
・・・ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、アート・ブレイキーなどのモダン・ジャズのレコードが山とありました。ところが彼がかけたのはジャッキー・グリースンでした・・・水谷良重、現二代目水谷八重子が半生を記した著書「あしあと」の一節で、ジャズ歌手としてデビューしただけあって、スタンダード・ナンバーやジャズメンの名前がすらすら出てくる。一女優の半生は、日本の芸能史であるとともに日本のジャズ史の足跡をみるようだ。
ジャッキー・グリースンと聞いて映画ファンが思い出すのは、ポール・ニューマン主演の「ハスラー」であろうか。ニューマンと白熱のビリヤード・シーンを展開したミネソタ・ファッツ役を演じていた。俳優でありながらオーケストラを率いる指揮者、それも女性を音楽で酔わせるテクニックなら右に出るものはいないという音の魔術師である。甘美なメロディをストリングスでどこまでも甘くというのはムード・ミュージックのセオリーなのだが、グリースンはただ甘いだけでなく、その曲の最も美しい部分をより美しく表現するツボを心得ているのだ。BGMとして聞き流されるムード音楽という括りでは収めきれない高い音楽性を持っている。
うっとりとした女性のジャケットは、「Music to Change Her Mind」で、タイトル通り彼女の心を変える音楽の玉手箱だ。「You've Changed」に始まり「All by Myself 」、「You and the Night and the Music」と、口説き文句が倍加して出てくる曲が並び、究めつけは「Dancing in the Dark」である。フレッド・アステアがミュージカル「バンド・ワゴン」で優雅なダンスを披露した曲で、「ザッツ・エンタテイメント」でも名場面として紹介されたほどの踊るには最高の曲のひとつである。グリースンのこの曲で踊るなら、そっと抱き寄せるだけでいい。音の魔術は言葉を必要としないだろう。
冒頭の回想は水谷良重が白木秀雄の部屋に行ったときのことだ・・・何も考える暇もなく生まれて初めて、一線を、越えてしまったんです・・・当時一流のドラマーは、グリースンを選ぶ一流のプレイボーイでもあった。
ジャッキー・グリースンと聞いて映画ファンが思い出すのは、ポール・ニューマン主演の「ハスラー」であろうか。ニューマンと白熱のビリヤード・シーンを展開したミネソタ・ファッツ役を演じていた。俳優でありながらオーケストラを率いる指揮者、それも女性を音楽で酔わせるテクニックなら右に出るものはいないという音の魔術師である。甘美なメロディをストリングスでどこまでも甘くというのはムード・ミュージックのセオリーなのだが、グリースンはただ甘いだけでなく、その曲の最も美しい部分をより美しく表現するツボを心得ているのだ。BGMとして聞き流されるムード音楽という括りでは収めきれない高い音楽性を持っている。
うっとりとした女性のジャケットは、「Music to Change Her Mind」で、タイトル通り彼女の心を変える音楽の玉手箱だ。「You've Changed」に始まり「All by Myself 」、「You and the Night and the Music」と、口説き文句が倍加して出てくる曲が並び、究めつけは「Dancing in the Dark」である。フレッド・アステアがミュージカル「バンド・ワゴン」で優雅なダンスを披露した曲で、「ザッツ・エンタテイメント」でも名場面として紹介されたほどの踊るには最高の曲のひとつである。グリースンのこの曲で踊るなら、そっと抱き寄せるだけでいい。音の魔術は言葉を必要としないだろう。
冒頭の回想は水谷良重が白木秀雄の部屋に行ったときのことだ・・・何も考える暇もなく生まれて初めて、一線を、越えてしまったんです・・・当時一流のドラマーは、グリースンを選ぶ一流のプレイボーイでもあった。
「あなたと夜と音楽と」をはじめ多くの曲を残したアーサー・シュワルツの「ダンシング・イン・ザ・ダーク」は、うっとりする美しいメロディが印象的でして、女性を口説くには最高の曲でしょう。お好みのヴァージョンをお寄せください。ヴォーカルも数多くあるのでしょうが、咄嗟に思い浮かべることができません。お薦めのアルバムもお待ちしております。
管理人 Dancing in the Dark Best 3
Bill Evans / Trio 64 (Verve)
Cannonball Adderley / Somethin' Else (Blue Note)
Dancing In The Dark / Sonny Rollins (Milestone)
ジャッキー・グリースンのファンの方も魅力をお寄せください。
今週もたくさんのコメントをお待ちしております。
この曲については、私にとってキャノンボールの
