北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

支庁再編成 4

2007年08月30日 | まちづくり
後志支庁存続のため、札幌に出張です。
倶知安町議会議員16名全員で北海道庁や道議会に陳情です。



先日の臨時議会で決議した「後志支庁の存続を求める決議」文を高橋知事に渡す予定ですが、生憎、知事不在のため担当の嵐田副知事に手渡します。
その前に、喜茂別出身の山本副知事が面会してくれました。
道議会の9月の第3回定例議会に提案する予定なので、はっきりしたことは聞くことができず、決議文を受け取ってもらう程度でした。
町議会が会派を超えて全員で来たことに対する感触は、どうであったかわからないけれど、気に留めてくれるとありがたい・・・。



後志管内選出の道議会の先生方も一緒に同行してくれて、陳情してくれました。
自民党、民主党、共産党の4人の先生です。
どの党にあっても、支庁の再編成については、道庁の考え方に賛同はしていないようです。
支庁再編は、地方分権と行財政改革のために行おうとしているけれど、町村合併が進んでいない今行うのは、地方を切り捨てることにつながり、地方の過疎化に拍車をかけるだけです。
支庁の人件費などが削減され財政が圧縮されるかもしれないけど、それを引継ぐ町村に財源を渡さなければ、町村の負担が増えるだけで、全体では何も改革になっていません。
地方の将来像が見えない中での再編は、理解が得られないでしょう。
地元は勿論、道議会でも理解は得られないでしょう。