<コメント>
やっと国交省が動いた。深刻なトラブルが発生した訳ではないが、利用者の不満を解消する事が目的で動いた様子。確かに今までのトラブルで「着陸」している。がトラブル内容を見ると、「脚」「ドア」「コンピュータ」など、多岐に及んでいる。初期導入につきもののトラブル!と同胞をかばうコメントもされているようだが、利用する乗客にはたまったものではない。
検査、修理により安全が確保されるのか、機種の変更をするのか、国交省がリーダーシップを発揮し、安全についての意識を向上させるよう努めて頂きたい。
(asahi com)2006年 5月25日 (木) 06:18
大阪(伊丹)、名古屋などと地方空港との中短距離路線を飛ぶボンバルディア社(カナダ)製の新型双発プロペラ旅客機にトラブルが相次いでいることから、国土交通省の担当者がカナダを訪れて航空当局や同社に改善を求めていることが、分かった。特定機種の障害をめぐって国交省が製造国側に要請するのは異例だ。
トラブルは安全面では深刻な内容ではなく、国内で運航している航空各社がボンバル社と連携して解決に取り組んでいる。国交省としても相手国への要請によって、品質改善と欠航や遅れによる利用者の不満の解消を図る必要があると判断した。
同省担当者は4月下旬、トロントのボンバル社でカナダ運輸当局、同社と協議した。日本国内の運航各社もオブザーバーとして参加した。国交省は、障害の状況や欠航による利用者の反応などを説明したうえで、製造国の運輸当局として、会社側に適切な対策を取らせるように指導・監督を求めた。カナダ当局は協力する姿勢を示し、ボンバル社も適切に対応したい、と応じたという。
ボンバルディアDHC8―400シリーズは、00年以降世界中で100機余が納入されている。日本航空グループの日本エアコミューター(JAC)が8機、全日空グループのエアーニッポンネットワークなど2社が11機を運航している。
これまでに両グループで、航空機の障害による引き返しや行き先変更などのケースが52件発生。運航便数が増えたこともあり、昨年から目立つようになった。
昇降舵(だ)やドアの不具合が表示されたり、脚が格納されなかったり、空調、速度計の不具合など様々。昨年6月には大阪発高知行きで、上昇中に客室から白煙が出て緊急着陸したこともあった。同じ路線で同じ日に続いて障害が起きるなど、相次ぐ欠航や遅れに利用者から不満が出ている。
JACは「(新しい機体に見られる)初期故障」、全日空は「機体ごとに製造ミスや部品そのものの弱さなど原因が違う」と分析。ともにボンバル社の技術者を日本に常駐させ、点検の徹底やすみやかな対応を図っている。全日空はトロントの同社工場にも技術者を派遣している。
<このブログで取り上げたDHC8-400のトラブル記事>
[JAC]ボンバルディア機ドアロック異常表示で引き返す2006-05-20
<ANA>代替機含め2度も引き返す2006-03-30
<ボンバルディア>またトラブルで引き返す2006-03-20
<ANA>トラブル機種変更へ2006-03-04
<ANA>大阪-高知間減便へ2006-03-03
全てをリンクしようと考えましたが多すぎてあきらめました。ブログ内検索窓に「ボンバルディア」または「DHC」と入力してご確認頂ければと思います。
やっと国交省が動いた。深刻なトラブルが発生した訳ではないが、利用者の不満を解消する事が目的で動いた様子。確かに今までのトラブルで「着陸」している。がトラブル内容を見ると、「脚」「ドア」「コンピュータ」など、多岐に及んでいる。初期導入につきもののトラブル!と同胞をかばうコメントもされているようだが、利用する乗客にはたまったものではない。
検査、修理により安全が確保されるのか、機種の変更をするのか、国交省がリーダーシップを発揮し、安全についての意識を向上させるよう努めて頂きたい。
(asahi com)2006年 5月25日 (木) 06:18
大阪(伊丹)、名古屋などと地方空港との中短距離路線を飛ぶボンバルディア社(カナダ)製の新型双発プロペラ旅客機にトラブルが相次いでいることから、国土交通省の担当者がカナダを訪れて航空当局や同社に改善を求めていることが、分かった。特定機種の障害をめぐって国交省が製造国側に要請するのは異例だ。
トラブルは安全面では深刻な内容ではなく、国内で運航している航空各社がボンバル社と連携して解決に取り組んでいる。国交省としても相手国への要請によって、品質改善と欠航や遅れによる利用者の不満の解消を図る必要があると判断した。
同省担当者は4月下旬、トロントのボンバル社でカナダ運輸当局、同社と協議した。日本国内の運航各社もオブザーバーとして参加した。国交省は、障害の状況や欠航による利用者の反応などを説明したうえで、製造国の運輸当局として、会社側に適切な対策を取らせるように指導・監督を求めた。カナダ当局は協力する姿勢を示し、ボンバル社も適切に対応したい、と応じたという。
ボンバルディアDHC8―400シリーズは、00年以降世界中で100機余が納入されている。日本航空グループの日本エアコミューター(JAC)が8機、全日空グループのエアーニッポンネットワークなど2社が11機を運航している。
これまでに両グループで、航空機の障害による引き返しや行き先変更などのケースが52件発生。運航便数が増えたこともあり、昨年から目立つようになった。
昇降舵(だ)やドアの不具合が表示されたり、脚が格納されなかったり、空調、速度計の不具合など様々。昨年6月には大阪発高知行きで、上昇中に客室から白煙が出て緊急着陸したこともあった。同じ路線で同じ日に続いて障害が起きるなど、相次ぐ欠航や遅れに利用者から不満が出ている。
JACは「(新しい機体に見られる)初期故障」、全日空は「機体ごとに製造ミスや部品そのものの弱さなど原因が違う」と分析。ともにボンバル社の技術者を日本に常駐させ、点検の徹底やすみやかな対応を図っている。全日空はトロントの同社工場にも技術者を派遣している。
<このブログで取り上げたDHC8-400のトラブル記事>
[JAC]ボンバルディア機ドアロック異常表示で引き返す2006-05-20
<ANA>代替機含め2度も引き返す2006-03-30
<ボンバルディア>またトラブルで引き返す2006-03-20
<ANA>トラブル機種変更へ2006-03-04
<ANA>大阪-高知間減便へ2006-03-03
全てをリンクしようと考えましたが多すぎてあきらめました。ブログ内検索窓に「ボンバルディア」または「DHC」と入力してご確認頂ければと思います。