覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

仕掛けを明かしましょう ・・・ファニングちゃん

2006年05月29日 18時28分14秒 | Weblog
大一番ダービーが終わり、レース前に、お伝えした情報だけに限り、まあこの程度なら、と思われる興味深い事柄のいくつかを、お伝えした情報をそのまま引用する形でお話しする。



 まあ、まだ、秋までは間があるし、ワールドカップでのジーコジャパンの趨勢もある。2冠を達成した瀬戸口厩舎の正体を明かしておいてもよかろう。






 オークス週、 この5月15日(月)に、ジーコ監督によるワールドカップメンバー23人の発表が行われた。それに合わせ、前日14日に メイショウチョイス という馬が発射し、その単 ¥、450 をゲットしたものである。言うまでも無く、メイショウチョイス とは、名将の選択であり、ジーコがメイショウに託されていることが分かる。




  ~ オークス週の記事から ・・・1 ~



  読み上げの主、アルトゥール・アントゥネス・コインブラ は1953年3月3日生まれ。今年、この方のお誕生日の翌日3月4日に行われた夕刊フジ賞オーシャンステークスが今週注目のネイティヴハートであり、一方この日の中京のメイン 中京スポーツ杯 の勝ち馬は、サンバレンティン。言うまでもなく、今年のスポーツ界の主役ジーコ監督への熱烈激励が、故国ブラジルは本場サンバのリズムたることから選び出され、この2頭の勝ち馬が共に、3枠であることは、3.3 のお誕生日を祝したものである。ワールドカップの足音につれ、このジーコ色、また同じ3月3日生まれのプリサイスマシーンなどを管理する萩原清厩舎に強烈シュートがあろう。





 このように観ていくと、メイショウサムソンはじめ、有力馬を大抱えする瀬戸口厩舎にいる現役馬



   アンティークコイン   (牡5歳)



   アントゥネスコインブラ (日本代表ジーコ監督)




は分身であり、今年栄光が用意されることも当然ではないか。古くはオグリキャップの 瀬戸口厩舎、今年は ジーコ厩舎 と捉えねばならないのだろう。さすれば、女子サッカーでは大橋監督のなでしこジャパン、ラインクラフトは牝馬レースで負けたが、この瀬戸口厩舎、世界への戸口を開いたジーコにあやかり、今年さらなる栄光が用意されていると見なければならない。



  マルカシェンク  皐月賞馬メイショウサムソン  



この2頭のダービーへの登場。



 牝馬エイシンアモーレはオークスに登録がない。




   ~ オークス週の記事から ・・・2 ~




 「優駿」5月号巻末の編集後記に、ダービー前日公開となる映画『夢駆ける馬ドリーマー』を薦めている。言うまでもなく、向こう様が薦めるのだから、これは馬券を取りたくば、見よとのメッセージである。ダービー前日で予定は心もとないが、出来る限りネット情報で把握したい。この雑誌が出たのが4月末だから、もうネタは出てしまっているかも知れないし、事実出たと思う
 ソーニャドール というスペイン語で、夢見るひと=ドリーマー を意味する牝馬と、それを囲む、調教師とその家族らを描いた作品らしく、概ねこの程度の前振りで、『シービスケット』的な、甘っぽいドラマで、敢えて劇場ではと思うが、牝馬であること、ダービーにも、ドリームパスポートという馬が出走する以上、目を向けておかねばならない。既に出たネタとは、このドラマで、殆ど主役級といってよい(人の呼ぶところの)名子役 ダコタ・ファニングの演ずる少女の名前が、ケール・クレイン であり、これは、ファイングレインという先日発射したNHKの2着馬を思わせる。



 そしてこの馬は、骨折などの苦難を乗り越え、ブリーダーズカップクラシックの出走に向け、調教されて・・・ という物語の展開らしい。




    ダコタ・ファニング  1994年2月23日生まれ




 横山典弘 日本の皇太子殿下と同じ誕生日である。4月末以来のGⅠを見れば明らかなように、天皇賞 NHKマイル と続けて横山が2着していることの予告に、このファニングちゃんという、小憎らしい女優が使われていることは明らか。まさに、クレインいやグレインという馬に横山が跨っていたのである。これで、ほかの総てのレースと同じように、NHKマイルカップが競馬ではなく、脚本付きドラマだったことは明らかとなる。




 ケール・クレイン   ダコタ・ファニング  2月23日生まれ 
 ファイングレイン   横山典弘       2月23日生まれ




 これをダービー前日に見よ、というのだから、それなりの覚悟をしておこう。今月27、28日の横山は見ものである。本番ダービーまでに派手に遣ればよし、やらずば ・・・ ジャリスコライトで登場するのだろうか。また今週は。



