前記事で申し上げたダービーデイの演出、作品「図書館戦争」だが、向こう(=JTA演出側)は、お前の読んだ通り「図書館戦争」を見るのはいいが、正解は仮の元号 正化 ではなく、優勝 ロジャーバローズ の母 リトルブック と云う図書館アイテムだった、と言われればそれまで。
JRAはここ数年恒例、ダービーリボン と云うアイテムを持ち出し、広報。昨日当日はスタンド貴賓席では、当日のプレゼンター2人と並び、後藤理事長までこのリボンを着用していたが、最も近い リボン賞 は去年の ミッキーロケット が勝利した 宝塚記念 直後の阪神最終で
2018年 6月24日(日) 阪神12R リボン賞
優勝 ドラゴンズカップ 戸崎圭太 角居勝彦
枠連 2-4 7番 3番 15頭
これはサインだった、と見られる。2着位置に 4枠7番 戸崎圭太 これが ダノンキングリー と同じで、優勝した ロジャーバローズ と同じ 角居勝彦厩舎 が勝利。
ただ、このレースを見て、2019年ダービー 角居厩舎だと判断すれば、100人の内101人くらいは サートゥルナーリア だと思うだろう。
6月号『優駿』の先週該当2ページには 優駿エッセイ大賞 募集開始で
グランプリGⅠ 1篇 賞金 50万円
こう記されており、これで グランプリ → 有馬記念 と見て、枠連 4-6 を想起したり、ダービーではなく、直後の 目黒記念 でグランプリホース ブラストワンピース が来るサインだと見做すことも可能だったが、もう1つ別のグランプリ、去年 宝塚記念 まで遡れば、この最終の リボン賞 に加え
2018年 6月24日 阪神11R 第59回 宝塚記念
7着 1枠 1番 ステファノス 岩田康誠 藤原英昭 厩舎
9着 4枠 7番 パフォーマプロミス 戸崎圭太 藤原英昭 厩舎
(16頭)
この去年、春のグランプリ の中には確かに 枠連 1-4 1番7番 のサインはあった。
これに辿り着け、と云うことだったのだろうか!? 確かに去年、この宝塚。わたくしが香港からの刺客 13番人気 ワーザー 発射を読み切り、本命視し、大勝したレースだったが、優勝の ミッキーロケット この時は 和田竜二 だったが、ミッキーの馬と云えば、最大の御用達は 浜中俊 であり、2ページのメッセージは去年・宝塚記念だったと考えられるが、ここまでの波乱なら、もっと強烈なメッセージがあってしかるべきだと考える。土俵際にトランプさん登場で、急遽の変更、朝乃山 優勝 もあり、朝日杯転用。この必要にも応ずる、波乱ダービー と云う最終決断だったのだろうか。
思えば、今年14年ぶりの機関誌『優駿』の大幅リニューアル、刷新。
この目玉は
オールページカラー化
重賞プレイバック の 綴じ込み小冊子化
これだった。そして実に 小冊子 = リトルブック であり、これがダービー馬 ロジャーバローズの母 と云う、からくりだったとしたら、完全にお手上げ。密かに、しかも決定的なサインを盛り込んで置いた、向こうの決定的サイン、いわば真犯人特定の証拠であり、巨視的に今年=2019年を捉え、判断できなかった我われの負け。
その6月号の綴じ込み小冊子の表紙 この春の 中山グランドジャンプ の1シーンであり、ここで写っている2頭が
5枠 5番 オジュウチョウサン 優勝
1枠 1番 ニホンピロバロン 6着
何故、優勝馬はさて、6着馬が映る写真を載せているのか。わたくしはこれを
5枠 → オークス サイン 5枠10番 カレンブーケドール 2着
これだったと判断し、ダービー週、先週には週中情報で
1枠 1番 ニホンピロの馬 → 日本ダービー サイン
こう読んでいたが、これは11頭立て1番であり、換算 12番 アドマイヤジャスタ だと云うのがわたくしの解釈だったが、実に 1枠1番 ロジャーバローズ まんま。
現時点での結論。今年のダービーサイン = リニューアル『優駿』の3月号からの特集の小冊子化。この
小冊子 = リトルブック ダービー馬の母
これが放たれていた決め手だった!
