北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

2011 真夏のくっちゃん雪ダルマ ④

2011年07月03日 | まちづくり
 『真夏のくっちゃん雪ダルマ』
 北海道庁赤レンガ庁舎前広場で開催されました。今年で22回目を迎える真夏の雪ダルマ。
札幌開催は今年で2回目となります。
肌寒い日が続いていますが、少し夏らしい札幌に雪ダルマが誕生です。



 今年は、新バージョンとなっています。雪の貯蔵方法から雪ダルマの作り方も、21年間の実績を封印して、冬の雪そのものの素材感を生かした雪ダルマを作ろうと、新たな挑戦を試みています。
製作も朝5時から雪を積み始め、10時にオープニングセレモニーを行い、製作過程もイベントの一環として観てもらおうと企画しています。
雪ダルマを作っている横では、羊蹄太鼓の演奏や町の名産品の販売などが行われています。





約3時間掛けて作り上げた22代目の雪ダルマ。
ミニ雪ダルマとも、夏の日差しを浴びながら札幌市民や観光客の皆さんをくっちゃん・ニセコにお迎えする。そんな感じがします。







 くっちゃん名物のお菓子やスイーツ、ニセコのお酒の販売や羊蹄の名水にニセコ観光のPRの他、くっちゃん産のお米やジャガイモの無料配布。今年は時期が早いので昨年収穫の雪倉ジャガのじゃんじゃん取りが行われました。





 17時にはフィナーレとなりましたが、大勢の人を迎えた雪ダルマ。
あまり融けずにイベントを盛り上げてくれました。

 1ヶ月後の8月6日に倶知安町の「じゃが祭り」に再び、皆さんを地元でお迎えします。
子供たちにプレゼントしたミニ雪ダルマの中にはお菓子とまちの駅「ぷらっと」での商品引換券(1000円)も入っているので、是非、くっちゃんに遊びに来ていただければと思います。


              イベントを盛り上げたスタッフの面々

阿波人形浄瑠璃鑑賞会

2011年07月01日 | まちづくり
 7月1日、倶知安町文化福祉センターで『阿波人形浄瑠璃鑑賞会』が開催されました。
倶知安町開基120年記念事業並びに倶知安町文化協会40周年記念事業として「くっちゃん阿波衆の会」などの後援で行われ、徳島市の阿波人形浄瑠璃 平成座の出演です。




          「巡礼歌の段」


 倶知安の開拓には徳島から多くの方が入植され、現在ではその末裔である皆さんが阿波衆の会を結成し、夏祭りの「じゃが祭り」に阿波踊りを披露してくれています。
 倶知安での阿波人形浄瑠璃の公演は、今回で3回目となるそうです。

本日の演目は、徳島の定番である「傾城阿波の鳴門」の「巡礼歌の段」と「十郎兵衛住家の段」、「壺坂観音霊験記」の「山の段」の三幕でした。




          「十郎兵衛住家の段」





          「山の段」

日本文化に触れた、ひと時でありました。
これも「くっちゃん阿波衆の会」の皆さんの御かげで、日頃の活動に感謝です。





 3年前の2008年、建築士会の全国大会が徳島市で開催された時に、県立の阿波十郎兵衛屋敷を見学し、「傾城阿波の鳴門」を観たのを思い出しました。
平成座の皆さんもそこで公演しているようです。