ダービー馬引退

　電撃、今年の日本ダービー馬　引退　が決まった。

　今年のダービー前、今年の勝ち馬はクライムカイザー型で、意外な小物だと申したが、クライムカイザー　４番人気　よりずっと人気薄　ロジャーバローズ　の勝利の衝撃だった。

　ダービー制覇後、ほぼ馬券を売る以外何もせず引退したと云う例はいくつかあり、クライムカイザー　も遂に勝ち星を重ねることなく引退したが、かつて、先週死去　ディープインパクト　同様、デビュー以来無敗の３冠達成、その直前に迫りながら、最後の菊花賞直前、ライスシャワーの前に力尽きたＧⅠ４勝馬　ミホノブルボン　生涯唯一の黒星がこの３冠目の菊花賞だった訳だが、この引退ダービー馬のエクスキューズで、ダービー２着　ライスシャワー　のその後の「代理的」活躍。２度の春の盾獲り。３連覇のかかる　メジロマックイーン　を阻み、最後は壮絶な戦死。

　やはり、何もしなかった　ロジャーバローズ　に代わり、果たして「代理」を果たす１頭が出るかどうか。

　過去２週の　川田＆田辺　の揃い踏み連勝で、今週　枠連　〇－〇　が待っていることが解かった。

　また、イベントを知った時からずっと確信していたが、今週　枠連　〇－〇　が必ず出現する。メインだと先ず考える。

　第５５回　関屋記念　教養ある皆様は御存じ。このレースにはある非常な文化的背景があるが、先週共に勝った　ルメール　国枝栄厩舎　この人気　ミッキーグローリー　だとは思えない。また　第２４回　エルムステークス　人気を被る　グリム　武豊　で相手探しだと思う。


　日曜　山の日　を待つ。


　今週、新たに長期御登録賜りました方々。真にありがとうございます。


　御登録は　

　　　　sir_delacroix@yahoo.co.jp　　　まで

　『詳細希望』　または　『登録希望』　の件名明記にて、空メールを下さいます様。


　秋のＧⅠシリーズ中途までの中期御登録、年度末までの御優遇、来春シーズンまでの長期超・格別御優遇は残り若干名様まで。

清張、鴎外の小倉

　先日日曜日８月４日。一人の昭和の巨人の面影がわたくしには去来していた。無論、事前に皆様方にも申し上げた。

　　　　松本清張　　　１９０９年　生まれ　　１９９２年　８月４日　没　

　ファーストネームの　せいちょう　の呼称で語られ、数多い名作。夥しい映画、ＴＶドラマ化。ベストセラー数多でわたくしが語る由も無い。先日日曜、この巨人の生誕１１０周年の年の御命日当日。

　御本名は　まつもと　きよはる　と云われるそうだが、これで当然、馬ならＪＲＡを代表する松本オーナー、メイショウの馬。そして、まつもと　きよはる　→　マツモトキヨシ　と連想すれば、元千葉県松戸市長であり、ＪＲＡのレースでは　松戸特別　が挙がる。

　この最も近い　松戸特別　枠連　６－７　去年９月１５日の　中山１０Ｒ　優勝も　メイショウマトイ　４番人気　これが反映されることにはわたくしも十分予期的であり、もし　第５５回　小倉記念　１番人気　６枠８番　メールドグラース　が発射するならば、枠連　６－７　これは十分わたくしの視野に入っていた。だが、真実は、この最も近い　マツキヨ　のレース。この清張代理のレースの２０１８年９月ではなく、その前

　　　２０１７年　９月１６日（土）　中山１０Ｒ　松戸特別　　

　　　１着　８枠　８番　バイタルフォース　　　　　　　戸崎圭太　　萩原清　
　　　２着　８枠　９番　テイエムコンドル　　　　　　　丸山元気　　石栗龍彦　
　　　　　　　　（９頭）　

　この　馬連　８番９番　即ち、一昨年の　松本清張代理マツキヨのレース　＝　小倉記念　だった。


　云うまでも無く、文学史上の事実。松本清張は『或る「小倉日記」伝』で芥川賞を受賞し、世に出た大作家。その生誕１１０周年の年の命日に　小倉記念　が行われる以上、この人物が無視される訳が無し。わたくしも先週、この日曜は　寅さんこと、渥美清さん　御命日と並び、この戦後社会派ミステリー界の巨匠　松本清張　語られるのは必至。この読みがあった。