「Somethin Elsa」が殆ど唯一絶対無二のヴァージョンで、
はっきり言いましてこれ以外は何を聴いても、
あまり心を動かされません。
マイルス抜きのカルテットの演奏で、しかも
ピアノのハンクもベースのサム・ジョーンズも
いっさいソロを取らずに、キャノンボールが最初から
最後まで吹きまくる、という構成は、
マイルスの発案によるものなのか、
キャノンボール自身が希望した結果なのか、
定かではありませんが、実に心憎い演出です。
実は私自身はキャノンボールについては、ちょっと
テクを誇示しすぎる嫌いがあって、必ずしも大好きな
プレイヤーというわけではないのですが、
このアルバム、そして特にこの曲に関しては、
彼のいいところが最大限に発揮されていて、
かつ短所が殆ど顔をだしていないのではないか、
と思っております。
特に、アルペッジオを連発しながら駆け下りるような
エンディングが堪らなく好きで、聴きはじめのころ
LPをヘビー・ローテしたのを、懐かしく思い出します。
これから出かけますので、その他のヴァージョンについては、
また後ほど。
枯葉の「名演」に始まり、ダンシング・イン・ザ・ダークで終わる「名盤」は、主導権がマイルスにあるとはいえ、リーダーのクレジットに恥じない名ソロに圧倒されます。キャノンボール名義でブルーノートに録音して、ライオンの恩情に応えたマイルス秘話は涙ものです。結果ブルーノートを代表する名盤が生まれたわけですが、非の打ち所がない完璧な演奏は繰り返し聴いても飽きませんね。
ダンシング・イン・ザ・ダークは、レナード・フェザーのライナーによりますと、サラ・ヴォーンが歌う感じに似ていると思ったからキャノンボールにやらせた、とマイルスは言ったそうです。枯葉でマイルスが歌うように、ここではキャノンボールは情感豊かに歌っておりますね。
この曲はやはり25様同様、「サムシン・エルス」が一番印象的です。
キャノンボール・アダレイ名義のアルバムですが、どうしてもマイルスの・・・と言われてしまいますね。
全体としてマイルスのコンセプトに基づいて作られているアルバムだと思います。
ワン・フォー・ダディ・オーのラストでは、マイルスがアルフレッド・ライオンに話しかけるところも録音されているし・・・。
しかし、ダンシング・・・は、マイルス抜きと言う事もありキャノンボールの素晴らしさが全面に出ていると思います。
歌心溢れるプレイ・・・痺れます。
残りの2枚・・ロリンズ、エヴァンス以外にも良い演奏がなかったか探してみます。
やはり「サムシン・エルス」でしたか。事実上マイルスがリーダーですが、便宜上のキャノンボールもいい仕事をしておりますね。キャノンボールのソロは名前に似合わず繊細なところがあります。リーダー作では豪快さをみせますが、やはりここはマイルスに合わせたのでしょう。ダンシングでキャノンボールに吹かせたのは、マイルスが立てたのでしょうね。
名曲ですので多くのプレイヤーが取り上げているのでしょうが、曲の持つ繊細さを端的に表現したのはエヴァンスと思います。頭をすっぽり鍵盤に埋めた姿を描きながら聴くとたまりませんね。勿論灯りを消してです。(笑)
聴いたことがなかったので、あらためて聴き直しましたが、
なかなかいい内容ですね。
ピーコックのベースもいい。
ロリンズのは持っていなかったので、注文しました。
他には、僕の大好きなディック・モリシーts の
線路ジャケ盤にも収録されておりますが、こちらは
わりとアッサリ気味でちょっと物足りない。
意外とよかったのが、ハープのドロシー・アシュビーの
「Hip Harp」(Prestige)
スインギーなナンバーだと、どうしてもハープの場合
付いていけない感じになってしまうので、割を食って
気の毒なんですけど、こういうロマンチックな曲なら
ハープ・ヴァージョンも悪くない。
ヴォーカルで、すぐ思いつくのは何と言っても、
「Devil May Care/ Teri Thornton」(Riverside)。
中音域の伸びが印象的な、豊かなヴォーカル。
ミディアム・テンポで情感たっぷりに歌ってます。
ノーマン・シモンズのアレンジによる歌伴も、素敵です。
他に、ダイアナ・クラールの「The Look of Love」と、
ジェーン・モンハイトの「Taking A Chance On Love」にも。
ボサノヴァ調の前者はまずまずでしたが、超スローテンポの
後者は、やや冗長かつ平板な印象でした。
ですが、実はあまりフレッドのこの歌は好きではない
のです。何故か眠たくなるようなあのスローな運び
は私にとって一番フレッドの良さが生かされてない曲
なのであります。
52年のOscarのピアノとギターがBarne
y.Kesselがバックだったか。
一度聴いたらもう”あかん!”って感じたのでした。
これじゃ歌が入ってないほうがうんといいぞ!って
思ってしまったほど。。大好きなフレッドの事をこう
いう風に言うのは辛いが(本音です)!
