アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

69アチャコちゃんの京都日誌 光明院

2017-06-07 09:02:54 | 日記

69 アキレス腱断絶からの復帰

 

職場に復帰。でも大した仕事はありま温泉。すでに窓際族の私は、数少ない仕事仲間と早速送別会の打ち合わせだ。日程調整で一日が過ぎた。(涙)

 光明院に行って来た。

 光明院・入り口

 東福寺の境外塔頭だ。塔頭とは大きなお寺の支院(子会社のようなもの)大寺の敷地内にあれば境内塔頭、域外ならば境外塔頭。金閣寺や銀閣寺は、相国寺から遠く離れているが、相国寺の境外塔頭なのだ。東福寺のような巨大寺院であれば塔頭寺も見逃せない。雪舟寺で有名な芬陀院。不動明王が怖い同聚院。など数多い。中でも光明院は長く尋ねる機会がなくやっとゆっくり時間をかけて見学してきた。

 京都には光明院や光明寺と名の付くお寺が多いので注意したい。東福寺の一番南の勅使門から出て50メートルほど歩く。まさに境外塔頭だ。写真のように注意しないと見逃すほどの小さな山門を入る。

 

 

こちらの見どころは、庭園です。昭和初期の作庭家重森三玲の枯山水庭園を眺める。「波心の庭」と言われるこの庭は、小さなお寺の狭い空間に作られた奇跡の庭だ。

禅の勉強など何もしていない私でも、その空間に身を置けば圧倒される気配にしばし動けなくなる。嫌でも自分の人生の振り返りなど、深い思いに晒される。眺める位置を変えながら違う景色を楽しみ、たちまち時間が経過する。北東にある一段高台にある茶室から見下ろすように全体を眺めた景色が一番印象的だった。写真上。

珍しい池泉式の枯山水だ。