覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

ストーム有馬記念

2014年12月29日 14時38分10秒 | Weblog
 
 中山競馬場に12月リニューアルに併せ、設置した
 
   グランプリロード   (花道
 
 その名の通り グランプリ有馬記念に続く道 として、12月のGⅠのサインを果たした。これに留まらず、グランプリの週、即ち有馬記念の先週、仕事必至と見て、お届けした的中の1つが、土曜阪神 ノーベル賞の年のノーベルの母の名 4番人気 アンドリエッタ 優勝 だった。実は
 
 
 グランプリロード と云うかつて走っていた馬だが、実際にレースに出走した4戦。その全てが 牧田和弥騎手 だった。現在は調教師。当然、この土日、牧田厩舎を追う。土曜その唯一の出走が、上記の アンドリエッタ だった。
 
 明けて日曜は3頭。内2頭が阪神6Rの2頭出しだった。
 
 
   1枠 1番 レーザービーム   牧田厩舎
   1枠 2番 グレンガイル            1着 
 
   6枠11番 デルマコテツ    牧田厩舎 
   6枠12番 ラウンドロビン           2着
 
 
 鮮やかな仕事。このグランプリロード厩舎の枠同士のワンツーだった。
 たとえ低配当でも、このような馬券を仕留めると、己のプロ性に少々酔うこのわたくし。
 
 両日ともに中山ではなく、阪神で出すところが味噌である。
 
 
 1月号巻末編集後記 申し上げた通り、ここに 
 
   有馬記念 2分半のスペクタクル  
 
 この表現があり、これから スペクタクル 福永甲厩舎 これに辿り着いたお話はした。加えて、皆様方にも次のことを申し上げていた。今年、このスペクタクルの文字が躍った記事、それも派手な写真の記事があった。
 
   2014年 『優駿』5月号 桜花賞 レース回顧ページ
 
だった。あの ハープスター 最後方から全頭ごぼう抜きの桜花賞を究極のスペクタクルと『優駿』は評し、これをまた1月号巻末、即ち有馬記念へのサインとして提示してきたのである。
 
 
   1着 8枠18番 ハープスター     川田  馬主・キャロット 
   2着 6枠12番 レッドリヴェール   戸崎  
 
 
 これからも直ぐ
 
   7枠13番 エピファネイア    川田  馬主・キャロット 
   2枠 4番 ジェンティルドンナ  戸崎            
 
 これが浮かんだのは当然。結局これでエピファネイアを当日否定して見せ、同じコンビ 川田&キャロットファーム で皐月賞を2着した トゥザワールド これとジェンティルで決める、と云う向こうの遣り口だった訳である。
 
 このあたりのすかし具合。これが演出者側と戦う上の学び処である。
 
 
 高倉健さん追悼で、高倉さん最後のJRA大仕事となったのは、1993年 有馬記念 あの トウカイテイオー 復活のレースだった。これとの合致も見て、
 
   4番 トウカイテイオー    →  4番 ジェンティルドンナ 
  13番 ビワハヤヒデ      → 13番 エピファネイア   
 
 これが見えていた訳だが、結局 テイオー勝利 をなぞる、4番 ジェンティルドンナ 最後の有馬記念での優勝。有終の花道。そして2着は同じく、その年の皐月賞2着 ビワハヤヒデ と同じ トゥザワールド 
 
 
 高倉さん追悼レースだと申し上げた通りだった。 
 
 
 私も見送ったが、中山最終。次の1頭の次の事柄は、情報で申し上げていた。
 
   11R ハッピーエンドカップ 
 
     2着 4枠 4番 シンデレラボーイ
 
 
 この馬の11月22日のレース
 
   京都12R
 
   1着 4枠 4番 デンコウヒノマル   7番人気
   2着 7枠 9番 シンデレラボーイ   1番人気   
 
 
 わたくしも、このレースを見終わって気が付いた。この今年中山最後に登場し、2着したシンデレラボーイ、一躍スターダムに躍り出た1頭とは!
 
 高倉健さんだったのである。
 
 実はデビュー映画は
 
   1956年 『電光空手打ち』  初主演 高倉健   
 
 遂に、日本を代表する俳優として、文化勲章の佩用にまで至った大スターの、スタートを刻印する
 
    デンコウの日の丸   
 
 これとワンツーを果たした、シンデレラボーイ デビュー以来ずっとトップスターの道を走り続けた方ではなかったが、通行人やチョイ役の下積みは余り無い。
正に、シンデレラのようなデビューだった。
 
 これを 11月10日 死去後、1週間程経って世間に公表され、22日になって対処した競馬会だった。もう懐かしのCMリバイバルの頃から、大分、病状が悪いと云う情報は掴んでいたのだろう。
 
 
 そして最後だからこそ、公開申し上げる。GⅠレースには、シーズンの大レースを1日でサインする特異日が毎年存在する。これを申し上げ続けてきたが、今年の秋の場合
 
   GⅠ特異日   1月6日 京都   
 
 即ちお正月2日目の京都競馬だと、向こうの告知からもわたくしは掴んでいた。
 
 当然、一年の〆、最後の有馬記念 = 1月6日 京都12R だったが、わたくしはこれも掴んでいたが、去年の有馬と同じだったことで、これそのままを当日皆様方にお勧めするには至らなかった。が、これを承知していたので 4番6番 を獲った方から御礼のメール。昨日深夜、頂戴した。この方もまた、早速来年の年間長期御優待御登録を頂いた。矢張り、御自身でも頭で考えられる方はひと味違う。
 
 
   2014年 1月6日 京都12R【秋GⅠ 特異日 最終レース】
 
   5着 2枠 4番 アスターストーム    古川
  12着 3枠 6番 ストームジャガー    ルメール 
 
 
   2014年 12月28日 中山10R 有馬記念 
 
   1着 2枠 4番 ジェンティルドンナ   戸崎 
   2着 3枠 6番 トゥザワールド     ビュイック  
 
 
 2頭のストーム馬で、お正月から年末の 枠連 2-3 4番6番 を告げていた。わたくしはこれが昨年の有馬記念とも合致することだけ気付いていたが、これが決定的サインだった。
 
 
 持論として、だから申し上げている。来年の有馬記念の優勝馬 枠連 馬連 も既に決まっており、発表を待っている。いわんや、ダービーをや。
 
 
 皆様、本当に良いお年を。
 
 そしてこの秋、漸く御伝えした、あの「リターンシステム」。来年の春シーズンもまた遣るよ。わたくしの情報を待つまでも無く、気が付いた者の勝ちですよ。
 
 
 
 皆様、よいお年を。
 
 来年 2015年 平成27年 このテーマも1月号巻頭で、後藤理事長が教えてくれております。
 
 
 それにしても、実際に逢われた方からも伺ったが佳子様。本当に御かわいらしいそうですね。皇室アイドルとして、今後もお働きになられるのでは無いでしょうか。
 
 
 有馬記念の脚本レース。来年もですよ。お伝えしたことで今年限りでないことは、是非お役立て下さい。結局最後は御自身で、的中馬券をどれだけ買うことが出来るかどうかなのですから。
 
 

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