北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

自衛隊駐屯地存続決起会

2010年05月14日 | まちづくり
 北海道の自衛隊体制維持を求める中央決起大会が東京の半蔵門のホテルで開催されました。
わが町からも町長、議長を先頭に8名で参加してきました(日帰りです)。



 主催は山口千歳市市長を会長とする北海道自衛隊駐屯地等連絡協議会で駐屯地のある51の市町村から441名が東京に集まり、北海道選出の衆議院議員や参議院議員へ決議文を渡したり、防衛省や民主党、自民党などの政党など関係省庁への陳情を行いました。



 この夏にも「防衛計画の大綱見直し」に基づく「次期中期防衛力整備計画」の策定が行われようとしています。
ロシアなどの北の脅威が薄らぎ、防衛の対象が南西部に向いており、北海道での自衛隊の整備が縮小されています。さらに、今後も縮小傾向にあります。
 防衛も然ることながら災害対応での自衛隊の役割は重大なものがあります。さらに、駐屯地のある町は、自衛隊とともにまちづくりが行われています。多くのOBの方は、退官後も町に留まり、いち町民としてまちづくりに参加しています。そんな関係ができています。



 高橋はるみ北海道知事も駆けつけて、共に体制の存続を訴えてくれました。
北海道選出の民主党、自民党の代表の代議士先生も同様に賛同してくれましたが、新党大地の鈴木宗雄代表は、「自衛隊駐屯地の存続を言うのなら、沖縄が負担している米軍の訓練の一部を担うことを申し出るくらいの覚悟がないと、存続は上手くいかない。同じ国民として沖縄の負担軽減をすべきだ」と檄を飛ばしました。
お願いばかりではだめだということでしょう。
総論賛成各論は難しいところです。