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カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

生田緑地公園

2019-05-09 | 生田緑地公園
 先月末頃に久しぶりに生田緑地公園へ。さすがに緑濃い公園だけにキビタキの声を何度か聞いたものの周りの木々の陰になって、どうしても姿を見ることはできず、美声を聞くだけに終わりました。
 その他、アオゲラの声も3回聞こえ、エナガの幼鳥の群れにも3回出会いましたが、いずれも写真は撮れず。
 野鳥ではガビチョウを撮ることができました。
 このガビチョウ、地面から何かを啄んでは羽繕いするような行動を繰り返していました。はて、なにをしているのだろう、と思ったのですが、帰宅後画像を拡大してみてやっとなにをしていたのかがわかりました。啄んでいたのは蟻でこの蟻で蟻浴をしていたのでした。
 
 
 2枚の写真はかなり色合いが違いますが、グレーっぽいのはホワイトバランス・オートで、茶色っぽいのは曇りモードで撮ったものです。実際の色はどちらとも違いますが、曇りモードで撮ったものの方が実際に近い感じです。
 野鳥観察小屋の辺りの雑木林ですが、写真の左方向の林の奥からキビタキの声が聞こえてきました。
 
 ヤマツツジの花が雑木林を彩っています。
 
 トチノキの新緑。
 
 クロアゲハが吸蜜に訪れていました。
 
 生田緑地公園は比較的生態系が保たれているのでもう少し頻繁に訪ねたいところですが、まともな駐輪場が用意されていないこともあって、それが足が遠のく理由のひとつになっています。駐輪場らしい駐輪場がないので当然ですが自転車スタンドの設備もありません。
 もっともこの公園に限らず、ほとんどの公園には駐輪場はあっても自転車スタンドが設置されておらずロードバイクで来る人のことは眼中にないと思えます。

川崎市・生田緑地公園

2018-05-16 | 生田緑地公園
 しばらくぶりに生田緑地公園を訪ねた。
 歩き始めてまもなくキビタキの囀りが聞こえてきたので声の方に向かって歩いて行くが、声がした辺りに着いた頃には鳴き声が聞こえなくなり、どこかに移動してしまったようだった。その後も別の場所で囀りを聞いたが、そこは近寄れない場所だったので結局キビタキの姿は見ることができなかった。アオゲラの鳴き声も聞いたが、こちらも声のみで姿は見つけられず。
 花はオカタツナミソウが花盛りだった。園芸種のような華やかさとは無縁だが、私の好きな花のひとつだ。
 
 マルバウツギが正門近くの所で咲いていた。中心部の黄色が絶妙のアクセントになっていて美しい。
 
 ハコネウツギはもう終わりに近かった。
 
 谷間の自然観察路。新緑というには緑がだいぶ濃くなってきた。日差しは強かったが、乾いた空気が入ってきて爽やかな日だった。蚊はすでに発生しているが刺されずに済んだ。ルミックスGX-7にルミックス12~60ズームで撮っているが、オリンパスE-M10MKⅡと比べるとボディとレンズの大きさ(特に鏡筒の太さ)のバランスがよい。
 (出かけたのは連休中です。)
 

生田緑地公園

2017-10-04 | 生田緑地公園
 久しぶりに生田緑地公園へ。
 薄曇りの天気だったがこの時期としては気温が高めで半袖シャツ一枚で十分。
 ヤブマメがそこかしこで咲いていた。小さな花だし、名前のとおり藪に絡んでいるので見過ごしてしまいやすい花だ。
 

 このヤマホトトギスは紫の斑点が少なく色白系。
 

 なんとも愛らしいミゾソバの花。モンシロチョウが吸蜜にきていた。
 

 柿の紅葉は一枚一枚違って富んでいる。
 

 超望遠で狙っている一団がいたので尋ねるとエゾビタキがいるとのことで、一瞬飛び去る姿を見たが、肉眼だったのでシルエットを見たのみ。
 土曜日だったので家族連れで賑わっていた。

生田緑地公園

2017-06-07 | 生田緑地公園
 ハナショウブの写真を撮りに生田緑地公園へ。行ってみると例年よりも花が少なくちょっとまばらな感じ。所々櫛の歯が欠けたよう隙間があるし、暖かい日が多かった影響で開花が早かったようで萎んだ花も目についた。
 花の形が整ったものを探して撮影する。曇っていたので色温度を調整しながら花色が忠実に出るように気を付けた。
 