でもヴォーカルものではDiana Krallが
いいですね。これは文句なしにいいです。
彼女は完全にこの曲を自分のものにしていて
聴いていても居心地が良いというか、大好きです。
他にはTeri Thorntonが思い浮かびます。これは25-25さんも出しておられますが。
ちょっとアップテンポで心が躍ります。
大好きなキャノンボールを忘れておりました。サムシンエルスは、枯葉ばっかり聴いておりまして・・・・早速、聴き直しました。素晴らしい!よって、ボクのベストは、この二つです。ここのところ、ベスト3が選べなくて、ちょっと悔しいです。
話は変わりますが、先週の話題だった、エロール・ガーナーのコロンビア盤2枚組LP「パリの印象」をヤフオクでゲットしました。モノラル盤で2200円でした。これって、安いですよね!今から到着がとても楽しみです。皆さんの書き込みは、とっても勉強になります。dukeさん、いつも良いレコードの紹介をありがとうございます。
パーカーのWith Stringsでは、ハープの音で始まるのがいいですね。
ピアノではビル・エバンスの「トリオ’64」かしら。というか、これしか浮かびませんでした。これは、ベースのゲイリー・ピーコックがまた良いです。あと、Somethin' Elseも外せません。
1.Charlie Parker / With Strings
2.Cannonball Adderley / Somethin' Else
3.Bill Evans / Trio 64
Come Dance with Me(Capitol)に入っています。コレが一番で、そのあとはナシ。
エバンスのトリオ64は、リトル・ルルの名演とピーコックの参加で話題になるアルバムですが、ダンシングの美しさは格別です。あまり多くはターンテーブルにのりませんが、クリスマスの必須アイテムでもあります。
ロリンズのはタイトルにする力演でして、ロリンズ節炸裂でしょうか。Milestone 盤ではベストといえる内容と思います。
ディック・モリシーのHere And Now は聴いておりますが、線路ジャケ盤は未チェックです。ジャケを見ましたが、アート・ブレイキーが地方公演に行ったとき、競馬でメンバーの給料をすった話を思い出しました。汽車賃がなかったのでしょうか。(笑)
ドロシー・アシュビーに、Teri Thornton、ダイアナ・クラールがありましたか。ソーントンは相当にいいですね。レフトアローンは聴かせますし、リバーサイドらしい豪華バックが光る1枚です。
「The Look of Love」、「Taking A Chance On Love」、ボサノヴァ調に超スローテンポ、どちらを選ぶか、というより脚と胸、どちらが好みかと聞いたほうが早いですね。(笑)
フレッドマニアでしたか。スローな運びはおっしゃるように歌だけを聴くと眠くなりますが、これがダンスだと目が冴えてきます。多分にシド・シャリースの脚線美に釘付けになるせいでしょうが。(笑)
ボブ・トーマスがフレッドの生涯を書いた「アステア・ザ・ダンサー」に、「フレッドは世界で最高のダンサーだ。その名、アステアは完璧を意味する」とありました。歌も素晴らしいですが、それを上回るダンスは完璧です。ちなみにテレビの「ドクター・キルディア」に出演したときはハスラー役を演じたそうです。記事につながりましたね。(笑)
ファインダーから女性を冷静に見ていると思いましたが、クラールのお色気には熱くなったようですね。(笑)
「パリの印象」をゲットされたとは嬉しいです。記事で紹介したアルバムを聴いていただくのはブログ冥利に尽きます。オリジナルか再発か不明ですが、CDは出ていないようですので2200円でしたらいい買い物と思いますよ。オリジナルはVol.1とVol.2に分かれて出たもので、2枚組は次に発売されたフォーマットのようです。アップした写真は2枚組の形でソニーから出たものです。オリジナルはVol.1しか入手できず、こちらを買いました。肝心の「ばら色の人生」はVol.2トップに収録されております。届きましたら是非、この曲からお聴きください。イントロの「間」は、naru さんのオーディオでしたら空気の揺れを感じるでしょう。オーディオ・ルームが「ばらの間」に変ります。阿寒湖畔のホテルの一室みたいですね(笑)
