本日の日本農業新聞1面より。
消える高級小麦粉の見出しで以下のような記事が掲載されていました。
『ラーメンブームを支えてきたオーストラリア産の高級小麦粉、「プライムハード」が枯渇寸前だ。
世界的な小麦の高騰で、麦の政府売り渡し価格はこの1年で4割上昇、1㌧当たり7万円に迫る。プライムハードはそれより3割程度高く、わずかなパイの争奪戦が加熱する。
原因は世界で唯一供給できるオーストラリアを襲った2年連続の大干ばつ。
平年なら25万㌧前後の輸入量が昨年、3分の1の9万㌧に激減、今年は1万㌧を下回るとみられる。
プライムハードはめん適性に優れ、真っ白でつやがあり、こしの強さに欠かせないグルテンを多く含む。
某中華麺専門卸会社の社長は
「1割値上げすれば、客は1割減るのが業界の常識。それが怖くて値上げできない店が多く、廃業する店が増えるだろう。」
と語り、既に取引先2店が小麦値上げ後、倒産した。』
ラーメンといえば、いわば国民食のような位置づけですが、それですら実は海外に頼りきっていたという悲しさ。
食文化の変化が、日本人の農業に対する意識の変化へと繫がるのであればせめてもの救いでしょうか。
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