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カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

景信山から高尾山縦走

2023-11-21 | 登山
景信山山頂の茶屋の前にあったカエデの黄葉と富士山。


山頂から少し降りた所にある展望台からは、これから向かう城山方面の山並みがよく見えた。


同じく展望台から間近に見える相模湖の眺め。


アップダウンを繰り返して小仏峠に着いた。景信山からここまでの道もよく整備されていて初心者でも歩きやすい道。広い台地状になっていて、テーブルもあったので昼食を摂った。


次回に続きます。

景信山から高尾山縦走

2023-11-20 | 登山
先日の川苔山に続いて14日に紅葉を楽しみに景信山へ。景信山は初めての山なので、どんな山なのか楽しみ。
小仏までバスで。平日にも関わらずバスはかなりの混みよう。景信山もなかなか人気の山のようです。
初めは杉林が続きましたが、自然林になると草花が見られるようになると、コウヤボウキが咲いていました。


思いのほか容易に景信山山頂に到達。日陰になっている所は凍っていました。


展望はすこぶるよし。関東平野が一望できます。
スカイツリーは肉眼でもすぐに見つけられました。双眼鏡を使うと、東京タワー、都庁舎、横浜のランドマークタワーと次々に見つかりました。


空気がとてもクリアなので雪をいただいた富士山の堂々たる山容が目に焼き付きました。


山頂部はかなり広く、この日は営業していませんでしたが茶屋がありました。様々な木々がありますが紅葉しているものは少し。まだ紅葉には早かったようです。数少ない黄葉のケヤキ。


奥多摩 川苔山

2023-11-10 | 登山
山頂手前の辺りで足がちょっとつりました。気温が高く汗をかいたわりに水の摂取が不足していたのかもしれません。
山頂からの展望。


山頂に一際鮮やかに紅葉した木が立っていました。イロハモミジよりも葉が大きくイタヤカエデだろうか。


山頂部周辺の木々は錦に染まっていました。




下山路は鳩ノ巣駅に下る道を選びましたが、時間的には早いですが杉の植林の中を降りてゆくので楽しみは少いのが残念なところ。
杉林の中にマムシグサがあった。


鳩ノ巣駅。駅舎の屋根の上でジョウビタキが盛んに鳴いていました。


電車が出たばかりだったので、次の電車まで40分以上待ちましたが、なんと線路を横断してゆくニホンザルを見ました。

奥多摩 川苔山 

2023-11-08 | 登山
奥多摩の名瀑、百尋の滝に着きました。このコースのハイライトの一つです。紅葉にはもう少しというところ。


百尋の滝からの撮影。岸壁の木々は紅葉が進んでいました。


さらに標高を上げてゆくと紅葉の色づきが進んできました。


リンドウの花が登高の疲れを癒してくれます。トリカブトも見られましたが、花は終わって実になっていました。


尾根に上がった辺りのカエデの紅葉。


東の肩辺りの登山道。それまでの急登から解放され、穏やかな道でほっとします。


奥多摩 川苔山

2023-11-07 | 登山
1日に川苔山に登りました。6年前の春に登って以来で、次回は秋の紅葉の時期に登りたいと思っていましたが、やっと念願がかないました。
何回かに分けて紹介してゆきます。
奥多摩駅からバスに乗車。川乗橋バス停で下車。沢沿いのコースを選んだので、渓流の景色がたっぷり楽しめます。


湿潤な場所にはジンジソウの花が咲いています。深い緑色の苔も美しい。


要所には橋が架かっていて、小さな橋を繰り返し渡って進みます。


森の緑を映す水面。1000m以下の所はまだ紅葉はちらほらでした。


高尾山登山

2023-05-05 | 登山
下山路には4号路を選んだ。4号路は吊り橋があるので、渡る楽しみがある。
ラショウモンカズラを見つけた。まさかここで会えるとは思っていなかった。1株だけしかなかったから、見られて幸運だった。


