11月23日金曜日の午前6時40分。闘病虚しく親父は逝ってしまった。満八十六歳。
朝起きぬけに呼び出しがあって、急いで駆け付けた。いつもと変わらぬ顔で静かに眠ってるようだった。
福岡に連れてきてちょうど一年。施設を転々として様々な治療を施したが、報われなかった。
昨日が通夜で、今日無事に葬儀を終えた。家族だけのささやかな式だった。
親父は苦労の多い人生だった。それもワシとは違って避けられなかったものばかり。人の苦労まで引き受けたこともあった。引退後におふくろとよく旅行をしたのがせめてもの幸せだった。
苦労しても愚痴ることなく、寡黙に耐える姿が男としての手本に見えた。本当にいい父親だった。
今はただ感謝あるのみ……。
「父」
父は去り 葬儀は終り われひとり
今ぞはじめて 沁みる悲しみ
蔵
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