やはりパーカーでしたか。グリースンのアルバムは56年録音ですから、ひょっとしてグリースンは50年の With Strings を聴いていたのかもしれません。グリースンの編曲はパーカーを思わせますし、パーカーが吹きだしても不思議のないストリングスです。
エバンスのトリオ’64を挙げていただきありがとうございます。ラファロに結びつくゲイリー・ピーコックがおっしゃるように素晴らしいですね。Peacock は日本に滞在したときに禅に魅せられたそうです。精神統一した落ち着きのあるベースは、とても鮮やかな飾り羽のある名前からは想像できませんね。(笑)
こりゃあ、まいりました。シナトラのシも出てきませんね。私を含めて皆さんが忘れていたわけではありませんよ。まだ週初めですし、今ウィンクしましたので、これからシナトラで埋め尽くされると思います。(笑)
皆さん、Come Dance with Me を聴きましょう。(ウィンク)
>1.Charlie Parker / With Strings
私が持っているLPには、課題曲の収録はないんですが、
CDでのボーナス曲ですか?
>duke さん。
>線路ジャケ盤は未チェックです。
そうですか、これはオープニングのSt.Thomas 1曲の
ためだけにでも、ゲットすべきアイテムと思います。
>三具さん。
>が、なんでシナトラが出てこないんでしょう?
ま、私やTAKASHI さんなど、女性ヴォーカル・ファンが
多いですから、ここの常連さんは(笑)。
>Come Dance with Me(Capitol)に入っています。
そうでしたか!
いや、シナトラが歌ってないはずはないと、
10枚組ボックスCDも含めて手持ちのシナトラ盤を
全部チェックしましたが、見つからず。
Come Dance With Me は、不覚にも未チェック。
注文しますね!
それにしても、10CDボックスにこれほど度キモな
アイテムが入っていないとは?!
¥1500弱というプライスが魅力で、つい買ってしまいましたが、
「安物買いの銭失い」ですかね?
>1.Charlie Parker / With Strings
>CDでのボーナス曲ですか?
CD「The Master Takes」にはこのセッションの24曲がされております。記録としては価値があるのでしょうが、LPで聴いてきた私はやはり「What Is This Thing Called Love?」で始まらないと落ち着きませんね。LPでは聴くことができなかった曲も素晴らしいものがありますが、不思議なことにCDには「You Came Along From Out Of Nowhere」が収録されておりません。どこが Master なのかと・・・
シナトラの10CDボックスはどのような内容なのかは知りませんが、決して「安物買いの銭失い」ではなく、おそらくはシナトラを聴くうえで欠かせないものを選らんでいるものと思われます。Dancing In The Dark が抜けているようですが、三具さんが編集すると収録されます。(笑)
やはり歌詞が最初にくるので歌物が主体になってしまいます。
三具さんお怒りのこと、よく理解できますね・・・というか三具さんの啓蒙普及運動が未だ行き渡ってないと言うことになりますか、益々のご活躍を!(笑)
演奏ではエバンスのトリオ64が最高!続いてパーカー・ウイズ・ストリングスですね。
ところで、皆さんに質問が・・・あの有名な映画「イングリッシュ・ペイシェント」の中で主人公が負傷し目をやられ見えない暗闇の逃避の場面で、あるイタリアの田舎の大きな家の廃墟に隠れ、看病してくれている連合国側の看護婦に、そこにあったSP盤をかけてもらう・・・・これが「Dancing in the dark」だったと記憶している。
雑音混じりのSP盤から流れてきたあの演奏は一体誰の演奏なのでしょうか?
