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バイエルン・ミュンヘンとマルク・ファン・ボメルを応援しています

23節:PSV対ユトレヒト

2013-02-20 03:18:42 | PSV

ありがたいことに、リアルタイム観戦が出来ました。見られて本当にハッピーでした。
どうしよう、どこから書こう。思ったことを全部文字に起こしたら大長編になりそうな気がするですよ(^_^;) 

なにはともあれ。
感激した!(T∀T)

13年2月16日 エールディヴィジ 第23節 PSVアイントホーフェン 2-1 ユトレヒト

 
交代:マタフス(61ヒーリェマルク)、エンヘラール(84メルテンス)
サブ:ティトン、ZANKA、リッツマイヤー、ロカディア、デパイ 

得点:ムレンガ(10)、メルテンス(29)、ヴァイナルドゥム(65レンス)
カード: ハッチンソン(70)  ファン・ボメルヴィレムスカリズーロ

Telegraaf紙が選ぶ今節のベストイレブンにファン・ボメルメルテンスRuiter
AD紙が選ぶ今節のベストイレブンにファン・ボメルメルテンス

もうもうほんとに、最後までどうなることかと((TдT)))
立ち上がりはあまりピリッとしなくて、ファンボメルのどんくさプレーからボールをVan der Gunにかっさらわれ、ムレンガにふり回され、カバーに遅れたファンボメル、慌てて後ろからスライディングするも間に合わず、ざくっと失点した時は。。。。。。
「嗚呼ーまたボメが足を引っ張ってボメのせいで負けるのかー(涙)」と、年明け初戦のあのズヴォ~レ戦の悪夢が頭をよぎりました・・・

しかもイエローカードとか(泣)
 

 
このアグレッシブスライディングタックル。
ボールには行ってましたし、上手いタックルだとは思いますが、審判によってはカードを出すプレーかも知れません。後ほど、ユトレヒト側のほぼ同じような形のタックルにもカードを出してましたから、不公平感はありません。

 
笛の瞬間、「あーやっちまったか」と頭を抱えるファンボメル。
これで次節フェイエノールトとの大一番に欠場が決まりました(号泣)。警告累積での欠場はこれでシーズン3回目です。
あーもーーーーー。ちょっとしたことでいちいちカードが出るので、やりづらいったらありゃしない。
まあ個人的には、今日の主審より、こないだの意味不明のカードを出したグジュブユク主審、あれがなかったら… 

しかしなんとかかんとか、徐々に立て直したPSV。
ファンボメルも自分のミスを取り戻そうとしたのか、珍しくFKキッカーを務め、壁をまいた素晴らしいシュートを打ったりしてました。あえなくGKのファインセーブに…

 
ブレちゃった。セットプレーで密着されていーなー裏山(←よせ)
余談ですが、ユトレヒトのGKルイター?すごく良かったですねー。まだ若いんだろうと思いますが、落ち着いてました。彼の冷静なセービングがなければPSVはもっと楽だったはずです。 

しかしメルテンスがついに、スーパーフリーキックを直接決めて同点!
わあ助かったー。。前半のうちに追いついて良かった!ありがとうメルたん!
その後は優勢に試合を進めるPSV。パスワークも冴えます。
ですが自分たちのフィニッシュの精度の甘さ、ユトレヒトの荒いタックル、GKのファインセーブ、へっぽこジャッジ、等のおかげでなかなか形になりませんでしたが…。
ようやくヴァイナルドゥムがヘディングで決めたー!ついに逆転ーー!!(≧▽≦) ジニーありがトゥー!!!!! 

 
ぐわっしとヴァイナルドゥムをつかんで離さないファンボメル…。祝福と共に、アグレッシブ魂を注入しているかのようでした。 

しかし、ハッチンソンが2枚目のイエローで退場になってしまうという大ピンチ。
2枚目はファウルでしたが、1枚目はたぶん異議によるものですので、そもそもあれがなかったら、と、若干不満が残ります。
それにしてもファンボメルだけでなく、代わりの利かないハッチンソンまでもフェイエノールト戦に出られないとはあまりに痛い・・・。一体どーなっちゃうんだー 

作戦変更!アドフォカートとサインでやりとりするファンボメルかっこいい~
 
 

数的不利になってしまったPSV、引いて守勢に回らざるを得なくなり、ユトレヒトからの攻撃に耐えつつ、カウンターを狙います。
ここからが心臓に悪かった。
70分の時点で、もう試合終われ!とか、そんな無茶なことを考えてしまいましたよー。
ヒィヒィガクガク(((゜д゜;)))しながら、試合終了目前に失点して、がっかりドローになったフィテッセ戦の悪夢が頭を・・・
しかし!
そんな中、PSVサポの応援チャントがうねりを持って大歓声となってチームを後押ししていたのは感動的でした。
スタジアムがひとつになった!