こんなものも見つけた。苔で覆われた枯れ枝に黄色のものが生えているが、変形菌類の1種なのだろうか。


吊り橋はしっかりした造りなので、ほとんど揺れることがない。


吊り橋付近の樹林は新緑が美しかった。


濃い緑の中にホオノキの白い花が点々と見える。


4号路は1号路に合流。少し歩くと展望台に至る。空気が澄んでいて見晴らしが素晴らしかった。横浜のランドマークタワーまでよく見えた。この辺りからは外国人がだいぶ目立つようになってきた。ここではサンショウクイの囀りを聞くことができた。


下山後、駅近くにある「TAKAO599ミュージアム」に立ち寄って一休み。高尾山の自然が紹介されている。


高尾山の名物、ムササビの剥製も。


高尾山登山

2023-05-03 | 登山
連休で混みあう前に高尾山を楽しもうと先月下旬に出かけました。
当日は快晴となり、暑くも寒くもない絶好の登山日和。
高尾山口の駅舎は木材をふんだんに使った造り。


コースですが、登りは6号路を選びました。
6号路は途中まで沢沿いの道。水面に新緑が映って目を楽しませてくれます。


大きなモミの木がありました。直径は優に1mを超す太さ。樹齢はどのくらいになるのでしょうか。


根元にはびっしりと苔が覆っています。


近くには大きなカエデもありました。キビタキの囀りも聞こえますが、なかなか姿は見つけられません。
小さな白い花をつけているスミレがありました。花は平地にあるツボスミレに似ていますが、葉の感じが違います。この後、たまたま出会ったレンジャーの方に尋ねたところ、コヤマスミレとわかりました。


真っ青な空に新緑が映えます。ここではイカルの囀りが聞こえました。


山頂に到着。湿度が低かったためか、眺望は抜群でした。富士山の左に見える大きな山は大室山で何度か登ったことがある山です。


次回に続きます。

川苔山

2017-05-23 | 登山
ヤマツツジは今回のコースでは最もよく見られた花のひとつ。ミツバツツジも二回見られたが、このツツジの花期を過ぎていたようだ。
 
 クワガタソウ。あまり目立たない花だが名前の方は一度聞いたら忘れない。
 
 下山路は登りのコースと比べると奥多摩名物の杉の植林帯が多いのだが、標高を下げてくると益々杉林が多くなってくる。それでもこのコースを下山路に選んだのは他のコースに比べれば比較的自然林が残されているから。
 
 恐らく標高500メートル位の所まで下った所だと思うが、登山道が土砂に流されて消えかかっている場所が断続的に数十メートルにわたってあって、急な斜面になっているので通過するのに少し緊張した。まさか麓に近い所でこんな思いをするとは思わなかった。
 下山途中に会ったのは山頂近くで会った登ってくる人と下山を始めてから2時間ほどたったころに少し先を下山している人の2人だけという少なさだった。
 古里の駅には15時半頃着いたが、コースタイムより30分近く余計にかかった。元々左足の膝に故障を抱えていたが、下山を始めると痛み出した上に予想外に発生した爪先の痛みをカバーしようと余計に足の筋肉に負担がかかってしまって、これまでになく足を使い切ってしまった。膝の痛みと爪先の痛み、それに筋肉痛に苦しんだので駅に着いたときはほっとした。帰宅後、足を見ると右の薬指に豆ができていた。それでも次に行くとしたら紅葉の時期がいいと思っているのだから、山とは不思議なものである。
 確認した鳥を挙げておこう。ミソサザイ、オオルリ、キビタキ、ウグイス、アオバト、ツツドリ、アオゲラ、センダイムシクイ、ヒガラ、シジュウカラ、カケス。以上11種。
 新しく買ったペンタックスの17~70mmレンズは画面を3分割してみると中央部分が最も画質が良く、右側の1/3もごく周辺部を除けばよいのだが、左側1/3が甘い描写で右側1/3とはだいぶ差があることがわかった。絞りを変えても関係はないようでF8でも甘いまま。レンズは当たり外れがあると言われているが、たまたま外れ玉だったのか全部がそうなのかはわからないが、ちょっと期待外れな画質。ただ、接写をした写真では比較的画面全域にわたってむらがなくよい写りをする。それとやや暗い場所ではピントが迷いAFではピントが合わせられない場面が多かった。これまでに使った他のレンズでもなかったわけではないが、これほど頻繁に起きたことはなかった。

