『普茶料理』、それは江戸時代(初期)に中国から伝わった精進料理の事を言う。
その普茶料理の中に『水仙』という技術があり、葛を上手に使った技術が渡来し発展してきたという。
湯煎した後に、水で湯煎するので、『水煎』という文字と、見た目が美しいので花の水仙と掛け合わされて『水仙』と表記される。
(因みに水仙の花言葉は悲しいものが多い・・・)
現代でもこの普茶水仙の技術は「葛切り」や「胡麻豆腐」に応用されている、夏の涼を取る料理法。
本来、サフランと同じ色素のクロシンが出るクチナシで黄色にしたり、
食紅(昔の食紅、現代では化学的な物も「食紅」と呼ばれ含まれてしまうらしい)で赤色にしたり、
抹茶で緑色にしたり、
赤・黄色・緑と信号の様に色を付けられるが、抹茶が好きなので緑だけにした。
技だけ覚えればいっかなって。
(クチナシとか、まだあんまり使わんし、何処で売っているかも解らんし)
<準備>
先ず先に、
・お湯を沸かしておいて
・冷水も用意し
準備万端。
<普茶水仙を作っていく>
本葛も高いが(残念ながら吉野のモノではなさそうだが)、抹茶も高いからどうしようかな~と思っていたら、ふと100均で「抹茶パウダー」なるものを見付けた、これだ!!と、
GETし、帰宅してから裏を観てみると「緑茶」と書いてあるが・・・抹茶と緑茶は品種が違うハズだが?、まさか緑茶粉末?(が混ざっている?)、まあ、でもこの普茶水仙の為に抹茶を購入しても抹茶塩ぐらいしか無いので(他に抹茶アイスか)、この抹茶パウダーなるもので作ってみよう。
↓
・抹茶パウダー小さじ1/4・・・←どうせそんな使わんし。
・葛50g←葛ってやっぱりトロミを付けるから片栗粉に似ているんだな~。
・水125ml
葛と水を混ぜ
箸やフォークとかでかき回すと良いかも(スプーンだとくっ付いてウザイいことになりそう・・・)。
抹茶を少々
混ぜる。
(底に葛が沈殿するので、もう一度かき混ぜてから)目の細かいザルで濾す(この濾す作業は葛関係の料理やお菓子で結構使われるので覚えておこう)。
残った汁も
何故か家にあった親子丼を作る鍋(=この器具を「親子鍋」と言う)に
流し入れ
それをお湯が入らないように気を付けて、鍋の中身を回しながら湯煎をする。
火加減は中強火ぐらいでもいけてしまう(逆にあまり弱火だといくら時間をかけても中々固まらない)。
湯が入らないように中身を回転させながら
段々周りから固まってくる。
(中央に水分が残るがそれも回しているうちに拡がり固まったら・・・)
↓
そのまま親子鍋を湯の中へ沈める。
しばらくすると透き通って透明になってくるので
冷水に鍋ごと取る。
(湯が入って冷水が少しぬるくなったら、流水を静かに水仙に当らないように加えても)
冷めたら、少し水を切り(水仙が滑り落ちないように気を付けて、触るとまだ指の痕が付いたりもするよ、気を付けて!)
皿にずらして置く。
※タレはこの分量だとちょっと多いんだけれど・・・ま、サラダとか他にも使えるから。
↓
酢大さじ2
醤油大さじ1
出汁大さじ1(←プロではないし、忙しかったので、粒流をお湯で溶いた)
砂糖小さじ1
を合わせて酢醤油のタレを作る(心太=トコロテンみたいだな・・・酸味嫌いだからあまり食べないけれど)。
水仙を切る時にまな板と包丁を濡らさないとはり付いて面倒だから濡らす。
本来はお刺身みたいにキレイに切って使うのだが・・・↓
クッキーの型で抜いてみた。
(余ったフチや切れ端は水に浮かべ、黒蜜を漬けて、砂糖は入っていないが抹茶葛切りに)
星とか
ウサギとか
松竹梅とか
少し、日本的でしょ?
普茶水仙はすっごく、優しい味、これは江戸料理の味だわ、今まで煎り酒とか卵ふわふわとか作ってきたけれど、江戸料理は=優しいんだ。科学的に作ったダシだけれど、ダシの優しさが効いている。
最初、なんだこれ?って感じだったけれど、
↓
2つ目・3つ目で、一気にハマってきた。
(葛切りにして黒蜜なんて勿体無い、本来の葛切りは砂糖が入っているから黒蜜とタッグを組み易いのかもしれない、これは入っていないし)
これは、ハマるは・・・、マジで!!!
