道ばたのイチジクを見てみると、キボシカミキリの天下になっていました。
2008年6月14日 京都市西京区大原野
このイチジクの木は毎年のようにキボシカミキリの餌になっています。もちろん親にも幼虫にも。その割にはなかなかよく持ち堪えています。この頃はキボシカミキリやクワカミキリなどが着いて木が傷むとすぐに切ってしまうことが多いようで、イチジクの木そのものが身近な所にほとんどなくなってしまいました。それにしてもよく喰らいます。葉脈だけではなくて葉肉も広く食べるので、葉っぱがぼろぼろになります。
クワやイチジクなどクワ科の木が有ればたくさん見ることのできるカミキリムシですが、うちの辺りではなかなか見ることができなくなりました。幼虫も生木を喰らうので害虫と言えば害虫なのですが、普通種と思っていたものが普通に見られないのも少し寂しい気がします。