世捨て人・Mt.DOGのぼぼぼぼぼやき

※ 気ままな旅、日々の出来事の紹介。拙いブログだけどよろしく!!

【「平成23年新春のひとり旅」の巻④】

2011-01-12 23:18:58 | たび日記(鉄道の旅中心)
【第三日目:平成23年1月9日(日)(その1)】

①②長野駅(9:03発)→

《内容》
① 長野:善光寺 早朝初詣・朝のお勤めをみる
② 甘味処・竹風堂にて栗菓子を食べる


早朝5時に起床後、身支度を整えて、ホテルをチェックアウトした。
そして、善光寺へ向かった。初詣とお朝事に参加するために。

ホテルから長野市街を歩くこと30分後、善光寺へ到着。
善光寺の境内はまだ真っ暗ではあったが、お朝事に参加すると思われ
る人たちが集まってきていた。

  

  

  
△ 次第に明るくなってくる善光寺

私は、まず本堂にて初詣を済ませた。善光寺は、成田山新勝寺と同様
に、初詣客が多数詰めかける場所ではあるが、人が少ない早朝であっ
たため、のんびりと参拝できた。参拝後、お朝事に参加する準備とし
て、本堂内で座ってお坊さんの読経を聞くために必要となる入場券を
購入した。

その後、とあることをしてもらうため、善光寺の境内にて他の参拝者
とともに一列に整列したのだ。とあることとは、お朝事に来られる偉
いお坊さんが境内にやってきた際に、参列者の手や頭へ「数珠」をつ
けてくださる「数珠頂戴」である。偉いお坊さんにしてもらう数珠頂
戴は、大変ありがたいこととされているのだ。

境内では明るさが増す中、待つこと十数分後、赤い服を身にまとった
お坊さんが現れた。そして、参列者ひとりひとりに「数珠頂戴」をし
ていた。わたしも数珠頂戴をしてもらい、感激した。

 

その後、すぐに本堂に入って「お朝事」に参加した。当日、今季一番
の冷え込みであったため、善光寺本堂内では大変寒く、お坊さんたち
は白い息を吐きながら懸命にお経を唱えていた。その間、私は正座に
て読経を聞きつつ手を合わせ続けていた。

お朝事の読経も終わりに近づいていたころ、私は静かに立上がり、ひ
とり本堂を出た。なぜなら、次なる「数珠頂戴」をしてもらうためだ。
善光寺では、「天台宗」と「浄土宗」の2つの宗派のお坊さんによっ
て守られており、毎日のお朝事・数珠頂戴は時間をずらしてそれぞれ
行っているのである。そのため、次に行う別宗派の偉いお坊さんの数
珠頂戴をしてもらうため、再び善光寺境内に並んだのだ。待つこと数
分後、偉いお坊さん(尼さん)がやってきた。そして、数珠頂戴をし
ていただいた。すぐさま本堂内に入り、再び別宗派のお坊さんによる
お朝事に参加した。



ちなみに、私の実家は「真言宗(智山派)」の檀家であり、2つの宗
派とも異なる。昨日、初詣及びお朝事に参加した「成田山新勝寺」は
真言宗(智山派)であった。宗教・宗派にあまり興味がない私は、そ
のちがいに気にならず、徳の高いお坊さん(宗教家)の姿を見たり読
経を聴いたりできることに重要性(ありがたさ)を感じているのだ。

2つの宗派によるお朝事が終わった後、私は善光寺を後にした。
善光寺からは、予定していた電車に乗り込むために歩いて長野駅へ
向かった。



その途中、「竹風堂」という栗がしのお店に立ち寄った。
私は善光寺へ足を運んだ際に必ず立ち寄っているお店であった。
お店では、栗ソフトクリームと(これから乗る電車の中で摂る朝食の
)栗ごはんを購入した。私は、長野駅へ向かって歩きながら栗ソフト
クリームを頬張った。いつもながら美味い甘い上手いうまい。

 

善光寺から歩くこと約30分後、長野駅へ到着。そして、予定していた
特別な電車に乗り込むため、残り1回分の青春18キップに長野駅改札
スタンプを押してもらい、駅ホームへ向かった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【「平成23年新春のひとり旅... | トップ | 【「平成23年新春のひとり旅... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

たび日記(鉄道の旅中心)」カテゴリの最新記事