だれか教えて!
ところで、Something elseが名盤だというお話で、確かにあの盤の最高傑作は「Dancing in the dark」です。
枯葉ではありません。
何故、皆さんはあの枯葉がモダンジャズの最高傑作のようなことを言うのでしょうか・・・不思議でなりません。確かに、私は演奏内容を否定している訳ではありません。
でも、あのイントロなんとななりませんか、出だしがチンドン屋ですよ・・・あのイントロ無しでモロ、テーマから入ったら、かなり良かったでしょうね。
しかし、あのイントロで台無しです。
あのモタモタしただらしないイントロのフレーズ・・・私の方がまだましでっせ!
評論家もどうして言えないのですかね。
「Something else」は枯葉のイントロでせっかくの名盤が駄盤になってしまったと!
シナトラに続いてアステアを思い浮かべましたか。世代の差を感じます。(笑)
歌物ですが、私は歌詞より先にエバンスのタッチとキャノンボールのデリケートな音が浮かびました。
三具さんはご活躍でして駒草出版から「シナトラ Frank Sinatra My Way of Life」を上梓されました。シナトラ・ファンは勿論ヴォーカル・ファン必読の書です。お近くの書店にない場合は、三具さんに直接お問い合わせください。サインは交渉次第ですが、安くはなりませんよ。(笑)
「イングリッシュ・ペイシェント」は残念ながら観ておりません。ご存知の方おられませんか?
枯葉のあのイントロは私は好きです。厳かなイントロはこの先一体何が出てくるのだろうと期待と不安が押し寄せます。チンドン屋とおっしゃるのは、ブレイキーのシンバルとマイルスのラウンド・ミッドナイトを思わせるあの音が交差されるあたりでしょうか。
週初めでほぼベスト3が決まったところで、4438miles さんが枯葉の常識と見識と良識を問う一石を投じられました。さぁ、皆さん、忌憚のないご意見をお寄せください。
おそらく決着は付かないでしょうから、オフ会のイントロのガチンコ・テーマに加えましょう。(笑)
朝岡雪路さんのヒット曲「振り向いてもくれない」は、
実生活での白木秀雄氏とのロマンスの破局とダブって、
大ヒットとなったんでしたっけね?
白木さん、絶頂期にはワンステージのギャラが
(当時のお金で)何十万もしたとか。
しかし、転落も早かった。
晩年は、2丁目でバーテンしてたとかいう噂も。
最期は、アパートで独り寂しく・・・でした。
何が彼を狂わせたんでしょうか?
そのまま順風満帆にいってれば、本当に世界的な
大ドラマーになっていたんでしょうに。
MGM映画「バンド・ワゴン」のアステアとシド・チャリシの踊るシーンに流れるメロディがなんといっても想い起こされます。だからインストがいいというわけではないですが、まずは
①Cannonball Adderley / Somethin' Else (Blue Note)
次はヴォーカルで
②Teri Thronton / Devil May Care (Riverside)
③Frank Sinatra / Come Dance With Me (Capitol)
ソーントンをこのごろよく聴いていたので②にしました。登場していない手持ちのものでは、歌でメル・トーメ「My Kind Of Music」(Verve)、ピアノでソニー・クラーク「Blues in The Night」(Blue Note)がありました。ダンスなら「Dancing on The Ceiling」も浮かびます。暗闇も天井も名曲ですね。情景的には暗闇がいいな(冗談です)
拙著のご紹介ありがとうございます。
価格はご相談です!
サインを入れても高くはなりません(当たり前か)。
francisalbert@sinatrajapan.comまでどうぞ。
Azuminoさん
シナトラに1票ありがとうございます!
