2022年は、日本の国力について、特に考えさせられる一年でした。
先日開催されたサッカーワールドカップでは、マスクを外した大応援団がカタールに大挙し、コロナ前の様相を取り戻していました。
また、世界的なインフレの中、各国の中央銀行が利上げを決定し、日銀のみ蚊帳の外状態。円安が進み、輸入物価の上昇に歯止めがかかりませんでした。
日本の畜産は、家畜飼料の大半を輸入に頼っており、かつ、生産原価の60〜70%が飼料費ですから、そのダメージは計り知れません。
もはや、これまでのビジネスモデルは通用しないのです。
とはいえ、日本は水資源に恵まれています。世界的に枯渇している水を最大限活用し、耕種農業と畜産農業をミックスした農業政策を打っていかないと、取り返しのつかないことになってしまいます。
貧乏な国の通貨では、世界の食糧を買うことは出来ない。この当たり前の事実を、早く皆んなが気付かないといけません。
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