 

ロスタイム3分もいらん!
3分30秒過ぎたぞはよう笛を!
ユトレヒトのFKをヴァテルマンがパンチングし、ファンボメルがクリアしたところで歓喜のホイッスル!
勝ったあああああああ\(T∀T)/ 

 
その瞬間ファンボメルの両拳が天を突いた! 

 
見よこれが戦い抜いた男の表情だ。
この日のファンボメルは大活躍でした。自分のどんくさミスで失点してからは気を引き締め、尻上がりにパフォーマンスを上げました。
攻撃と守備両面の起点になり、そしてリーダーシップ!特に終盤にかけて、厳しい状況になればなるほど気合が入っていました。むっちゃカッコよくて惚れ惚れしました

もちろん、チーム全員、本当に本当によくやり抜きました。
 
思わず円陣を組んでしまいました。俺たちはチームだ!

前期に負けている相手だからと言って、優勝を狙うチームが、ホームで苦戦している場合ではない。この程度でこんなに喜んでるようでは甘い、と厳しい目で見ることも出来るかも知れません。
だけど、難しい局面を乗り切り勝利した彼らとそれを支えるサポたちにワタシは感動したし、ここは素直に、よくやったぞ、とねぎらってあげたい。
優勝した時に、この試合がチームの結束を強くしたひとつのターニングポイントとして振り返ることが出来たらいいなあ・・・ 

エピソードいろいろ。
・熱い友情
 
ゴールを決めた後、サポに向かって「ちょっとスミマセン」と、お願いする風のジェスチャーをした後、下に着ていたシャツを見せるメルテンス。

 
今回の対戦相手でもあるユトレヒト時代のチームメイトで今も友人のネスに向けたメッセージでした。
ネスは11年5月、練習中の事故により脊髄を損傷、半身不随となり、それ以来車椅子での生活をしているそうです。
メルテンス「ミハイに6週間前に会った時に、僕が毎週ゴールを決め続けることが出来たら、それは全部君に捧げる、と言ったんだ」←ざっくり

・ キャプテンシーあふるるファンボメル
 
セットプレーの際ヴァテルマンが相手選手と交錯して痛める。キーパーチャージは取られず、それまでどうにもイケてないジャッジを繰り返していたフィンク主審に対して、PSVサポが、彼の母親を侮辱する内容の野次チャントを歌い始めました。

 
ファンボメルが後で明かしたところによると、フィンク主審は「私の母は数週間前に亡くなったんだ。耐えられない」と言ったそうです。

 
それを聞いたファンボメル、サポに向かってチャントをやめるように合図。
すぐにチャントは中止され、代わりにファンボメル応援チャントに切り替えたそうです。
ファンボメル「俺はキャプテンとして、審判のことも助けるべきだと思ってる。彼は喜んでくれたみたいだ」 

・ 試合後に事件が…
この試合、メルテンスと交代でおそらく守備固めとして出場したエンヘラール、PSVの逃げ切りに貢献しましたが、試合の後交通事故を起こしてしまいました。
当初は、巻き込まれた、という書かれ方でしたが、その後、エンヘラールが相手の車に後ろから追突、ぶつけられた方はガードレールに激突して病院に送られる重傷を負ったという記事も出ました。
真実はどちらかいまひとつはっきりしませんが、少なくとも、エンヘラールには怪我はないようです。精神的ショックの方が気になりますが…。あと、双方ともアルコールは検出されなかったらしいです。
非常に気にしているのですが、続報が出てません。PSVの情報収集を休んでたから自分が知らないだけかもわかりませんが…(汗)
けっこう大事(おおごと)ではないかと思うのですが、PSVはそういうのなんとなくうやむやにしますわね…。少し前のヴァテルマンが暴行で訴えられそうになったとかなんとかいう話もあまり追及されてませんし。 

・ この日のPSVサポーターの熱い声援にチームは大感激。
ヴァイナルドゥムが「こんなの初めてだよ」と言えば、ファンボメルはわざわざ翌日、公式サイトに御礼のコメントを載せたぐらいです。
「改めてサポートに感謝します。僕たちはあの雰囲気の後押しのおかげで闘志を見せることが出来ました。ヨーロッパトップでの試合のリヨン戦が思い出されます。僕は沢山のビッグクラブでプレーしましたが、あのように喜びを爆発させたことはサンシーロだけです。皆さんに多大なる賛辞を贈ります」←超ざっくり

 

すみません、時間が足りませんので(汗)、リアクションのほんやくモドキはちょっとお休み・・・

とりあえず引用元
Mertens: "Mihai, ze zijn allemaal voor jou" (VP
Van Bommel helpt Pieter Vink (Telegraaf
Pieter Vink: Mijn moeder is overleden (Sp!ts

…ってゆうか、そもそもリンクとか、別に要らんですかね?