さて、Dancing in the Darkのヴォーカル盤ですが、映画『バンドワゴン」での有名なシーンの影響か(歌ではありませんが)、ゆっくり歌う人も多いのですが、シナトラのように屈託なくスイングするほうが好きです。
よって、何人かの方が挙げていらっしゃるダイアナ・クラール・ヴァージョンは私にはちと不満が残るのです。
もちろん彼女は素晴らしい歌手ですし、このヴァージョンも嫌いではないのですが、シナトラと比べてしまうと...なのです。
水谷良重の「あしあと」によりますと、秀坊(周りがそう呼ぶので、彼女もこう表現しております)は、新婚4ヶ月目から浮気をしたそうです。朝○雪路さんとのロマンスもありましたが、女遊びは止められなかったのでしょう。
破却のギャラ生活から一転して売れなくなった生活、ジャズの転換期という波に乗れないジレンマ、そんなものが白木秀雄という稀代な才能を蝕んだのでしょう。ジャズマンではなく芸能人の流転をみるようです。
NIKKI に JUNIOR'S COOKIN' と渋いところを取り上げておりますね。
「バンド・ワゴン」のシド・シャリースの脚線美には見とれます。スラリと伸びたという表現は彼女のためにあるものだと思うほどです。
シナトラにウィンクされましたね。(笑)メル・トーメに、ソニー・クラークは気付きませんでした。これでほど出揃った感があります。
暗闇がいいな、とは私同様冗談ではなく本気のようですが、「Dancing on The Ceiling」もいい曲でして、これこそシナトラですね。この曲のベスト3なら次にチェット・ベイカーでしょうか。歌物で男性陣が並ぶのは稀です。ここまで言うと、ペギー・リーをトップに挙げる人がいるんだよなぁ。(笑)
当地の書店には入ってこないでしょうから、早速オーダーしました。今から楽しみです。
Dancing in the Dark の曲調からすると、やはりゆっくりう歌うほうがしっくりきますし、暗闇で踊るとなるとこれはスローに限ります。クイックですと耳元で囁く間がないですからねぇ。(笑)
シナトラと比べてしまう、というのはよく分かります。私はエリントン・ナンバーはまずエリントンと比べます。記憶に基づく聴き方は比較が優先して、新しいものを聴き逃すともいえますが、其々尺度があるものです。私の場合、その尺度を越える演奏を聴いたときは元の尺度を広げます。(笑)
偶然に4438milesさんの話しておられる映画
イングリッシュ ぺーシェントのサントラ盤を持って
いたので聴き返してみたんですけど。
Dancing in the Darkは入ってい
ませんでした。
Cheek to Cheekは違ったアーティスト
で2曲も入っていたんですけど。残念でした。
この映画とても良かったですね。主役の俳優さんは
私の好みなもんで(笑)繊細な感じ。。。
次は男性ヴォーカルですか、楽しみだなぁ~
皆さん
暗闇踊りは やはりチャーリーパーカーが一番最初に
きますネ
ボーカルならシナトラ。
Somethingelseのバージョンは印象に残っていません
でしたので、、聴いてみましたが あまりピンと
きませんでした。
バードの印象が強過ぎてかなア。
アメリカで 暗闇踊りは テーブルダンスと呼ばれ
ドル札を手に持って差し上げていると 踊り子さんが
そばに近寄ってきて ドル札を持って行きます。
ちょっと 品がない話題でしたね(笑)
イングリッシュ・ペーシェントの件、ありがとうござます、私も未確認で怪しかったのですが・・・ありがとうございます。
白木秀雄さんのギャラの話題ですが、1967年に白木クインテット(日野、村岡、菅野、稲葉、白木)と私のバンドと目黒パークレーンで学校のクラブのダンスパーティーの仕事をやったことがあります。
仕切屋は私がやったのでギャラを覚えています。
白木バンドはC十万でした、私のバンドがC万G千でした。
45分づつの二交替でやりました。
この時、白木さんが一緒にやろうと言ってバックで叩いてくれた話は私のブログにあります。
Something Elseの枯葉が駄作か否か・・・勿論、自分の感性を信じての、屁理屈主張であることは当然であります。
しかし、自分の屁理屈以外にジャズの演奏の好き嫌いなど、何の尺度をもって行うのか!