以上



 さらに、この中央競馬会の薦める映画の主役には、オークスでもとんでもない仕掛けがこめられていた。再び、記事を引用する。オークス的中後の記事である。




  ~ 5月25日の記事から ・・・ ~



 が、今週土曜の公開に向けて、「優駿」5月号編集後記をはじめ、競馬会もプッシュした映画「夢駆ける馬ドリーマー」とオークスの関係が納得行った。




 それは、主演ダコタ・ファニング と同じ2月23日生まれの騎手が横山典弘で、5月号編集後記で薦めて以来、2回のGⅠ天皇賞、NHKマイルともに横山の2着発射となった以外に、この映画には、中央競馬の歴史から立ち上がる恐ろしい仕掛けがこもっていた。



 ダコタ と聞いて、あのダービーを思い出す。これが、オールドファンの真骨頂のはずだ。あの、スタート直後「ダコタはどこだ!」とアナウンサーが叫んだという、1971年日本ダービーである。道理で、オークスが 5-5 で決まりかける訳だ。




 1971年 第38回 日本ダービー



1着 5枠14番 ヒカルイマイ
2着 5枠16番 ハーバーローヤル
3着 6枠20番 フイドール
 ・
 ・
 ・
17着 7枠22番 ダコタ




 このレースを思い出せ、というメッセージだったのである。私は無論見たことも無いが。オークスは、5-5かとも見えて、最後 1-5 になったが、このレースが5-5ではあるが、3着馬を見ると、



  20番 フイドール



 これは現在の18頭立てでは1枠2番、今回ではフサイチパンドラに当たる。そして、この映画の主役となる牝馬の名は、お伝えしたようにスペイン語で、夢追い人 を意味する



    ソーニャドール



である。5枠両頭と2番ゼッケンの争い。これが、今回のオークスに向けられた、あの映画賞賛の睨み方だったわけだ。



 ダコタ・ファニングの主演にこと寄せて、フイドールが好走し、1番人気ダコタがこけたレースを示唆に使う。お見事である。
 如何に話題でも、厩戸皇子(うまやどのおうじ =聖徳太子)と並んで、競馬が神さびた競技であることを証する世界史的人物、厩で産まれた大工のイエス・キリストをいささか強引にマグダラのマリヤと婚姻関係にし、子孫まで産み継いでいるとの設定の「ダ・ヴィンチ・コード」よりは、断然馬がつなぐ家族の夢のドラマを見よとのメッセージこそ競馬会の本音で、シークレットコードは消えた。


「優駿」最新号の、その週の重賞の回数と同じページに、その週のメイン重賞などの示唆が織り込まれることはお話した。先週の、ダービー週は、金鯱賞42回 目黒記念120回 ダービー73回 であり、



    42ページ
    73ページ
   120ページ



の3つである。これに関連し、ダービー週の先週火曜に私がお送りした記事をご紹介する。




  ~ ダービー週の記事より ・・・ ~



 「優駿」6月号。ダービー 安田記念など夢を載せて、発売された。



 先ず、目黒記念の120回から、120ページ。まれに天使のいる場所 という、ショートショートストーリーの第4回 美浦の夕焼け。



 ほのぼのした掌編である。直ぐ読み切れるものなので、詳しくは書かない。が、これとこの今週の競馬で、思い合わせられることとは・・・



 還暦を迎える厩務員がそろそろ7人の子供らも育ったし、引退して駿友会という厩務員のOB親睦会にでも入り、のんびり余生を、と思い巡らしつつ、立ち寄ったコンビニで、捕まった万引き少年を救う。その子が、交通事故で亡くなって間もない、厩務員仲間の中2の息子で、預けられた親戚でひどい扱いに遇い、ファミレスでハンバーグを食べさせてやりつつ、帰ってから、古女房殿とあれこれ話す内、もう一苦労してみようか、と暗にその子を引き取り、もうひとがんばり仕事を続けようと妻の合意も受け止める・・・という仄かな光が点じられるような美しいお話である。



 感傷的にこれをどう読むかはさて、60歳の還暦 という、この厩務員、まあ、厩(うまや)関係者 が主役だが、これは、ダービーなら、明らかに、出走中、唯一の還暦調教師 1946年1月29日生まれの 松田博資先生 である。



 アドマイヤムーン
 ドリームパスポート



 競馬マスコミに実は疎いわたくしは、日々スポーツ新聞を紐解くことも無いので、詳らかにしないが、「優駿」によると、ムーン メインのはざまと思われた武豊は、やはりアドマイヤムーンに乗るそうである。