　最も近い　松戸　ではなく、一昨年のレースが正解だった。そして、最も近い去年のレースだが

　　　２０１８年　９月１５日（土）　中山１０Ｒ　松戸特別

　　　２着　７枠　８番　オメガドラクロワ　　　　　　　石橋脩　　　本田優　　　２番人気
　　　４着　７枠　９番　ニーマルサンデー　　　　　　　大野拓弥　　田村康仁　　１番人気　

　この１・２番人気の馬番を再現、リベンジして見せたレースだったことも解かる。

　この上、さらにその前　２０１６年　松戸特別　枠連　５－６　１０番１１番　これはやはり、松本清張命日　８月４日　札幌メイン　ＵＨＢ賞　でまんま使われた。


　即ち、生誕１１０周年　松本清張　→　ＪＲＡ的解釈では　マツキヨ　即ち、松戸特別

　　　２０１８年　松戸特別　　　１・２番人気　　馬連　８番　９番

　　　２０１７年　松戸特別　　　馬連　８番　９番　

　これが日曜　第５５回　小倉記念　の正体であり、さらに

　　　２０１６年　松戸特別　　　枠連　５－６　馬連　１０番１１番　　＝　ＵＨＢ賞

　先日日曜。このメモリアルにＴＶでも、清張作品ミステリーをあちこちで放映している昨今だが、以上が

　　　　　松本清張　　　御命日　マツキヨレース　の過去３年のレースのメイン転用　　

　さらに、その清張芥川賞作品にゆかりの小倉、当日メインゲストに秘められたサイン。

　　　　８．４［日］

　　　　ＨＯＬＩＤＡＹＳステージ　　葵わかなスペシャルトークショー　　　

　葵わかなにばかり目が行ったが、実はかつて実在した　トークショー　高橋成忠厩舎　と云う５戦未勝利の実在の１頭が居り、この厩舎が松本オーナー、メイショウの馬の最大傑作　メイショウサムソン　を瀬戸口厩舎引退後引き継いだ厩舎である以上、この清張の日、無視できるわけも無く、実にこの　トークショー　のデビュー戦

　　　１９９４年　１２月１１日　阪神　３Ｒ　

　　　１着　６枠　６番　サムソンエッセ　　　　　　　　村本善之　　鹿戸幸治　
　　　２着　８枠　９番　テイエムプリンセス　　　　　　本田優　　　岩元市三　
　　　３着　８枠　８番　ヤマニンタンドゥル　　　　　　ペリエ　　　浅見秀一　
　　　・
　　　・
　　　７着　３枠　３番　トークショー　　　　　　　　　佐伯清久　　高橋成忠　

　　　　　　　　（９頭）

　この　トークショー　デビュー戦の上位３頭　６番８番９番　＝　小倉記念　は　８番　９番　６番　の順で入り、３連複　８０３０円　３連単　３１１００円　だったが、この上位３頭で３連複を教えている、と云う仕掛けだった。サムソンン馬　伊達ではない。

　小倉で思い起こすのが、九州に拠点の雄　ソフトバンク・ホークス会長の王貞治氏。この背番号　８９番　でもあるが、松本清張を見据え、同日に行われる砂の重賞　レパードステークス　では清張作品『砂の器』などを考えていたわたくし。

　終わって、今年の小倉記念　松本清張らしさが十分うかがい取れなかったが、マツキヨ　＝　松戸特別　を顧み、納得。

　最も近い　２０１８年　ではなく、２０１７年の　松戸特別　再現だった根拠は、この１７年の勝利厩舎　萩原清　＝　渥美清　だったからだろうか。マツモトキヨシさんと共に　キヨシさん　テーマの日だった。前川清の馬　コイウタ　のヴィクトリアマイルもまた、ゾロ目　２－２　だったな。

　御登録は　

　　　　sir_delacroix@yahoo.co.jp　　　まで

　『詳細希望』　または　『登録希望』　の件名明記にて、空メールを下さいます様。


　秋のＧⅠシリーズ中途までの中期御登録、年度末までの御優遇。今週は若干名様、格別御優遇でお受け致します。来春シーズンまでの長期超・格別御優遇は残り数名様まで。

　越後ステークス　３連単　枠連　馬連　で２２０万円超の的中馬券、コピーまでつけて頂き大勝されたＲ様。メール頂戴し、大変感嘆、またありがとうございました。清張の芥川賞作品、『小倉日記』森鴎外　→　森秀行厩舎　１０番人気　ヴォーガ　も取り込んでの御的中。申される通り、競馬は奥行でございます。

　映画『砂の器』。非常に感激した。若い方々にも是非、観てもらいたい。