山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ギンツバメ

2008年06月13日 | 蝶・蛾類

 変わった模様の蛾がクヌギの葉に張り付いていました。このような模様を見ると、自然界がとても不思議に感じるのです。

2008年6月1日 大阪府豊能郡能勢町

 模様その物は複雑なわけではないのですが、前翅、後翅、左右と別々の翅に模様がつながっているところがなかなか凄いと思うのです。翅を広げて張り付いている白い無地の蛾に、誰かが上から見ながら一気に書き込んだとしか思えないような模様です。
 模様に限らず形態にしても、第三者の手が加わったとしか思えないような昆虫は多くいます。自然界に手を加えている第三者が本当に居るのではないかと、ふと思ったりしています。


ゼンマイハバチの幼虫

2008年06月13日 | ハチ・アリ・アブ・ハエ類

 山里の小道を歩いていて道ばたの木陰に生えているゼンマイを見ると、今頃の時期はハバチの幼虫が居ることがあります。たいてい2種類居て、これはその片方の一種類です。

2008年6月1日 大阪府豊能郡能勢町

 自信を持っては言えないのですが、ゼンマイハバチの幼虫だと思います。実はもう一匹並んでいて絵になりそうなので撮ることにしたのですが、日陰なので揺れないように準備している内に、真ん中の一匹が葉の裏へ隠れてしまいました。驚くことにこの幼虫は、突いて驚かすとジャンプもします。