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カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

奥多摩・御前山

2024-05-10 | 登山
緩やかな斜面が続き小広くなったところがありました。一息つくには格好の場所。


バイケイソウの群落が現れました。


ハウチワカエデの新緑。


御前山山頂近くの樹林。強風のためか折れた木がありました。


辛うじて咲き残っていたカタクリ。2、3週間前がピークだったと思われます。


フデリンドウがちょうど開花の時期だったようでたくさん見られましたが、その中にピンク色の株がありました。もちろん、こんな色のフデリンドウを見るのは初めてで驚きでした。


奥多摩・御前山

2024-05-07 | 登山
杉林の日があまり差さない場所ではギンリョウソウが見られました。高さは10㎝もないほど。葉緑素を持たない植物です。


サス沢山辺りからは傾斜が緩やかになり、道の左側も自然林となります。ブナの巨木も見られるようになりました。


直径1m近いブナの樹肌。


ブナ


トチノキや様々なカエデ類、イヌシデなど様々な木の新緑の饗宴。


緩斜面の登山道を登ってゆきます。



奥多摩・御前山

2024-05-04 | 登山
2週間前の大岳山に続いて今度は御前山に登りました。
御前山に登るのは39年ぶりのこと。その時も同じ5月の連休の時でした。記録を見るとあまりよい印象がなく、このため、大岳山のように度々登ることがありませんでしたが、今回登ってみると意外にもなかなかよい山でした。
コースは奥多摩湖から登って、境橋バス停に下るというもの。登りは前回と同じですが、下りは前回は湯久保尾根を下ったので、今回初めて歩く道。
奥多摩湖。39年前はドラム缶橋で湖を渡りましたが、現在はダムの堰堤を歩いてゆくようになっています。


初めは急登が続きますが、危険なところはなく息を切らさないように登ってゆきます。道の右側は自然林になっていて、木の間越しに奥多摩湖の水面が見えます。左側は杉の植林帯になっています。


サス沢山が近くになると勾配が緩やかになり、美しい新緑の広葉樹林の中を歩いてゆきます。




サス沢山の展望台からは水をたたえた奥多摩湖が一望できました。


奥多摩・大岳山

2024-04-29 | 登山
下山コースも様々ありますが、今回選んだのは馬頭刈尾根を歩み、つづら岩から綾滝、天狗滝を見て千足バス停に下るというコース。馬頭刈尾根は以前にも歩いたことがありますが、ほぼ平坦な道が続く部分もあり、いかにも奥多摩の山らしい道で穏やかな気分で歩けます。
美しい新緑の木に出会いました。登りのコースでは見られなかったように思います。葉の形はイヌシデに似ていますが、イヌシデではないようです。少し歩くと名札を付けているのを見つけて、イヌブナとわかりました。


イヌブナの樹肌をバックに。透明感のある明るい緑色はまさに早春のイメージでした。


エイザンスミレ。枯れ枝に守られるように咲いていました。


つづら岩から先は初めて歩く道ですが、ここから急下降してぐんぐん標高を下げてゆきました。
綾滝は滑滝になっていて、岩肌をなめるように流れています。落差は結構あり見応えがあります。


周辺にはミヤマキケマンが。


こちらは天狗滝。滝の下の方が日陰になっていたのはちょっと残念。


水しぶきがかかりそうな岩壁にはヒメレンゲ(ベンケイソウ科)が咲いていました。


天狗滝のすぐ下には小天狗滝もあり、ここでは滝行をしている人が数十人いました。
ここまで下ると千足バス停はすぐそこでした。

奥多摩・大岳山登山

2024-04-26 | 登山
上高岩山展望台からは大岳山が間近に望まれる。


先日の草戸山ではもう花が終わっていたナガバノスミレサイシンが咲いていました。


閉鎖された大岳山荘。若い頃に一度泊まったことがある。


山頂からの眺め。晴れてはいたものの少しもやっていて富士山はだいぶ霞んでいました。


展望がきくのはほぼ180°で反対側は樹林で隠されている。


堂々たる容姿の御前山。山頂で食事休憩をとっているとエナガのペアがやってきて通り過ぎてゆきました。


下山の際にもう一度大岳神社に寄って狛犬に挨拶。ゆるキャラ風の狛犬。


奥多摩・大岳山登山

2024-04-23 | 登山
次第に標高を上げてゆくとイワウチワが現れました。イワウチワを見るのは数十年ぶりのこと。大岳山で見られるとは思っていませんでした。記憶の中のイワウチワの花はもう少し大きかったような気がしますが、数十年の間にイメージが膨らんでしまったのかもしれません。


