安田講堂には何度か行ったことがありますが、弥生講堂は初めてでした。会場となったホールはまだできてそれほど経っていないようで、何かの賞を受賞した建築でした。内部は木の温もりが感じられる落ち着いた雰囲気。天井の梁が葉の葉脈のようにも見えます。
昨日は東大の弥生講堂で開催されたクマの研究会に行ってきました。主催は日本クマネットワークという団体で、私はこの会員ではありませんが一般の参加も自由ということでした。テーマは「クマの保全から生物多様性を考える」というもので、6名の研究者から発表があった。
私としてはこのなかで特に「種蒔くクマ-森林更新に果たすクマの役割」という発表を興味を持って聞きました。森に暮らすある種の動物たちは、様々な形で植物の種子をばらまくお手伝いをしていることが知られていますが、クマの場合には最大22㎞も遠方まで種子を運ぶことができる(糞を落とすということですが)ということです。そして、そこから発芽に至るまでのメカニズムも詳細に報告されて、落とされた糞を処理するネズミや昆虫もいて初めて発芽することができるということでした。つまり、クマとネズミ、昆虫の3者による共同作業によって種子が発芽に至るということなのです。
私としてはこのなかで特に「種蒔くクマ-森林更新に果たすクマの役割」という発表を興味を持って聞きました。森に暮らすある種の動物たちは、様々な形で植物の種子をばらまくお手伝いをしていることが知られていますが、クマの場合には最大22㎞も遠方まで種子を運ぶことができる(糞を落とすということですが)ということです。そして、そこから発芽に至るまでのメカニズムも詳細に報告されて、落とされた糞を処理するネズミや昆虫もいて初めて発芽することができるということでした。つまり、クマとネズミ、昆虫の3者による共同作業によって種子が発芽に至るということなのです。
鳥類園の遊歩道には様々な植物が見られましたが、よく目立ったのがこのパンパスグラス(イネ科)とヒガンバナでした。パンパスグラスは最近公園などに植栽されることが多いようです。高さが2メートルを越す大きさになることがあるようですが、ここのはそれほどの大きさではありませんでした。
渚を後にして、次は鳥類園に向かいました。鳥類園にはウォッチングセンターがあるというので、とりあえずそれを目当てに歩いたのですが、結構広いので思った以上に歩かされました。写真はウォッチングセンターに行く途中に撮ったもので、道の途中の所々に観察ポイントがあって、湿地にいる野鳥を観察できるようになっています。双眼鏡を持って行かなかったのが残念でしたが、アオサギやカルガモが肉眼でも確認できました。
辿り着いたウォッチングセンターは予想以上に立派な施設で、ちょっと周りの自然とアンバランスな感じもしたくらい。
辿り着いたウォッチングセンターは予想以上に立派な施設で、ちょっと周りの自然とアンバランスな感じもしたくらい。