さて、仕切り直しで次の場所。今週 第69回 安田記念 過去19年で18回の連動 及び GⅠシステム からの読み。これらで 安田記念 鳴尾記念 2重賞に立ち向かう。
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凄まじい仕掛けだった。次の根本一致。余りに痺れる。
1972年 6月 9日 有川浩 作家 誕生日
1993年 6月 9日 現在の 天皇・皇后両陛下 御成婚
この根本を踏まえ、演出を展開していた。
わたくしは今年「平成」フィナーレ = 「令和」元年に当たり、平成に決定する最終段階で実際に挙がっていた別の2つの元号最終候補
正化 修文
この内、今年のダービー出走 アドマイヤジャスタ この「ジャスト化すること賞賛」= 正化 と読み、これが上記、有川浩原作「図書館戦争」(2006年発表)と云う作品中で、飽くまで架空世界だが
昭和の次の元号の時代 = 正化 (仮定)
しかもその 正化31年(2019年)即ち今年が物語のスタートで、出版、メディア表現の自由に対する法的規制に対し、その反対勢力が結集し、自由の為に戦うと云う架空ドラマ。この中で実際の平成の代わりに使われている没になった最終候補・正化。このアニメ、映画化の小説作品世界に託し、去り行く時代・平成(ドラマ中では 正化)を惜しみ、その時代に生きた自分らとその生を愛おしむ気持ちを託す、そのダービーとして行われる、と云う元号ルーツで アドマイヤジャスタ を疑った。
ドラマ登場人物には、相沢郁調教師 この前週 オークス 演出の脚本、2005年岡部幸雄記念 枠連 5-7 10番13番 を制した先生に通じる、主人公・笠原郁、ほかに 小牧、手塚 と云ったJRA騎手や調教師と同じ名の人物まで登場し、またこの原作の有川先生が別にテレビ東京ドラマにもなった「三匹のおっさん」まで書いていることから、今回の3強を3匹と称し、この3強に何かが立ちはだかる、正化=幻の平成 への思いを込めたダービーだと判断したが、これまた壮大な囮に引っ掛かった格好だ。実に、この作家が想定されていたが、6月9日生まれ = 両陛下ご成婚の日 で、結びつく先は 6月9日 ベルモントステークス米GⅠ 今年の御成婚記念日当日の ベルモント 2頭を配置した 令和(レイワ)唯一の優勝レース の 枠連 1-4 1番7番 だった!
今年お正月の情報を紐解くと、そこでわたくし自身
今年はどこかで バローズの馬 馬主・猪熊広次 さん 発射の イノシシ年
アントニオ猪木さんと云う、著名人物がいて アントニオバローズ と云う、かつてクラシックを争った有力馬もいたので、この バローズの馬 何処かで、などと記していたが、肝心要、この最高舞台での 12番人気 単 9310円 呆気にとられたレースでもあった。浜中は頭真っ白と云いながら、無論、予定の行動。2009年 ロジユニヴァース が 1枠1番 で優勝したダービーでは 5枠10番 アントニオバローズ 3着。実に乗っていたのは マスターフェンサー でケンタッキーダービーに出走した 角田晃一(元)騎手 だった。繋がっていたなぁ。
サートゥルナーリア は サトゥルヌスの祭り であり、このギリシャ神話の農耕の神様は、自分の子孫に滅ぼされるとの予言を恐れ、自ら自分の子を食べて殺してしまうと云う人物であり、御皇室の世代継承 新元号のダービーに相応しい訳が無い、と最初判断した通り。勝てなかったが、1倍台前半までオッズが下がったので、2着候補筆頭と見ていた4着。
この ダービー 目黒記念 続く 1番人気不発 で、今週の 第69回 安田記念 が見える。
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わたくし自身、余り苦い酒ではなかった。そして、レース後、あまり情動に動かされなくなった。レースは所詮、予定通りなのだ。そして前日重賞 葵ステークス では 1番人気 本命 13番人気 対抗 で、この1・2着から 馬連 64倍 3連単 455倍 まで頂戴していたので、結局は儲けた週末でもあった。
だが、6月初 安田記念 鳴尾記念 の今週、絶対的リベンジを果たせないではいられない。もう令和の時代、単勝 93倍 のダービー馬にはお目に掛かれないと思われるので、この翌週、やはり強烈なリベンジがあることは必至で、期待と共に読み、戦う。
今回、レースや取材に携わった人々は、「競馬に絶対はない」と思われ、やはりレースはやってみないとわからないと思われただろうし、思わせることにJRAは成功したのだろうが、わたくしに言わせれば、正しく読み、正しく正解を思考すれば「絶対はある」のだ。