なぜ外国産の豚肉は安いのか？

前回の朝市にてお客さんから 「外国からくる豚肉はわざわざ遠いところから運賃を使って運んでくるのに、どうして国産豚肉より安いのですか？」 と質問がありました。 . . . 本文を読む

産経新聞夕刊に載りました（２）

少し前の話になるんですが、８月１０日産経新聞夕刊にリーガロイヤルホテルの「ナチュラルガーデン」が紹介されていました。 . . . 本文を読む

食糧自給率４０％割れ！

８月１１日の日本農業新聞１面にショッキングな記事がありました。 ２００６年度の食料自給率が供給熱量（カロリー）ベースで３９％だったことを、１０日、農林省が発表したということです。 国民一人当たりの総供給熱量は２５４８ｋcal。このうち国産の供給熱量は９９６ｋcalで、食料自給率は３９％！ ４０％を割った原因として農林省は天候不順による国産農産物の生産低下、また自給率の高い米の消費量の減少をあ . . . 本文を読む

豚の成長速度

今回は８月９日の記事の続きです。 先日は豚の成長速度が驚くべき速さで、１８０日（６ヶ月）で１０５ｋｇにもなることをお話しました。 このことだけでもかなり驚かれたことと思います。 しかし、今現在ではもっと出荷までの日数を早めようというのが、養豚業界の考え方なんです。 皆さんご存知のとおり、最近トウモロコシの相場が高騰しています。 これはガソリンに混ぜて使用できるといわれている、バイオエタ . . . 本文を読む

８月１９日（日）の朝市はお休みです！

毎度のことですが、お盆明けの８月１９日の田尻朝市はお休みをいただきます。 朝市が休みの日なのに私の携帯へ予約の電話がよくかかってくるくらいですから、結構知らない方がたくさんいらっしゃいます！ これをお読みの皆様はくれぐれもご注意ください。 明日、８月１２日はもちろん開催ですよ～ . . . 本文を読む

豚の成長過程

写真は生後約５ヶ月のうちの豚ちゃんです。 今日は豚の成長過程における、体重増加についてお話します。 １ヶ月令　　８ｋｇ ２ヶ月令　２０ｋｇ ３ヶ月令　４０ｋｇ ４ヶ月令　６０ｋｇ ５ヶ月令　８５ｋｇ ６ヶ月令１０５ｋｇ　→　出荷！ というのが各成長過程における体重です。 おそろしい増え方です！ ちなみに１日あたりの増加を計算してみると、 １０５ｋｇ÷１８０日＝０．５８３ つまり . . . 本文を読む

今日もいい天気です

私事ですが、最近新しいデジカメを衝動買いしてしまいました。 １番に何を撮ろうかとまよったんですが、結局豚舎風景を撮ることにしました。 うちのまわりは田んぼだらけでして、この季節、稲穂が青々と茂っています。 秋になれば稲穂は黄金色に輝く絨毯となり、自然の壮大さを感じ取れます。 おかげさまで、都市近郊といえどもこの周辺は大変涼しく、私自身の寝室にもクーラーがありません。（さすがに扇風機がな . . . 本文を読む

今日は出荷日です！

写真は今朝の出荷の様子で、３トン半のトッラクに乗っている豚ちゃんたちです。 犬鳴豚農場では毎週１回ないしは２回、出荷をしています。 もっと大規模な農場であれば１０ｔトラックで輸送したりするのですが、うちは規模が小さく、場（住之江区の南港にあります。）へも近いので特別大きなトラックは所有していません。 １週間に出荷する頭数は３０～３５頭くらいで、年間出荷目標は１８００に設定しています . . . 本文を読む

生後２５日で親離れ！

今回の写真は親離れした後、離乳豚房で元気にすごしている仔豚たちです。 豚の成長というのは驚くべき早さで、生後たったの２５日くらいで親離れ（離乳）となります。 ただし、２５日でお母さん豚のお乳がでなくなる、仔豚がお乳をほしがらないということではありません。 この時期にお乳にかわって、本格的に飼料を食べる訓練をしなければならないからです。 仔豚も大変です！ さて、このころの体重ですが約６～ . . . 本文を読む

イギリスで口蹄（こうてい）疫を確認

家畜伝染病である牛の口蹄（こうてい）疫が、英国内において確認され、農林省は本日付で英国産豚肉の輸入を一時停止しました。 ここでは病気の症状などについては書きません。 が、問題は外国で発生した家畜伝染病により、日本の食卓に少なからず影響がでるという現実です。 英国産豚肉の輸入量は、全輸入量の０．０１％とごく僅かなため、価格や流通量にはあまり影響ないそうですが、これがもしアメリカならどうでしょう . . . 本文を読む

産まれたての体重

写真は生後一週間くらいの仔豚たちです。 われながらよく撮れています！ さて、今回は仔豚の体重についてお話します。 生まれたての体重は１ｋｇ弱～２ｋｇ強といったところですが、うちでは1.3～1.5ｋｇを目標にしています。 昨日も書きましたが、小さすぎる仔豚は体力がありませんので、最低でも１ｋｇはほしいところです。 逆に大きすぎると仔豚自身の体力は万全ですが、仔豚を生む母豚が難産になってし . . . 本文を読む

出産頭数

昨日は２０匹の仔豚を出産した母豚を紹介しました。 ですが、もちろん全ての母豚がこんなに子沢山なわけではありません。 たくさん産むときもあれば、少ないこともあります。 うちの農場の場合ですと、多いときで約１６、少ないときで約７匹といったところでしょうか？ ただし、多ければ良いというものでもないんです。 数が多すぎるとやはり１匹あたりの体重が小さくなり、これにともない体力の弱い状態で産まれ . . . 本文を読む

２０匹の仔豚！

犬鳴豚牧場日誌というタイトルをつけておきながら、今まであまり農場内のことについては発表していませんでした。 ですが今日、すごいことがあったんです。 １頭の母豚（お母さん豚）がなんと２０匹の仔豚を出産したんです。 上の写真がそうなんですが、いや～ビックリいたしました。 ただ、写真には２０匹全部は写っていません。あしからず・・・ いままで１６匹というのは見たことあったんですが、まさか２０匹 . . . 本文を読む