そんなの知っている奴いるのか!(老人性興奮状態)
責任者出て来い!(こんな漫才が)
責任者とはあのイントロをつくったやつだ!
マルサリスの次にぶっ飛ばすのはお前だ!
益々、面白くなりそうな、場外乱闘、椅子でも机でももってこい!
特にあのイントロさえなければ、ジャズとして認めてやる、しかし、あのイントロはうちの近くの駅前でやってるチンドヤのレベルだ!
あのイントロからなんぞ枯葉の哀愁を予感させるものがあるのか?
そこへ行くと、ボビー・ティモンズのイン・パーソンの枯葉のイントロのなんといいことか・・・(涙)
あの枯葉を飛ばして、Dancing in the Darkを聴こうではないか!皆の衆!
(DUKEさんのサイトの品格を益々落としてしまいすが・・・まあ、場外乱闘に免じてお赦しを)
しかし、Dancing in the darkを口説きに使うなら、ジュリー・ロンドンが効きまっせ、旦那!
学生時代よくこの手を使いました。ラストダンスで場内が暗くなって・・・・
Dancing In The Dark~このスタンダード・・・この曲のノスタルジックな感じは、シナトラよりアステアの方に「合う」曲のように感じます。元々が映画でのアステア版からかもしれませんね。
インストでは、Bill Evansしか浮かんできませんでしたが、azuminoさん挙げられたSonny Clark「Blues In The Night」にびっくり!かろうじてCDで持ってましたので、さっそく聴いてみました。う~ん・・・いいっ!快適なミディアム・テンポで軽やかにバウンスする感じが最高です。
4438milesさんの「枯葉のイントロはダサい」~う~ん・・・これは勇気あるコメントですね(笑)僕はまず、「マイルスなら何がなんでも素晴らしい」としてしまうであろう(僕自身も)風潮に対して、敢然(かんぜん)と立ち向かうmilesさんの反骨精神にエールを送りたいと思います。その上で・・・ちょっとだけ反論を。
あの「枯葉イントロ」~最悪とは思いませんが、たしかにちょっと「イモっぽい」感じ、ありますね。特に(僕の感性では)ブレイキーの「ノリ」にちょっとした違和感を覚えます。その辺りのこと~ダラダラと長くなったので、詳しくは・・・拙ブログ<夢レコ>アーマド・ジャマル記事での4438milesさんへの返事コメントをご覧ください。
dukeさん、宣伝みたいで、すみませんです(笑)こちらであまり長々とやっては申し訳ないので(笑)
展開によっては、milesさんと延々、バトルになるかもしれません(笑)みなさんのご意見(感じ方)も知りたいところです。
私は残念ながら「イングリッシュ・ぺーシェント」は観ておりませんので、何がかかったのかは分かりませんでしたが、Cheek to Cheek でしたか。
メル・ギブソン主演の「フォーエヴァー・ヤング」で、ビリー・ホリデイの「The Very Thought of You」がかかるシーンがあります。こちらもSPですが、いい雰囲気です。これがCDだと音楽効果が半減します。レコードの演出効果は素晴らしいですね。
圧倒的に女性ヴォーカル・ファンが多いようですが、男性ヴォーカルも随時話題にしますよ。
やはりパーカーでしたか。違うプレイヤーでしたらハンドルネームを変えなくてはいけませんね。(笑)
テーブルダンスは日本にもありますよ。ステージのテーブルがくるくる回って、回転するごとにお召し物が少なくなるという・・・(笑)
踊り子さんがドル札を持っていくのは、私の感覚では物足りませんね。やはりこちらが胸元に札を入れるほうがいいわけでして、千円札と一万円札では当然、手が入っている時間が違います。段々、高尚なブログ内容に近づいてきました。(笑)
Somethin'Else の枯葉はお好みではありませんか。私はむしろキャノンボールのソロが名演、或いは名盤と呼ばれる一因と思います。キャノンボールを最初に聴いたのはマーシーでしたが、何ともデリカシーのないソロという印象でした。マイルスからの制約があったにせよ、枯葉のあのうねるフレーズこそキャノンボールの持ち味が発揮されていると思います。
