまワンコのお散歩で見かけたジョウビタキさんも今シーズンはもう最後かもしれません。そして夏鳥さんも早ければそろそろ鳴き声が聞こえてくるのではないでしょうか。楽しみです。
いつも行く池なのですが、その日によって少しメンバーが違うことが有ります。
探鳥会で見たアメリカコガモさんをもう一度・・・と思って出かけたら、あらー残念!もういませんでした。そういえば前夜は凄い強風だったので、もしかしたら風をよけるためにどこかへ避難してしまったのかもしれません。
でもそのかわりに先日はいなかったミコアイサさんの雌が四羽のんびりと泳いでいました。ミコアイサさんの雄は一目で分かるパンダ顔!でもこの日は雌のみしかいなかったようです。
目の周りがやはり少しだけ黒く頭は茶色、喉から頸にかけての白がとても綺麗で目立っていました。
飛び立つのは助走をつけての飛びたちでした。ちょっと苦労している様子分かりますか?
かわいいカモさん達もうそろそろ北へ帰る準備をしているのでしょうね。
いつも行く公園の池には冬に沢山のカモさんがやってきて、私達を楽しませてくれます。探鳥会でも皆で双眼鏡を池に向けて ”何がいるかなー” と見渡します。今回も余り変わったカモさんはいないなー・・・と思っていたら、 ”アメリカコガモがいるよー”と野鳥の会の方に教えていただきました。私達二人で行ったのでは絶対に見つけられません。
この写真の中で奥のほうで休んでいるのは、普通のコガモさん、そして一番手前に一羽いるのがアメリカコガモさんです。どこが違うかというとお腹の部分の白い線が横に入っているのが普通のコガモさんで、縦に入っているのがアメリカコガモさんだそうです。いやーよく知っていますね。そしてそれが現場ですぐに見分けられるのがさらに凄い!お蔭様で珍しいカモさん見られました。
いつもの池でキンクロハジロさんを見ていると ”あれー何かちょっと違う” 嘴の基部が白いのです。 今までこんなの見たことなかったような気がしたので、早速帰って調べてみたらキンクロさんの雌ではそのような固体があるとのことでした。スズガモさんの雌も同じような特徴があってとてもよく似ているのですが、このカモさんは冠羽が有るのでキンクロハジロさんのようです。それほど珍しいものではないようですが、私は初めて見たような気がします。でももしかしたら見逃していたのかもしれませんね。
あーやっぱりカモさんは奥が深くて難しいですね
川に行って何もいないねー・・・というときでも必ずいるのがセキレイさんです。
三種のセキレイさんの中で一番目立つのはこのキセキレイさんです。黄色がとてもきれい!
声も他のセキレイさんに比べるとちょっと高いような気がします。水生昆虫でも食べているのかあちらこちら良く飛び回っています。この辺りは夏より今の時期の方が見かける頻度はたかいようですが、夏はもう少し標高の高いところにいるのでしょうか。
川に行った時には必ず目を楽しませてくれるセキレイさん達は嬉しい存在ですね。
クビワキンクロさんに続いてまたこの沼に珍鳥がやって来ました。
アカハシハジロさんの雄です。聞くところによると栃木県では初めてではないかとのことです。
頭の色がオレンジ色で大きさも他のカモさんより一回り大きいようです。首周りの黒も特徴的で他のカモさんと混じっていてもよく目立ちます。
ほとんど頭を体の中に突っ込んで休んでいるのですが、時々頭をあげてその赤い嘴を見せてくれました。とても綺麗な鳥さんでしたよ。
土曜日曜は沢山のカメラマンが並ぶのでしょうか