川苔山

2017-05-22 | 登山
 下山はいったん東の肩という小広くなった尾根に下り、そこから赤久奈尾根を辿って古里に降りるのだが、立派な道標にはその方向を指す表示がなかった。鳩ノ巣への下山路は表示していたので、その方向に歩いてゆくと古里への道を示す古ぼけた小さな看板があったが、うっかりすると見落としてしまいそうだった。要注意である。
 歩き進むとシロヤシオの花に出会った。西丹沢の山ではよく見る花だが、この山で見るのは初めてだったのは5月下旬というこの時期にこれまで登ったことがないからに違いない。
 
 川苔山を振り返る。遠くでアオバトの鳴き声が聞こえる。
 
 下山を始めると爪先の方が窮屈な感じがして痛みを感じるようになった。登山靴は長年履いてきたものでこんなことは初めてのこと。ただ、家で試しに履いたときに少し窮屈な感じがしたので、靴下はいつも2枚重ねて履いているが、その内の1枚を薄手の物に換えたのだった。登っているときも最後の方になって少しきつくは感じていたのだが痛みを感じるほどではなかった。何が原因かはっきりとはわからないが、足が大きくなったはずはないので年季の入った登山靴なので皮革が劣化していることと関係しているのだろうか。
 フデリンドウを見つけた。この花を見るのは数年ぶりのことだ。
 
 シロヤシオの大きな株があった。70mmレンズを持ってきていながら一度も使っていなかったのでレンズ交換して撮った。やはり単焦点レンズは切れ味の鋭い描写をする。
 
 双眼鏡を持ってきたのに使う場面がなかったが、下山途中でヒガラが現れたのでやっと使うことができた。芋虫を捕まえて食べるという場面だった。下山路ではキビタキの囀りを頻繁に聞くことができたが、姿は見つけられなかった。
 ヤマシャクヤクがあったが、残念ながら散り始めていた。大輪の花なので咲いているところを見たかったが咲いて3日ほどで散ってしまうのだそうだ。
 
(続く)

川苔山

2017-05-21 | 登山
 登山口から1時間半ほどで百尋の滝に着いた。偶然にもコースタイムぴったり。新緑に囲まれた百尋の滝は見ごたえ十分で何度見ても素晴らしい。釣り人がひとり釣り糸を垂れていた。
 
 標高を上げてゆくと葉脈の白い筋が特徴的なスミレが目につくようになってきた。花の大きさはとても小さくて1㎝もないくらい。図鑑を見るとフモトスミレとわかったが、山麓でも見られるスミレで特に山地性ではないようだ。
 
 標高が上がるにつれて若々しい新緑の色合いになってくる。
 
 ムラサキケマン。17~70mmレンズは接写でのピントはなかなかよいようだ。ただし、70mmにしても画角が広く近距離では実際の焦点距離は50mmもないように感じる。従って大きく撮ろうとするとかなり被写体に近づかなくてはならない。
 
 ハウチワカエデと思われるが赤い花を付けている。
 
 急登もあり次第に足が重くなってくるが、歩幅を小さくして筋力の回復を図りながら登高を続けると山頂に達した。滝からは1時間50分かかったが、写真を結構撮ったわりにはコースタイムよりもわずかに早く着いた。それでも同じバスで来た人の中ではビリから3番目の遅さである。写真を撮ったり鳥を見たりしながら登るのでいつももっとも遅い部類になる。
 山頂には日陰がなく日差しが強くて暑い上に虫がうるさくつきまとうので、食事を摂ると早々に下山にとりかかった。万一の寒さのときのためにウィンドブレーカーを持ってきたが、最後まで着ることはなかった。
 
(続く)