ディケンズの「ディヴィッド・コパフィールド」を読み終わった。これでついにモームによる「世界の十大小説」を全て読んだことになる。やはり感慨深いものがある。さすがにいづれ劣らぬ名作で、大いに勉強させてもらった。
1 ヘンリー・フィールディング 「トム・ジョーンズ」イギリス 英語 1749年
2 ジェイン・オースティン 「高慢と偏見」イギリス 英語 1813年
3 スタンダール 「赤と黒」フランス フランス語 1830年
4 オノレ・ド・バルザック 「ゴリオ爺さん」フランス フランス語 1834年~1835年
5 チャールズ・ディッケンズ 「デイヴィッド・コパフィールド」イギリス 英語 1849年~1850年
6 ギュスターヴ・フロベール 「ボヴァリー夫人」フランス フランス語 1856年
7 ハーマン・メルヴィル 「白鯨」アメリカ 英語 1851年
8 エミリー・ブロンテ 「嵐が丘」イギリス 英語 1847年
9 フョードル・ドストエフスキー 「カラマーゾフの兄弟」ロシア ロシア語 1879年
10 レフ・トルストイ 「戦争と平和」ロシア ロシア語 1865年~1869年
(ウィキペディアより転載)
読み継がれるものを残して一生を終わるというのはすごいことだなと思う。作者はとっくの昔に浮世と縁が切れているというのに作品は未だに多くの人を感動させ、その人生に大いに影響を与え続けているわけだからな。途方もなく偉大な業績だ。
さて、100年後、200年後の人々が文学の歴史を振り返った時にどう思うだろうか?18世紀から20世紀前半ぐらいまでは優れた文学が多いが、20世紀後半から21世紀初期あたりは全く不作だなと思うのではないだろうか?それがワシらの時代なんだから恥ずかしい話だ。もっといい文学出て欲しいやね。
「大家の筆」
浮世にて 人の見るもの 思うもの
全ては大家の 筆の記せり
蔵
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