モスクワの世界舞台 注目の、あの優勝タイムは 9.77
また、多治見市などでは悔しがる方々も居られると承りしが、高知県四万十市 41.0度
歴代日本最高気温の計測! まあ、今日にも直ぐ塗り替えられるかも知れぬが。
このような数字が注目される週、反映が見込まれる。
特に、あの数字は、もう間近に迫った、今年の年間テーマの一つのあのことと一致し、わたくしは俄然、注目している。
真夏の大一番、北の事実上GⅠ、札幌記念 函館舞台であることが、大きなテーマとなる。
日本中、ほぼ何処に居ても猛暑と立ち向かう、この日々。
ささやかな涼の足しに、わたくしは、個人的に北海道舞台の高倉健さんの映像を追っている。トウカイテイオー優勝を読み切った、あの有馬記念の週の、健さんのJRAポスター。去年、久々の主演映画『あなたへ』は、今年初夏に至って、初めて観た。今年のNHKの顔、綾瀬はるかちゃんら共演者を差し置いて、矢張り、佐藤浩市とのラストシーンが沁みる。
競馬以上に年季があるかも知れないわたくしの映画愛好。あの『飢餓海峡』での共演、若き刑事の高倉さんの追う、犯人・三國連太郎の息子と、そして健さん。どうにも、この最新作品の最後のメッセージが、余韻、残響として、こころを刺す。
少々、ネタばれながら、ある猟師が漁に出るんだよ。そして時化で流され、見つかった漂流船に姿は無し。
一方、健さんは刑務官として永年勤め上げ、妻・田中裕子の死に遭い、その遺言に従い、富山から長崎へ車で向かう。故郷での、妻の散骨の為。途中で、ビートさん、浅野さん、ツヨぽんらと。一種のロードムービーのような。ま、人生がロードムービーなのだから。歳をとったって、旅は続いてるんだぜ。
わたくしも折々、思う。連想力とよく申し上げているが、思いもかけぬ着想、想像力の飛躍で、急にある馬券が買いたくなり、勝って何か全然別の場所を漂泊しているような心持になり、気が付けばいつもの自宅オフィスである。
健さんが言えば、もっと決まるのだろうが、我が想いは
毎日が旅 同じ場所、同じ相手と向かい合いつつ、全く新しいこととのめぐり合い
皆様、人生は、或いは競馬人生は、平凡と感じられるだろうか。1日36レースある日、ある1レースの新鮮。喜び。また悔恨にも出逢う。
寡黙、忍耐、真情、控え目、禁欲、そして やさしさ
そして、宿命の受容。何か特別な人ながら、全然普通の人を演じているのだ。それへの真剣さが際立つ。
いや、普通の人が、特別なのだろう。
このような気分に浸るのも、夏場、リゾート気分だからだ。
皆様、水を飲まれていますか。熱中症が怖いから、一日2リットル。実はそれでは十分ではございませんよ。老化とは、酸化と乾燥、そして夢を見なくなることでしょうね。
わたくしは本当に水好き。
これも涼を先取る心持ちで申し上げますが、10月末の秋の天皇賞、また11月半ばエリザベス女王杯までの御優待御登録、今週、お盆、限定数でお受け致します。
80歳におなりの、健さんも、毎朝、マウスピースを噛み締め、散歩を欠かされないそうですよ。早朝とて、暑い毎日だが。わたくしも、来夏は函館滞在まで考える。
御登録は
『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名にて、空メールを下さいますよう。
何故、わたくしが今週、高倉さんのことを持ち出したか、お解りになりましょうか?
まあ、ひと夏もまた、旅ですよね。皆さんも、この旅の途中ながら、旅の終わりを見据え、感じておられるのでしょう。競馬も歌舞伎も、お盆帰省もロード。
きちんと、生きましょうよ。