5 コメント

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カッコイイ! ()
2013-02-20 15:14:46
いや~失点してしまってからの一体感、コリアンダーさんの記事からビシビシ伝わって来ますよ。主審とのやりとりも・・・さすがボメですね。
ん、サンシーロ・・・そうだよね。ミュンヘンも・・・と思うボメラーであります。
次節ですが、今回の一体感と闘魂()を忘れずに行ってほしいです。ボメが皆に注入したぞ!

ところで題ズレすみません。ちょっと書かせて下さい。
少し前、コリアンダーさんがついったーで、サカ○○のラムたんインタビューの「前」キャプテンについてつぶやかれていましたね。私も読みました。ボメラー的には眉ピク(!)ですね・・。
「前」ってドイツ語だとどうなるのでしょう?Ex・・かなと思うのですが、元の文章がわからないし、この記事(ニホン語の)書いた人が「前」にしたのかな~とも思っています。
今シーズン、バイエルンがマイスターシャーレを手にした時(当然そのつもり)、この前('10)にマイスターシャーレとポカルを掲げたのは、誰だったかといえば・・・と、そんな風に考えています。バイエルンの素晴らしい歴史の中に名前を残せるのは、ボメラーとして誇らしいですよね。
・・って長々題ズレ失礼しました
では又です。

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> 梢さん (コリアンダー)
2013-02-20 23:23:53
さすがボメですよねー!どこまでも男前なんだから… と、そんな男前エピソードを自分から話しちゃうところはご愛嬌。
サンシーロの件はちょっとばかしショボンしましたが(´・ω・`)やっぱミランLOVEか~。ガラガラでボロボロのサンシーロよりいつも満席のアリアンツアレーナの方が、いやカンプノウだってかなりいい雰囲気ではないかと…。

次節は超ヤバいですが、ボメに注入された闘魂を失うことなく立ち向かって欲しいです!前期はボメ抜きでも楽しく勝ったことだし。。。

ラムたんとボメはホントに仲悪かったんでしょうね…。
ただまあ、今回の場合は、おっしゃる通り、ラムたんのドイツ語での発言を見てみないことにはなんともわかりませんよね。
「元」は「Ex-」でしょうが、「前」はなんだっかな、たしかvorなんとかってゆう…。(←雑) ただ「元」という言葉に「前」の意味も含まれるかも知れません。「現在の」じゃなく「過去の」という意味では。
多分日本語訳した人が「前」にしちゃったんじゃないのかなと思っています。
どちらにしても、あのラームがカーンのキャプテンシーを認めただけでも大進歩ゲホグホッ。

バイエルンが輝かしい2冠を達成した時のキャプテンがファンボメルであったことは、みんな忘れてしまっても、少なくとも記録には残りますよねボメは誇りに思っているはずです。
ただ今年はラームカピテンがこの上を行く3冠を達成する予定ですので、そうするとあんまりイバれなくなっちゃうわ~(^∀^;)
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話が逸れて (梢@再び)
2013-02-21 13:56:39
すみませんでした
ラムたんがボメの事をどう思っているのか、よくわからないのですが、少なくともバイエルンでプレーしていた時は目指すものは同じ、と思って一緒にやっていたと考えています。
あとは、まあ、これはドイツ人にならないと?わからないことですが、「外国人(オランダ人)カピテン」なので、ミア・・の例えにしづらかった、とか。
・・・長々話を引っぱってすみませんでした。この話はこの辺までに・・・。

で、ミランやりましたね♪もちろん、アウェイ90分残っていますが、バルサ相手に無失点勝利お見事!サンシーロも沸いたことでしょう。
では又です。
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上のコメント (梢@もう一度)
2013-02-21 17:18:14
自分で深みにハマっちゃっていますね
前の部分はスルーして下さい。
申し訳ありません。
あと、私も調べますが、KNVB杯って来週ですか?
この試合もしっかりやりましょう!
では又・・・。
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> 梢さん (コリアンダー)
2013-02-21 21:43:40
あれあれ、てきとうなつぶやきのせいで悩ませてしまったようでこちらこそ申し訳ありません。ではスルーで(笑)

ただ、ワタシのtwitterでのつぶやきは、突発的に思ったことを投稿しているので、誤解・誤訳・飛ばし・行き過ぎ・酔っ払いのクダマキだらけです。後になって、間違っちゃったとか言い過ぎちゃったとか思っても修正が出来ませんのでほっといてますが、そういうわけですので、twitterのつぶやきはてきとうに流し見るぐらいにしていただくのがよいかと。

ミランやりましたねー!素晴らしかったです!歴史に残る、会心の勝利だったと思います。

はっΣ(゜∀゜) KNVB杯。そうでした来週ですね。わーーん、見れません(汗)因縁のズヴォ~レですが、ここはちゃんと勝って決勝に行かないと!
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