北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

平成22年 第2回定例会 ①

2010年06月07日 | まちづくり
 平成22年第2回定例会が開会しました。



 開会に先立ち、石本議長に対し町村議長会より勤続15年の自治功労賞が贈られました。

 町長から行政報告がありました。
5月31日で21年度の各会計を閉鎖したので、各会計の決算見込みの報告です。
一般会計は、歳入87億6645万円、歳出84億2933万円、
22年度への繰越し分が4355万円で差引き2億9357万円の黒字となりました。
一方、国民健康保険事業特別会計は、1億9013万円の赤字となっています。
赤字分は、22年度一般会計より繰上充用して、歳入不足を補っています。
一般会計と7つの特別会計を合算した収支は、1億700万円の黒字となりました。
 毎年、一般会計は2億円ほど基金を取り崩し、黒字分を基金に戻しているので、
実質的には国保会計の1億円分が赤字と考えるべきです。
今後は、国保会計の見直しが急務になっています。



 3件の報告がありました。
・倶知安土地開発公社の決算と今年度予算の報告です。
  公社は現在休眠状態で、銀行の利息と法人税の動きのみです。
・平成21年度の情報公開と個人情報の運用状況の説明です。
  情報公開が2件、個人情報の開示1件(本人請求)でした。
・繰越明許費の報告です。
  21年の補正予算が主で、中学校の耐震補強工事も含まれています。
  総額7億7515万円で6月にはほとんどの事業の発注が終わります。
  
 初日の議案が1件で、「町職員の育児休業等に関する条例の一部改正」です。
国の法律改正に伴って町の条例も同様に改正するということです。
配偶者(奥さん)が共稼ぎででなくても、奥さんが育児休業を取っていなくても
職員(夫)が育児休業することができる。また、育児短縮時間勤務もできる。
といった改正です。
 中小零細企業では、取得不可能な育児休業制度ですが、
子育て支援ということで作られたのでしょうが、大企業や公務員など
極恵まれた人たちの制度だといわれてもしょうがないですね。
 この議案は、総務常任委員会に付託となり、じっくりと審議され
今定例会中に報告され、審議されます。
ここ数年、条例改正については、本会議で即決ではなく、
担当委員会で時間をかけて審査されて、再度本会議で審議されることが多くなってきています。

 ここで、13日まで休会となり、14日再開後17日まで定例会が行われます。

 これから一般質問のまとめに入ります。
今回は1番手なので、他の議員さんとのダブりに気を使うこともありませんが、
短時間にまとめ上げなくては

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