覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

ホンダ優勝 と スタジオジブリ

2006年08月12日 17時54分46秒 | Weblog

 まだ今週の競馬は半ばだが、興味深いことをお伝えしておこう。今日のメインレース



札幌 札幌日刊スポーツ杯
 1着 7枠 8番 ロードアルティマ
 2着 5枠 5番 プリモスター



小倉 西部日刊スポーツ杯
 1着 4枠 4番 ストーンブリッジ
 2着 3枠 3番 ミュゲドボヌール



新潟 天の川ステークス
 1着 3枠 4番 ヤマニンメルベイユ
 2着 6枠11番 トウショウシロッコ



 この内、私は事前見解で、札幌は見送り。小倉はストーンブリッジを、天の川は トウショウシロッコを推した。



 が、ご覧いただければ、まあお分かりだろう。



    札幌 アルティマ      日産
       プリモ        ホンダ



    小倉 ストーンブリッジ   国産タイヤ



 何故、日本のモーター界がこぞるのか。



 私は、今週次のような記事を読者の方々にお送りした。



以下、引用~



  F1ホンダ初の単独優勝。これは日付8月6日も、場所はハンガリーで、日曜競馬開催後の出来事であり、これまでもF1舞台でホンダエンジンは数々の優勝歴はあるが、エンジンもシャシー(車体)も純ホンダのF1グランプリ優勝は史上初めてであり、日本のモーターレース史上画期的なことである。今週これを祝う馬がいて当然だろう。オークスジョッキー本田優にホンダ優勝の週に何も起こらないなど、考えられない。



 優勝ドライバーは、



   ジェンソン・バトン  英国籍 1980年 1月19日生まれ



 大平急死 長嶋解任 百恵引退結婚 ジョン・レノン銃殺死の年の生まれである。より重要で実利的な事柄は、カーナンバー12 である。本田を12番ゼッケンの馬に乗せるのだろうか。バトンルージュというような競走馬はいたが、現役ではバトンの名を持つ馬はいない。


                               ~以上



 もう、申し上げるまでもないだろう。この画期的な出来事に、中央競馬会は今日、国産メーカーをこぞって祝砲を挙げさせたのである。これを露骨に示すレースがあった。私は今日も明日も本田騎手の12番ゼッケンが見当たらないので、いったい何処でホンダ優勝が語られるのか、あれこれと巡らしていた。



 札幌10R 支笏湖特別



 7枠11番 タヤスレノックス
 7枠12番 エキサイトラン    松田大作          2着
 8枠13番 トレオウオブキング  本田 優
 8枠14番 ミレニアムウイング        藤沢和雄厩舎  1着




 ホンダを世界的企業に押し上げた立役者は、創業者にして社長の本田宗一郎と、副社長の藤沢武夫である。このレースの1着枠、実に 本田 藤沢 の組んだ枠であり、この優勝の祝いを本田自身ではなく、盟友藤沢に与えたことは、生前本田宗一郎氏が悔いることとして会社に自分の名前を冠したことを挙げておられたエピソードを思い起こさせる。ホンダを愛し、F1を知り、初めてこの枠に瞠目することになろう。本田宗一郎は1906年生まれ、実に誕生100周年を寿ぐ馬券だった。



 さらに、札幌の11R 羊ヶ丘特別。今度こそ、



 1着 ブリリアントグレイ  本田騎手
 2着 ミスターケビン    藤沢厩舎



だったのである。



 トウショウシロッコ これを今日私が推した根拠を、こっそり、事前時期を引用する形でお伝えしよう。



 今週の競馬会発信のRD
   真夏を象徴する熱風、西から新興する快足の名士。



 以下引用~



 トウショウシロッコ
 シロッコとは、地中海からイタリアに吹く南風であり、この甲子園の高校野球のさなか、タッチのヒロインの実家の喫茶店の名前である『南風』にはそれなりの見栄えがある。が、開催地新潟を思うと、夏の日本海側は、地表の暖まり方の差で、海から陸へ、即ち北風が吹くのが今のシーズンであり、果たしてこの風はいかがなものかと見ていた。確かに、RDの 真夏を象徴する熱風 としてシロッコは分かる。が、それ以上に驚きなのは、シロッコを調べると、この季節風の名はイタリア側からの呼び方であり、これをアフリカではギブリと呼び、そしてこの名前を気に入った宮崎駿監督が、これを読み方を間違えて命名したのが、スタジオ・ジブリだというのである。ご承知のように、作品の出来栄えには毀誉褒貶さまざまなのはさて、7月末に『ゲド戦記』が公開され、夏のお子様たちの必見の楽しみとなって上映されていることは事実。即ち、そのさなか明日新潟メインに登場する トウショウシロッコ は、トウショウジブリ であり、宮崎駿先生の長男の初作品、この駿の文字あればこそ、昨年キムタクの誕生日当日のエリザベス女王杯は『ハウルの動く城』の声優・キムタクの主役ハウルの衣装と同じ図柄のスイープトウショウが勝ったのであり、この夏休み、実は知られざる子供の注目するものを競馬会が軽々に裏切るとは考えにくく思われる。被る人気なら、手を出しにくいが、このシロッコ=ジブリ これがRDの言う、真夏を象徴する風 と見て自然なのではなかろうか。
                               ~以上


 さらにこれの後押しとして、日曜の出馬表 新潟8Rの6枠 にもナウシカトウショウが登場したのである。これを今日の昼過ぎに確認し、同じジブリのトウショウが土日で6枠に位置する。先手で今日買いにに出るべし、の決断である。




 明日、オシム監督が登場する。発射と観ている。どの馬か、皆様にお分かりだろうか?


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