 花弁の形が丸っこい品種もある。撮影しているとホトトギスの鳴き声が聞こえてきた。
 
 これぞハナショウブといった感じの最もシンプルなデザインの花。
 
 ハナショウブの撮影をした後、少し園内を歩くとタイサンボクがたくさんの花を咲かせていた。珍しく低い位置に咲いている花があったので撮影。よい香りが漂ってくる。
 
 いずれもペンタックスの60~250mmで撮影。

生田緑地公園

2017-05-04 | 生田緑地公園
 川崎市内の公園としては自然度の高い生田緑地公園へ。着くとすぐにアオゲラの鳴き声のお出迎え。続いてオオルリの囀りが聞こえてきた。なかなか姿が見つからなかったが、しばらく粘ってやっと瑠璃色を見ることができた。距離はややあったものの目線に近い角度で見えた。オオルリは数秒間見えただけだったが、その後、キビタキの方はたっぷりとみることができ、美声も堪能した。鳥用のレンズは持って行かなかったので撮影できなかったが、持って行ったとしても距離が遠いなど条件が悪かったので、満足な写真は撮れなかっただろう。
 写真はキビタキがいた森。

 その森の林床に咲くツボスミレ。

 生田緑地民家園の民家の屋根には早くもアヤメの花。


生田緑地公園

2017-01-04 | 生田緑地公園
 川崎市北部にある生田緑地公園へ。川崎市の公園としては最も自然度が高いので期待してでかけた。
 冬鳥はアトリ、シメ、ツグミ、ルリビタキ、アオジの5種を確認した。この他、近隣の多摩川台公園では見られることが少ないカケス、ヤマガラにも会うことができたのでやはり自然度の高さを感じた。
 しかし、撮影できたのはアトリのみで、しかも距離が25メートル以上もあったのでかなり小さな画像しか得られなかった。
 
 ハリギリの黄葉が一枝にだけ残っていた。
 
 紅葉の季節が終わり、鳥もほとんど撮れなかったのであまりシャッターを切ることなく帰宅となった。 
 撮影は12月下旬。

生田緑地公園内・日本民家園

2016-11-01 | 生田緑地公園
 生田緑地をしばらく歩いた後、公園内にある日本民家園に入り、前回訪れた際に見なかった最奥部にある数軒の民家を見てきた。
 これは岩手県にあった曲屋作りの民家の厩の部分。
 
 中には竹を編んでできた馬の人形が置かれていた。説明書きによると飼っていた馬が亡くなると、こうした人形を作って飼葉を供えていたのだという。当時の人と馬との強い結びつきを感じる。
 
 三重県伊勢市の神社の境内にあったという舞台で、調度、歌舞伎の上演に向けた準備が行われていた。
 
 民家園を出て帰る途中に咲いていた野菊。シロヨメナだろうか。
 

生田緑地公園

2016-10-30 | 生田緑地公園
 久しぶりに川崎市北部にある生田緑地公園へ。
 歩き始めるとすぐにアオゲラの鳴き声が聞こえ、さすがに自然度が高いな、という思いを新たにした。今夏何度も目にしながらなかなか撮影のチャンスがなかったウラギンシジミをやっと撮ることができた。1枚撮ったところで、さらに接近を試みると飛ばれてしまった。この蝶は飛ぶ速度が早いので一瞬の内に姿を消してしまい、見つけることはできなかった。
 
 カントウヨメナとヤクシソウがたくさん咲いていていかにも秋の野の風景。
 
 カントウヨメナのアップ。
 
 ヤクシソウのアップ。風がほとんどなかったので植物のクローズアップには格好の天気だった。
 

生田緑地公園

2016-06-06 | 生田緑地公園
 生田緑地のハナショウブがそろそろ見頃なのではないかと思いでかけました。
 もうかなり咲いていて萎れた花を作業員の方が摘み取っていました。
 今年は花付きがよいようです。
 
 色や形も様々。
 
 素朴な色合いのものからは凛とした雰囲気を感じます。
 
 ハナショウブの撮影を終えてから園内を周りましたが、奥の池にはガクアジサイが。
 
 池には周囲の緑が映り込んでいました。
 
 撮影をしているとキビタキの囀りが聞こえてきました。この時期に聞こえるということは公園内で繁殖していることでしょうか。姿を探しましたが林の奥にいて見ることはできませんでしたが、美しい囀りはたっぷり堪能しました。
 1枚目を除いてペンタックスの60~250㎜で撮っていますが、シャープネスや色再現など素晴らしい描写性能を持っていると感じます。すでに書きましたが、重いことと撮影倍率が低くあまりマクロ撮影ができないことが残念な点です。

川崎市立日本民家園

2016-04-12 | 生田緑地公園
 生田緑地をぐるっと歩いてから公園内にある日本民家園に入った。ここは全国から20戸以上もの古民家が集められていて、家屋の中にも入って見ることができます。雑木林に囲まれた環境に民家が溶け込んでいました。
原家・神奈川県川崎市・明治時代後期
原家は地元ではよく知られた名家。
 
鈴木家・福島県福島市・19世紀初期
馬宿で12頭の馬が馬方と一緒に泊まれたそうです。
 
三澤家・長野県伊那市・19世紀中期
薬屋をしていた家とのこと。木組みの感じがいいですね。
 
正面は江向家・富山県南砺市・18世紀初期
五箇山の合掌造りの家です。
右側は佐々木家・長野県南佐久郡・18世紀中期
 
 全部見ると結構時間がかかります。改めて来てみようと思いました。