バイエルンを去ってちょうど10年、ドイツに帰って来ました。
ファンボメルが新章の舞台に選んだのは、ヴォルフスブルクでした。
PSVをクビになって1年半、オファーは多かったと思います。
だけどけして妥協せず、機をうかがい、あくまでブンデスリーガ(かつ、私の想像ですが、CLやELに出れるチーム)という目標を達成してみせたファンボメル。
すごいです。
思えば選手時代もそうでした。いろんなチームを渡り歩きましたが、PSV以降、バルセロナ、バイエルン、ミラン、と、その国のトップクラブにこだわり続けました。
もし、PSVに続いて今回も失敗してしまったら、今後の監督生命が危うくなるだろう、という指摘もあります。
そう思います。監督業が出来なくなることはないまでも、少なくともヨーロッパの5大リーグは難しくなるかも知れません…。
PSVでは、なんでも自分で管理したがり、選手からは慕われていたものの(冷遇されたルカッセン以外にファンボメルを悪く言う選手を知りません。いや他にいたとしても別に教えてくれなくていいです)、ダイレクターのデヨンクや裏方のスタッフとは衝突し、特にクラブアイコンであるチームマネージャーのファンデルヘウベルさんからは、辛辣な裏話を暴露されたようです。
ファンボメル自身も未だにPSVへの恨み節をぼやいてますし。
ゲルブランツGMは解決済み、と言いますが、本当かな~。
心のふるさとであるはずのPSVと遺恨を残したままなんじゃないかと、応援する側としても、どうしたらいいのかわからないまま今日まで来てしまいました。
仲直りして欲しいけど、根に持つタイプだからなー…(-_-;)
はっΣ(゚∀゚)
私の気持ちなんかどーでもいい。
と、ともかく(汗)、そういうこともふまえて、きちんと過去の失敗から学習して、今度こそ上手くやって欲しいのです。
ヴォルフスブルクとて、前任のグラスナー監督も良い結果を出したにも関わらず、フロントとモメて退団したということですし…。
サッカーと関係ない政治面でトラブって立場を追われるのは悲しいです。
もちろん、サッカーで結果が出ないのは最悪。
監督である以上、そこが一番大事!
魔さかマガト以来のリーグ優勝なんてさすがに期待してません。そこはバイエルンの栄光のV10で。
CLもまぁ(^_^;)、グループ3位でELに回れたらいいかな~と。
でもポカールなら何かの拍子でもしかして…とか…。
あ~もう、楽しみだけど、心配でしょうがない。
Σ(゚∀゚;)
いやだから。何が言いたいかというと。
自分を信じているから、困難な仕事と知りつつ厳しい道を行く。
そんなボメを尊敬するしかない!やっぱりカッコいいぜ、愛してるぜ、ということです。