下界ではとっくに終わったヤマザクラがまだ満開でした。コガラの囀りがあちこちから聞こえてきます。


2時間半ほどで上高岩山展望台に着きました。


標高の低い辺りは新緑で山笑うという景色。




御岳山が間近に眺められます。


奥多摩・大岳山登山

2024-04-22 | 登山
先日の草戸山が気持ちよく登れたので、また山に行きたくなり今度はもう少し本格的な登山ということで、奥多摩・大岳山に出かけました。大岳山に登るのは15年ぶりのこと。
今回選んだコースはルートのほとんどがこれまで歩いたことのない道で、どんな景色が見られるか楽しみに登りました。
大岳鍾乳洞入口でバスを降り、養沢神社から登山が始まります。


杉の植林地の中、いきなりの急登がしばらく続きます。急登が終わると自然林が時々姿を見せてくれるようになりました。


それとともに草花も見られるようになります。
ヒメミヤマスミレのようですが、よく似たものがあるので確かではありません。


ミツバツツジ。標高の低い所では開花していましたが、標高が上がるにつれ蕾のものが多くなってきました。


アセビはコースのいたるところで目にしましたが、大きなものは高さが3mを優に超えていました。


草戸山登山

2024-04-16 | 登山
城山湖と周辺の山々。




オオシマザクラと枝垂れ桜。


見晴らしがよくベンチもあったので湖畔で昼食。

草戸山山頂にはそれほどの労力もなく到達。山頂の展望デッキは老朽化のためか使用禁止になっていた。


下山路でアカネスミレに出合い撮影。スミレは他にもマルバスミレなど数種類のスミレに会えました。


さらに下山してゆくとニリンソウの群落があり、ちょうど見頃でした。



最後は国道20号に沿ってしばらく歩くのが残念ですが、無事高尾山口駅に到着。低山ながらなかなか変化に富む山で、低山の魅力を味わえる山でした。

草戸山登山

2024-04-15 | 登山
草戸山と言ってもあまり名前を知っている人は少ないのではないでしょうか。私も最近知ったばかり。
東京都町田市の最高峰の山ということですが、その標高は364mという低山です。こんな低山ですがそこそこ登られているようで、どんな山なのか期待半分不安半分な気持ちで出かけました。
今回選んだのは登りはJRの橋本駅下車でバスに乗車、城山カタクリの里から。下山は高尾山口駅へというコースですが、登山コースはたくさんあり、選択に迷うほど。
当日は快晴に恵まれ絶好の登山日和となりました。
芽吹いたばかりの新緑が出迎えてくれました。モミジやイヌシデなどの新緑。


しばらく歩くと車道に出てしまいましたが、車道から少し上がった所には金毘羅宮の社があり、写真の場所はその駐車場となっていました。周囲はソメイヨシノが満開。


金毘羅宮からの眺め。


金毘羅宮からさらに登ってゆくと大展望が開けました。スカイツリー、東京タワーはもちろんのこと、筑波山もうっすらと望めました。




ここから下ってゆくと城山湖(本沢ダム)に出ます。
城山湖は人造湖。湖畔のソメイヨシノが彩を添えています。


次回に続きます。

景信山から高尾山縦走

2023-11-22 | 登山
小仏峠を出発し、城山へ。城山には13時前に到着。大きな通信関係施設。


こちらの茶屋は平日でも営業していた。
茶屋の前にあったカエデの紅葉。他のカエデなどは緑のままだったので、色づきのよいカエデを植栽したのではないだろうか。


城山から高尾山への道は途中で3つに分かれ、どの道を選んでも高尾山に向かいますが、今回は右側の道を選びました。この道はそれまでの道より幅が狭くて、いかにも山道という感じです。紅葉していれば、よかったですがほとんど紅葉がなく、展望もないので、単調な印象でした。そのせいか、思いの他高尾山までの道のりが長く感じられた。真ん中のメインルートを通った方がよかったか、と思いました。
ここで3ルートが合流。高尾山山頂はもう目の前。


高尾山の山頂は大変な混みようだったので、すぐに下山へ。今回は稲荷山コースを下る。
エビヅルの紅葉。


イイギリの赤い実。


鳥の方はここまでこれといったものには出会いませんでしたが、下山途中でエナガの群れに出会いました。
稲荷山コースですが、板で階段が敷き詰められた場所が多く、かえって歩きづらく難儀した。階段を踏み外して転倒ということもあり得るので危険でもある。階段の必要がない緩斜面にも関わらず、わざわざ階段を設置していて予算の無駄遣いと思われた。板は新しい感じだったので最近設置されたようだ。