<コメント>
またボンバルディア機でトラブルが発生した。今回のトラブルは飛行方向を制御する装置に異常が起こり、出発空港の大阪伊丹空港へ引き返した。
通常離陸するとしばらくして、自動操縦で飛行する。自動操縦にするとあらかじめFMSに入力した経路・高度・速度を維持しながら飛行するが、方向を制御する経路に問題が発生した様子。
脚のトラブル、動力のトラブル、コンピュータのトラブルと後を絶たないボンバルディア。就航の機材変更を真剣に考えて頂きたい。
(時事通信) - 5月15日14時1分更新
15日午前11時20分ごろ、伊丹発新潟行きの全日空1657便のボンバルディアDHC8-402型機(乗客乗員46人)が、名古屋市の北西約40キロの上空を飛行中、補助翼を自動調整する装置の故障を知らせる表示が点灯した。同機は伊丹空港に引き返した。けが人はなかった。同社が原因を調べている。
(用語説明)
・補助翼(エルロン)
エルロンとは飛行機をバンク(横転)させるのに使う動翼である。日本語では補助翼とよばれる。エルロンは機体の前後軸を中心とした回転運動を制御する。主翼と尾翼を備えた一般的な形状の飛行機では、主翼の動翼がエルロンである。一般的にエルロンは独立した動翼だが、一部飛行機ではフラップの機能も兼ねたフラッペロンと呼ばれるものが装備されている。
(関連情報)
・方向蛇(ラダー)
ラダーは飛行機の操縦に用いる動翼である。日本語では方向舵とよばれる。垂直尾翼後部にある翼型の可動部分であり、機体の上下軸を中心とした動きを制御する。簡単に言うと、左右の首振り運動(ヨーイング)を起こしたり止めたりするのに使う。主翼のエルロンと併用して、定常釣り合い旋回をする。
・昇降蛇(エレベータ)
飛行機の操縦につかうエレベータは飛行機を上昇させるのに使う動翼である。日本語では昇降舵とよばれる。機体の左右軸を中心とした動きを制御し機首上げ、機首下げの姿勢にするために使う。主翼と尾翼を備えた一般的な形状の飛行機では、水平尾翼後部の動翼がエレベータになる。
またボンバルディア機でトラブルが発生した。今回のトラブルは飛行方向を制御する装置に異常が起こり、出発空港の大阪伊丹空港へ引き返した。
通常離陸するとしばらくして、自動操縦で飛行する。自動操縦にするとあらかじめFMSに入力した経路・高度・速度を維持しながら飛行するが、方向を制御する経路に問題が発生した様子。
脚のトラブル、動力のトラブル、コンピュータのトラブルと後を絶たないボンバルディア。就航の機材変更を真剣に考えて頂きたい。
(時事通信) - 5月15日14時1分更新
15日午前11時20分ごろ、伊丹発新潟行きの全日空1657便のボンバルディアDHC8-402型機(乗客乗員46人)が、名古屋市の北西約40キロの上空を飛行中、補助翼を自動調整する装置の故障を知らせる表示が点灯した。同機は伊丹空港に引き返した。けが人はなかった。同社が原因を調べている。
(用語説明)
・補助翼(エルロン)
エルロンとは飛行機をバンク(横転)させるのに使う動翼である。日本語では補助翼とよばれる。エルロンは機体の前後軸を中心とした回転運動を制御する。主翼と尾翼を備えた一般的な形状の飛行機では、主翼の動翼がエルロンである。一般的にエルロンは独立した動翼だが、一部飛行機ではフラップの機能も兼ねたフラッペロンと呼ばれるものが装備されている。
(関連情報)
・方向蛇(ラダー)
ラダーは飛行機の操縦に用いる動翼である。日本語では方向舵とよばれる。垂直尾翼後部にある翼型の可動部分であり、機体の上下軸を中心とした動きを制御する。簡単に言うと、左右の首振り運動(ヨーイング)を起こしたり止めたりするのに使う。主翼のエルロンと併用して、定常釣り合い旋回をする。
・昇降蛇(エレベータ)
飛行機の操縦につかうエレベータは飛行機を上昇させるのに使う動翼である。日本語では昇降舵とよばれる。機体の左右軸を中心とした動きを制御し機首上げ、機首下げの姿勢にするために使う。主翼と尾翼を備えた一般的な形状の飛行機では、水平尾翼後部の動翼がエレベータになる。