『葛』について・・・
豆科の多年草(クズ属ツル性)で、根から葛粉や漢方薬が作られる「秋の七草」(←春だけじゃないのかよ?)の1つ。
動物が食用として好む植物でもあり、繁殖力が強いので昔は飼料としても使われたという。
秋から~冬にかけて掘り起こした根を精製して葛粉にするとのこと。
葛粉をお湯に溶かしたモノが葛湯。
トロミが嫌いなので、自分はあまり使わないが・・・油や葛などのトロミを上手に使うのは大陸料理(←渡来してきた料理)の特徴でもあるらしい。
因みに、この普茶水仙の技術を利用した「葛切り」は、大正や昭和の頃に「ドカ弁」としてあったような鉄の弁当箱などでも出来る。
トングでフチを掴んで上下(又は左右に)に揺らす感じか。。。
その普茶料理の中に『水仙』という技術があり、葛を上手に使った技術が渡来し発展してきたという。
湯煎した後に、水で湯煎するので、『水煎』という文字と、見た目が美しいので花の水仙と掛け合わされて『水仙』と表記される。
(因みに水仙の花言葉は悲しいものが多い・・・)
現代でもこの普茶水仙の技術は「葛切り」や「胡麻豆腐」に応用されている、夏の涼を取る料理法。
本来、サフランと同じ色素のクロシンが出るクチナシで黄色にしたり、
食紅(昔の食紅、現代では化学的な物も「食紅」と呼ばれ含まれてしまうらしい)で赤色にしたり、
抹茶で緑色にしたり、
赤・黄色・緑と信号の様に色を付けられるが、抹茶が好きなので緑だけにした。
技だけ覚えればいっかなって。
(クチナシとか、まだあんまり使わんし、何処で売っているかも解らんし)
<準備>
先ず先に、
・お湯を沸かしておいて
・冷水も用意し
準備万端。
<普茶水仙を作っていく>
本葛も高いが(残念ながら吉野のモノではなさそうだが)、抹茶も高いからどうしようかな~と思っていたら、ふと100均で「抹茶パウダー」なるものを見付けた、これだ!!と、
GETし、帰宅してから裏を観てみると「緑茶」と書いてあるが・・・抹茶と緑茶は品種が違うハズだが?、まさか緑茶粉末?(が混ざっている?)、まあ、でもこの普茶水仙の為に抹茶を購入しても抹茶塩ぐらいしか無いので(他に抹茶アイスか)、この抹茶パウダーなるもので作ってみよう。
↓
・抹茶パウダー小さじ1/4・・・←どうせそんな使わんし。
・葛50g←葛ってやっぱりトロミを付けるから片栗粉に似ているんだな~。
・水125ml
葛と水を混ぜ
箸やフォークとかでかき回すと良いかも(スプーンだとくっ付いてウザイいことになりそう・・・)。
抹茶を少々
混ぜる。
(底に葛が沈殿するので、もう一度かき混ぜてから)目の細かいザルで濾す(この濾す作業は葛関係の料理やお菓子で結構使われるので覚えておこう)。
残った汁も
何故か家にあった親子丼を作る鍋(=この器具を「親子鍋」と言う)に
流し入れ
それをお湯が入らないように気を付けて、鍋の中身を回しながら湯煎をする。
火加減は中強火ぐらいでもいけてしまう(逆にあまり弱火だといくら時間をかけても中々固まらない)。
湯が入らないように中身を回転させながら
段々周りから固まってくる。
(中央に水分が残るがそれも回しているうちに拡がり固まったら・・・)
↓
そのまま親子鍋を湯の中へ沈める。
しばらくすると透き通って透明になってくるので
冷水に鍋ごと取る。
(湯が入って冷水が少しぬるくなったら、流水を静かに水仙に当らないように加えても)
冷めたら、少し水を切り(水仙が滑り落ちないように気を付けて、触るとまだ指の痕が付いたりもするよ、気を付けて!)
皿にずらして置く。
※タレはこの分量だとちょっと多いんだけれど・・・ま、サラダとか他にも使えるから。
↓
酢大さじ2
醤油大さじ1
出汁大さじ1(←プロではないし、忙しかったので、粒流をお湯で溶いた)
砂糖小さじ1
を合わせて酢醤油のタレを作る(心太=トコロテンみたいだな・・・酸味嫌いだからあまり食べないけれど)。
水仙を切る時にまな板と包丁を濡らさないとはり付いて面倒だから濡らす。
本来はお刺身みたいにキレイに切って使うのだが・・・↓
クッキーの型で抜いてみた。
(余ったフチや切れ端は水に浮かべ、黒蜜を漬けて、砂糖は入っていないが抹茶葛切りに)
星とか
ウサギとか
松竹梅とか
少し、日本的でしょ?
普茶水仙はすっごく、優しい味、これは江戸料理の味だわ、今まで煎り酒とか卵ふわふわとか作ってきたけれど、江戸料理は=優しいんだ。科学的に作ったダシだけれど、ダシの優しさが効いている。
最初、なんだこれ?って感じだったけれど、
↓
2つ目・3つ目で、一気にハマってきた。
(葛切りにして黒蜜なんて勿体無い、本来の葛切りは砂糖が入っているから黒蜜とタッグを組み易いのかもしれない、これは入っていないし)
これは、ハマるは・・・、マジで!!!
『葛』について・・・
豆科の多年草(クズ属ツル性)で、根から葛粉や漢方薬が作られる「秋の七草」(←春だけじゃないのかよ?)の1つ。
動物が食用として好む植物でもあり、繁殖力が強いので昔は飼料としても使われたという。
秋から~冬にかけて掘り起こした根を精製して葛粉にするとのこと。
葛粉をお湯に溶かしたモノが葛湯。
トロミが嫌いなので、自分はあまり使わないが・・・油や葛などのトロミを上手に使うのは大陸料理(←渡来してきた料理)の特徴でもあるらしい。
因みに、この普茶水仙の技術を利用した「葛切り」は、大正や昭和の頃に「ドカ弁」としてあったような鉄の弁当箱などでも出来る。
トングでフチを掴んで上下(又は左右に)に揺らす感じか。。。