[エアトランセ]離陸無許可で滑走－帯広

＜コメント＞
頑張って欲しい航空会社の一つ「エアトランセ」が帯広空港で無許可のまま離陸を開始し、管制官に停止を求められた。完全な思いこみによる「ヒューマンエラー」。ギリギリの人員で、最大の飛行時間をこなしているのは解るが、安全意識は失って欲しくない。
しかし、乗客４人とは・・・採算あわないだろうな。

（web news）
　北海道の地域航空会社「エアトランセ」（函館市）の帯広発函館行きＦ３０２便（ビーチクラフト１９００Ｄ型機、乗員２人・乗客４人）が先月、帯広空港で、管制官の離陸許可が出ていないのに、離陸準備のため滑走路（２５００メートル）を約４００メートル走行していたことが９日、明らかになった。国土交通省帯広空港出張所と同社によると、４月６日午前９時５５分ごろ、同機が管制官から離陸許可が出ないまま滑走路を走行。管制官が停止を求め、安全を確認後に離陸許可を出し、同機は離陸したという。直前に軽飛行機が離陸していたため、管制官はエアトランセ機に滑走路の端での待機を指示していた。機長は、離着陸する他の航空機が滑走路上空になかったため、離陸許可が出ていると勘違いしたという。

（関連記事　毎日新聞） - 5月5日12時0分更新
　道内のコミューター航空会社「エアトランセ」（本社・函館市、江村林香社長）は６月２０日から新千歳―女満別線を１日１往復開設する。
　新千歳発午前１０時５分、女満別発午後５時で片道約１時間。片道普通運賃は１万７０００円。この路線の開設で、函館―女満別線などに続き同社５路線目となる。

[ＪＡＬ]速度表示に不具合－中部国際に引き返す

＜コメント＞
速度表示に不具合が起こり、セントレアに引き返した様子。短い第一報なので、原因が何だったか不明だが、コンピュータ系のトラブルではと思う。
以前、ピトー管（スピードを測る装置）を塞いでいたため速度表示がされなかったトラブルがあったが（海外）、こんな間抜けな事はないだろう。大きなトラブルにならず一安心。

（時事通信） - 5月9日14時1分更新
　9日午前11時8分ごろ、中部国際空港発天津行き日本航空787便ボーイング767－200型機が京都府上空を飛行中、計器の速度表示に不具合が発生した。同機は中部国際空港に引き返し、午後零時52分に着陸。乗員乗客216人にけがはなかった。