 また、このお話の中で、亡くなった厩務員が出てくるが、名前が、飯田さん。中2の息子が 由坊 と呼ばれている。飯田さんで思い浮かべる厩舎関係者は、飯田明弘調教師。メイショウの馬を真っ先に思い浮かべたが、このお話では、かつてGⅠ馬まで扱っていたとされているが、飯田先生の代表的な管理馬は、メイショウオウドウであり、この馬はGⅡ大阪杯 GⅢ鳴尾記念 止まりである。もうお2人飯田調教師が居られるが、目立たないし、重賞実績は無い。まあ、飯田明弘調教師の手元には、現在もかなりのメイショウの馬が預託されていることは事実である。少年のコンビニでの服装が、ヤンキースの帽子にブルゾンであり、万引き分の勘定が 三百八十円 だそうである。これは、単配当なのだろうか? そう、この厩務員の奥様が、明子さん である。



 厩社会の人情内輪話だが、さてどのような仕掛けを孕むのか。楽しみなことである。しばし、寝かせてみる。



 第73回日本ダービー。73ページは、重賞プレイバック 今年4月を振り返るページの表紙で、桜花賞馬 キストゥヘヴン から、青葉賞のアドマイヤメイン まで、タイトルと馬名が並び、無論、ここに掲載の馬で、ダービーに登場するのは、



  皐月賞  メイショウサムソン



  青葉賞  アドマイヤメイン



である。



 そしてこのページの写真は、7番 ディープインパクト の文字がはっきり分かる、馬の腹につけるゼッケンである。言わずと知れた昨年ダービー馬の今年の天皇賞・春優勝ゼッケン。その写真の脇に、血統データに関する凡例 が記してあり、要は馬のデータの記号の読みや意味を解説した但し書きのようなものである。が、この但し書き、なんら必然性が感じられないのに、ナリタブライアン が馬名表示基準に上げられている。先月号以前もこのページは同じブライアンなので、気に留めることもなさそうに見えはするが、このページが、ほかならぬ、東京優駿 示唆ページなので、見逃しはできない。何しろ、唖然とすることを仕組んでくる向こう様である。



引用、以上



 まさに、唖然とする仕掛けだった。実際、メイショウサムソンの単配当は ¥、380



 また73回ダービーで、73ページに乗っているただ2頭のダービー出走馬の1、2着で終わった。




 わたくしは初め2着と読んでいた馬だが、まさか前日4倍以上をつけていたメイショウサムソンの単オッズが当日、そしてレース直前3.8倍にまで下がるとは思っていなかったのであり、直前その気配を見て、サムソンからの馬券を買い足したものだが、この事実1つを取ってみても、今回のダービーで、単勝配当を120ページに予告してあるように 三百八十円 にすることは前々から決まっていたものであり、3.8倍という程度に実際の馬券が売れているわけではないのである。私が、オッズも総て向こうのお手盛りのまやかしだと主張する所以である。




 まだお話したいし、また今週以降のレースのことについてもそうだが、登録して、読者になって頂きたい。



           deep_impact@csc.jp   ドラクロア   まで空メールを送って下さい。




 ダービー直前の むらさき章 の単2万馬券。これは、創刊750号を迎えた6月号「優駿」に唖然とする形で、予告されています。誰もが目にしていながらほとんどの人が見過ごす驚くべき形でね。書店の立ち読みだけでも、分かる人にはわかります。




 札幌ウインズで、オークス週に、~ダイヤモンドを探せ~ という企画が始められたことがJRAサイトに載っています。その意味ですが、オークス週ということと写真から判断してください。



 ダービー予告は、JRAスペシャルサイト インサイドストーリー でダービー週に更新された、太田顕太郎カメラマン のページに枠順を示されたレースで予言されています。レースカメラマンの備品として、人気順をメモした出馬表があり、そのレースは



  4月30日 東京2R



 1着 1枠 1番 ディスパーロ
 2着 8枠14番 サザンウインド



で、1枠の優勝であり、またこのレースの2番ゼッケンは



   2番 サツキイーグル



で、皐月賞を勝った2番ゼッケンを示していました。さらに、暗号表と言ってよい たか・・・



 これ以上は喋り過ぎなので、控えます。



 これらは総て事前に、登録の方々にお話したことです。ここまでメイショウサムソンを読んでいたからこそ、私は 1-8 で勝負とお伝えしましたが、2番の単勝は買いませんでした。



 『唇のねじれた男』で、ホースいや、シャーロック・ホームズがワトソンに語った言葉を思い出します。


 ・・・・ワトソン君、君は今ロンドン一の愚か者と話しているのだ! ・・・ 


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