覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

さてと

2005年09月30日 23時16分28秒 | Weblog
 いよいよ秋GⅠシーズンが開幕する。

 月替りと併せ、思えば阪神の優勝で、気に懸かる黄と黒の勝負服の馬2頭。またJFKとやらを匂わすカフェの馬や、大外の逃げるのなら恐い矢の馬 アロー。ヤフーでも始まるピンクリボン。また道路公団民営化は逸しがたいネタではなかろうか。

 史観というものに建ったジャーナリスティックな見方が必要となろう。後々思い返す今、今日明日とは何か。
 今思えば、テイオーとマックィーンの史上に残る一騎打ちと言われた春の天皇賞。春の天皇賞で、伊勢神宮から発した馬、信長とも類えられる名馬トウカイテイオーを春の盾の舞台で葬ったアメリカ名優の名を冠された芦毛馬マックとは、人間宣言を呼び起こした日本の支配者 マッカーサーそのものを象徴し、どうしても帝王をひととき退かせる大衆劇に、悲鳴と興奮の坩堝と化さしめる演出を、施さねばならなかったのである。メジロのマック。人間昭和天皇とマッカーサーの並び立つ記念写真が呼び起こされるではないか。一方関が原で石田光成の西軍を蹴散らした家康が、伊吹山に在ったとされる光成本陣を圧倒する史劇こそ、テイオーがイブキマイカグラを寄せ付けなかったあの皐月賞であったこと、お話済み。


 スプリンターズS。第一に今年のスプリンターは、末次慎吾が浮かぶが、期待外れと見れば、阪神 赤星かもな。今のところ、私にはデュランダルは買えない。

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