えしぇ蔵日記

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万年山

2014年01月12日 | Weblog



今日は今年2つ目の山「万年山」にチャレンジ。 どうもいろいろ調べてみると楽勝の様子なのでワシらにはぴったりと思ったのだが・・・。
8時に出発し、10時には登り始めることができたので今日はかなり早く下山できるなと悠長に構えていたら、かなり上の方に来て道標がどう考えても道のない方角を指しているポイントに遭遇。しかし道標が嘘なわけないし、雪で道が見えにくくなってるのだろうと思いきって歩き始めたが全く道らしきものがない。笹や萱に雪が積もってるので踏むと膝まで入っていく。腿上げ運動を強いられながら道を探すも見つからず、まるで新田次郎の「八甲田山 死の彷徨」という感じ。一度わかるところまで戻ろうかと思っていたところでようやく本来の道を発見。なんとかクリアした。
後でわかったことだが、あの道標と違う方向に歩けば全く苦労なく登れる林道があったのだ。一体どういう意図であんな表示をするのだろう?帰りに道標をよくよく見ると、誰かがマジックで正しい方向を小さく書いていた(笑)。よく見てそっちを信用すればよかった。
気を取り直して最後のそして唯一の急な登りをクリアして、台地の上に出たところでまたしても笹の海。どっちに行っていいか全くわからない状態。二度もこんな目に会うとは思いもしなかった。周辺をうろうろするが体力を消耗するばかり。登頂どころか無事に帰れるのか?という不安を感じ出していた。幸い携帯が使えたので、とにかく道はなくとも頂上の方角を確認してそっちへと歩こうと思い、GoogleMapで頂上の位置を調べ、コンパスで方角を見て再び歩き始めたら、ようやく案内板を発見。無事に登頂できた。
先に登っていた男性3人組が下山するのに出会ったが、やはり迷ってパニックになりそうになったとのこと。こんなに案内が不親切な山はかつてなかった。
頂上はじっとしていられないほどの寒さだったのでカップ麺が非常にありがたかった。
なにはともあれ無事に登れて帰ってこれたのでよしとしよう。
 


「彷徨」

笹薮に 道を探して 彷徨える
それぞまさしく 己が境涯

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