流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

泉州磐船神社 ~泉州航空神社~

2021-07-25 | 神社・寺院
大阪府泉佐野市上瓦屋に「泉州磐船神社」があります。

泉州磐船神社は、関西国際空港の建設を契機として創建され、航空安全祈願と渡航安全祈願を行っています。
通称『泉州航空神社』として呼ばれています。


鳥居の扁額として、航空機のプロペラが付けられています。


昭和58年(1983年)12月10日、大阪府交野市に所在する磐船神社より分霊して創建。


茶室「飛雲庵」


昭和60年(1985年)3月、第十五世裏千家鵬雲斎御家元の命名によるものです。


「本殿」
饒速日命(にぎはやひのみこと)をご祭神として祀っています。


<当該HPから引用>
ご祭神は航空宇宙の先駆者です。
古事記、日本書紀に「饒速日命、天の磐船に乗りて天より降りませり」「大和に入らんとして天翔り空翔リ河内国嗜ヶ峰に天降りつ」とあります。
その後、皇室の祖神である天照大神をお迎えし、ご案内した神様です。
天の磐船とは岩の様に丈夫な空を飛ぶ乗り物であり、これが有史以降、空を飛んだ初めであると云われております。
命は鉄を司り、武をもって代々朝廷に仕えた物部氏の祖神であり、鉄鋼の神、そして武勇の神でもあります。


<御利益>
航空安全、旅行安全、交通安全、大願成就、合格祈願


本殿横には、狛犬の代わりにヘリコプターが展示されています。


「川崎ベル47G-2」(JA7093)


本田航空から寄贈されたヘリコプターとの事


<登録履歴>
昭和36年(1961年)6月10日、所有者:日本農林ヘリコプター、定置場:昭和ヘリポート(新規登録)
昭和47年(1972年)2月15日、所有者:日本農林ヘリコプター、定置場:川越基地
昭和50年(1975年)7月   、所有者:日本農林ヘリコプター、定置場:川越ヘリポート
昭和56年(1981年)4月08日、登録抹消、理由:老朽化解体(1981/04/06)


同機種は、民間用ヘリコプターのベストセラーです。
昭和20年(1945年)12月8日に原型機モデル47が初飛行
昭和22年(1947年)5月、量産タイプが初飛行
昭和51年(1976年)までの間、イタリア(アグスタ社)、イギリス、日本(川崎重工業)などでのライセンス生産を含め、世界で約5,600機が生産されました。

<<航空資料館>>

本殿の階下に航空資料館が併設されています。


左側:旅客機YS-11のエンジンカバー
右側:戦闘機F-86Fのエアインテーク(空気取込口)


航空資料館内


小型飛行機の実機や計器などの飛行機部品類、模型及び各種文献並びに戦時中から現在までの様々な航空機関連の資料約4,000点が展示されています。


「佐野飛行場跡」(上空写真/米軍による撮影:昭和22年(1947年)9月22日)
戦前、大阪府泉南郡佐野町(現在:大阪府‎泉佐野市‎南中安松‎)に陸軍の飛行場が所在していました。
滑走路:長さ1,500メートル、幅60メートル
昭和17年8月に着工し、昭和19年6月に完成、明野陸軍飛行学校佐野分教場を配置
現在の跡地は、末広公園が整備されています。


「主脚柱」(零式艦上戦闘機)


「カウリング上部」(零式艦上戦闘機のエンジンカバー)


「タイヤ」(三式戦闘機/飛燕)


「水上戦闘機」(細部機種等不明)(模型/縮尺不明)


「コンチネンタル200-A」(航空機エンジン/装備機種不明)


「YS-11」(JA8611)(縮尺1/200)
JA8611は、試作1号機です。
実機は、航空科学博物館(千葉県山武郡芝山町)に展示されています。


「ガンパネル」(戦闘機・F-86Fの機関砲射出口)


陸上自衛隊・多用途ヘリコプター「UH-1」(36591)(模型/縮尺不明)


「スカイダイバー」(等身大人形)


「主タレット」(空港用化学消防車の回転式放水塔)


館内は、随時無料開放されています。


見どころ満載の神社でした。

同神社を訪問出来た事に感謝します。
ありがとうございました。
゚・:,。★\(^^ )♪ありがと♪( ^^)ノ★,。・:・゚

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