ゴールデンウィーク後半

暦通りに働く勤め人としましては今日からようやく連休だ～、とほっとしていますとニュースではもはや後半とのこと。
そうか、29日の日曜日からずっとお休みという人もいらっしゃるのね。
そして年末年始と同じく流れる渋滞や鉄道の混雑状況。
そういえば年末年始やゴールデンウィークに旅行なんて、行ったことがない。
穴場というのも、テレビやネットで消滅しかかってしまっているしなぁ。
そんな私は会社勤めを卒業したら、いつか全国の競馬場や競輪場を巡りながら旅をしたいと思っているのですが、途中ですっからかんになったらどうしようと心配で、実現できるかどうかわかりません。
若けりゃその土地でしばらく働いて、またお金を貯めて旅に出るというのもできるかもしれないけれど、定年後のおばあちゃんが知らない土地で、そうすんなりと働き口を見つけることができるかどうか。
そして運良く面接にこぎつけられたとしても、旅打ちの途中でお金がなくなってしまいまして、なんて言ったら即刻お引き取り下さいと言われてしまうでしょうね。
なかなかどうして、寅さんのようにはいきそうにもありません。
帰る家といっても、もしかしたらその頃には、淋しい独居老人になっているかもしれないし。
こうなったら、頑張ってベストセラー作家になって仲間と楽しく老後を過ごせるやすらぎの郷のような施設でも造るしかないか。
しかしベストセラー作家になっても、２兆円も稼げるものなのかしら。
やすらぎの郷の脚本をお書きになった倉本聰先生は、施設の建設費用から登場人物全員の履歴書、女性ならばいつ初潮を迎えていつ処女を失ったのかまでを考えて、２クール６ヶ月分のシナリオを４ヶ月で書き上げられたそうです。
ドラマには出てこない数字まできちんと試算して書くその姿勢、そしてこの企画を実現されるまでのいきさつなど、とても興味深いお話を読んで勉強になったのでした。
という訳で、後４日のお休みは普段なかなかじっくり出来なかった創りこみをしようと誓ったにゃかのでありました。