
先月29日にローリング・ストーンズの道内初公演が札幌ドームで開かれた。当地からも小生と同世代の方が数名行ったようだ。誘われたが月末でもあり、外せない会議の予定もあり已む無く断念した。中高校生の頃はマイルスやエヴァンスよりもストーンズを聴いていただけに少しばかり悔いも残るが、小生のように仕事のために粉骨砕身努力する人は、そう簡単に休めない。(本当か?)
ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツがジャズの冠を付けたアルバムを数枚出していて、写真はその内の一枚。「Long Ago & Far Away」と題されたアルバムは、バーナード・ファウラーのヴォーカルを全曲にフィーチャーしたスタンダード集で、どうにもジャズ・アルバムとは言い難い。チャーリー・パーカーの「ウイズ・ストリングス」をバックに初期のクルーナー・スタイルのフランク・シナトラが唄っていると云えば察しがつく。ワッツの名がなければ恐らく売れないだろうし、帯に「チャーリーが愛して止まない、デューク・エリントン~」というキャッチ・コピーがなければ小生も買うことはなかった。
コピーは続く。「コール・ポーター、ルイ・アームストロングといった偉大なミュージシャン達の素晴らしさを再発見させてくれる」と。このアルバムを聴いてもスタンダードの魅力は再発見できても、ミュージシャン達の素晴らしさは再発見できそうもない。看板に偽りありだが、買った以上、納得する良い点を見つけるのを信条としている。コール・ポーターの「In The Still Of The Night」は、ジュリー・ロンドンやジョー・スタッフォードのスロー・テンポが定番になっているが、こちらはアップ・テンポで静かな夜が、賑やかな夜に変わる。再発見だ。パーカーのようなソロも聴ける。これで納得。
当地から札幌まで車で約5時間要する。還暦を過ぎたストーンズを聴きに行った人は皆還暦前で、自由業の人もいるが、殆どは平日に時間を割けない立場にいる。札幌で急な身内のご不幸があった人が多いらしい。
ストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツがジャズの冠を付けたアルバムを数枚出していて、写真はその内の一枚。「Long Ago & Far Away」と題されたアルバムは、バーナード・ファウラーのヴォーカルを全曲にフィーチャーしたスタンダード集で、どうにもジャズ・アルバムとは言い難い。チャーリー・パーカーの「ウイズ・ストリングス」をバックに初期のクルーナー・スタイルのフランク・シナトラが唄っていると云えば察しがつく。ワッツの名がなければ恐らく売れないだろうし、帯に「チャーリーが愛して止まない、デューク・エリントン~」というキャッチ・コピーがなければ小生も買うことはなかった。
コピーは続く。「コール・ポーター、ルイ・アームストロングといった偉大なミュージシャン達の素晴らしさを再発見させてくれる」と。このアルバムを聴いてもスタンダードの魅力は再発見できても、ミュージシャン達の素晴らしさは再発見できそうもない。看板に偽りありだが、買った以上、納得する良い点を見つけるのを信条としている。コール・ポーターの「In The Still Of The Night」は、ジュリー・ロンドンやジョー・スタッフォードのスロー・テンポが定番になっているが、こちらはアップ・テンポで静かな夜が、賑やかな夜に変わる。再発見だ。パーカーのようなソロも聴ける。これで納得。
当地から札幌まで車で約5時間要する。還暦を過ぎたストーンズを聴きに行った人は皆還暦前で、自由業の人もいるが、殆どは平日に時間を割けない立場にいる。札幌で急な身内のご不幸があった人が多いらしい。
ボクは、ストーンズは「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」しか知らないのです。それも.小学生の5.6年の時にグループサウンズがはやっていて、ショーケンやジュリーが、歌ってるのを聴いて、イギリスに、ビートルズより、凄いグループがあるそうだ、くらいの知識しか有りませんでした。中学になると、友達たちは、レッドツェッペリンやELP(エマーソン・レイク&パーマー)なんかを聴いていたのですが、ボクは、全くロックは苦手で、ジャズのピアノ・トリオやマイルスのプレステッジ盤なんかを聴き始めておりました。それ以前は、恥ずかしいのですが、叔父の影響でムードミュージック(マントヴァーニオーケストラが1番好き)を聴いていました。パーシー・フェイス・オーケストラのヒット曲「夏の日の恋」を聴くと、失恋した夏の日を思い出して、今でも切なくなるのです。(笑!)DUKEさんの音楽の原点っぽい所を、感じられてうれしくなりました。札幌まで、車で5時間!なんかアメリカみたいでかっこいいなあ!
ビートルズもストーンズも並行して聴きました。音楽的には黒っぽいストーンズのほうが、不良のイメージがあって憧れもありましたね。
「夏の日の恋」は、映画「避暑地の出来事」の主題歌でしたが、この映画を観た時には大人になったらあんな恋をしたいものだと思ったものです。恋には失恋が付きものですからnaruさん同様、映画のようにはいかないものだと切なくなりましたね。
ルート66を走るアメリカならかっこいいのですが、札幌まで5時間かかる田舎ですから。(笑)
いつも当店のサイトへご来店頂き、有難うございます。duke様の投稿のおかげで、当店のサイトも、格調高くゴージャスになってきました。(笑)
今回は、ストーンズですか。
ストーンズの不良のイメージは、会場に集まっている、ヘルスエンジェルからも来ていると思います。昔のビデオでは、会場に沢山のヘルスエンジェルがいたように思います。
あとは、麻薬の影でしょうか。
ストーンズとヘルスエンジェルそして麻薬。
3点セットですね。
では、では、
ヘルス・エンジェルといえば、高校生のときに観た映画に「地獄の天使」があります。アメリカン・ニューシネマの代表作「イージー・ライダー」がヒットした頃で、「避暑地の出来事」に象徴されるようなボーイ・ミーツ・ガール・ストリーから一変して暴力的、不条理な作品に驚いたものです。
昔はストーンズのライブにヘルス・エンジェル、今はネクタイを締めたオジサン、昔のジャズ・ライブにはジーンズ、今のジャズクラブにはスーツ姿の紳士淑女、リスナーが高年齢化したのか、ジャズが格調高くなったのか・・・リラックスして愉しみたいですね。
京都は最高気温20度ですか、当地は一桁台ですね。朝夕はマイナスになることもあります。明日所用があり車で札幌に行くのですが、峠は雪らしいです。桜はまだ先ですね。
ストーンズが麻薬常習を理由に国内に入れなかった事件ありましたね。外国人ミュージシャンには麻薬がつきものです。麻薬と音楽の相関性を書いていたら本一冊できてしまいますので(笑)省略しますが、特にジャズメンには厳しく税関も目を光らせているようです。
「Rolling Stones Project」のご紹介ありがとうございます。知りませんでした。この盤に収録されている「サティスファクション」は今でも歌えますよ。音痴ですので皆様に披露はできませんが。(笑)