覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

今日も普通に

2014年03月11日 22時18分35秒 | Weblog
 3・11 がやってきて、静かに過ごした。
 いくつかの追悼の場にも声をかけられたが、終日拙宅で過ごした。
 2時46分には、両陛下臨御の集会の中継に併せ、わたくしも黙祷を献じた。
 
 当事者ではないが、押し寄せるような怒涛の怒り、悲しみ、嘆きに、数多くの人々が圧倒された思い出は残る。
 
 
 今週のある重賞だが、人気上位かはさて、どうしても今年のある本番レースで絶対登場してもらわなければならない1頭が出走を予定している。
 無論、わたくしの馬券的関心も、この1頭に傾く。
 
 今年を支配する、ある重要なテーマに沿い、どうしてもこの1頭が「あるレース」に出てきてもらわねば困るのだ。如何に今、その可能性は低いと思えても、去年も弥生賞4着・5着の馬がクラシックを分け合った。
 
 
 突発的で予期せぬ突然の死は至るところで起こる。
 
 また同時に、人生は怖ろしくスローで、退屈な瞬間にも満ち溢れている。
 
 
 そして、永く生きていると、大概のことには驚かなくなる。
 わたくしは魂が成長しているからだと思うのだが、心境を高めて行くことこそ、後半生の大きなテーマであり、幸せを得る方法だと思うのである。
 
 
 ある、私と同年輩と思しき女性が、川筋を辿り、声を挙げ、肉親を呼び、何処までも歩いて行った。夫も母親も長男も一度に居なくなり、見当たらない。手掛かりすらないのだ。
 
 「このままじゃ、あたしひとりになっちゃうよ ~」
 
 
 
 
 今日も普通に昏れてゆく。
 
 
 
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の予告! | トップ | アネモネ3連複456倍! »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事