名演の尺度は其々違いますので、あらゆるアルバムが名盤と呼ばれる所以でしょう。日ごと名演に出会い、自分の納得できる名盤を探す。これがあるからジャズは止められませんね。
ギャラは大きく違えど、白木さんと共演したのは凄いですね。白木さんもC十万がC万のギャラに下がり、あのような最期を迎えたのでしょう。枯葉を見るような思いです。
Something Else の枯葉で熱くなっておりますね。既に評価が決定された感のあるアルバムですが、仮におっしゃるようにイントロなしでマイルスが歌いだすとこれは全く違う演奏になります。このようなヴァージョンが収録されていたなら、これはこれで枯葉の名演と呼ばれたでしょう。
イン・ベルリンでは原曲を崩して吹いておりますが、やはり違和感があります。やはり尺度として自分にある Something Else と比べているのでしょう。1枚のアルバムの捉え方の違いが、ジャズの面白さであり楽しみ方ですね。
>ラストダンスで場内が暗くなって・・・・
やはり昔のことはよく覚えておりますね。朝食のメニューを覚えておりますでしょうか。(笑)
Dancing In The Dark のノスタルジックな感じはおっしゃるようにアステアに合いますね。おそらくチリチリとノイズが入るSPで聴くと、よりこの曲が持つ魅力を感じるものと思われます。懐古的愁いのあるメロディは、やはり古い録音がしっくりきますね。
Bill Evans を挙げていただきありがとうございます。私がトップに挙げただけに後押しがないと寂しいものがあります。(笑)
「Blues In The Night」は私もCD所有ですが、ブルーノートの未発表セッションを収めたもので、レコードでは出てないと思われます。
「夢見るレコード」で、アーマド・ジャマルが一大展開しておりますね。「枯葉」のイントロは、ジャマルのEpic盤からのパクリのようですが、マイルスが敢えてジャマルに敬意を示すため拝借したと勝手に拡大解釈しております。(笑)チンドン屋説の4438miles さんですが、おそらくブレイキーのあのシンバルでしょう。ハンクとサム両ジョーンズにマイルスが絡んだハーモニーに、唐突にシンバルが入り、マイルスと交差するあたりは違和感があるといえばありますが、あのイントロに馴染んだせいもあり無理な展開とは思いません。
それにしても<夢レコ>コメント欄のジャマルの一大論説は凄いですね。論客揃いでとても私ごときではジャマルに口を挟めません。と、いいつつジャマル・ネタを拝借しようとしている私です。(笑)
ダンシング・・・インストでは、「サムシン・エルス」キャノンボール・アダレイ、「ウイズ・ストリングス」バード、「トリオ64」ビル・エヴァンスの3枚はどれも素晴らしく、1位3枚と言ったところでしょうか。
昨日「トリオ64」を真面目に聴きゾクットきました。久々の感覚です。エヴァンスは綺麗な音で演奏しますがチョット怖いですね。
miyuki様と同じ3枚ですが、私の場合は3枚とも1位なのです。(笑)
そして枯葉・・・これはこのブログ史上最大の場外乱闘になるかも・・・・。
私としては、今聴くとチョットダサいが当時はヒップだったのでは・・・と思っております。
まあ、どちらにしてもヘヴィー級同士の乱闘なので私のようなフライ級の出る幕はないですね。(笑)
そうそう、今日は休みを利用して月末の「ジャズ鑑賞会」(今回もマラソン・セッション)の解説を猫と遊びながら考えておりました。
マイルスとシナトラ・・これをテーマにと考えております。
マイルスは人が気がつかない良いテーマをいち早く取上げます。
そして、最初はテンポをゆるめに・・・何度も演奏するうちに2,3年でかなり早いテンポになってゆきます。そして最後には凄いテンポで演奏して、そして捨てます。
1964年にマイルス日本初登場・・・厚生年金会館のオープニングに何を始めたか分かりませんでした・・・サム・リバースのソロでも分かりません、ハンコックになって隣席の友人にこれなんだっけと聞きました、これ枯葉だよな・・・と、そうして聴くと、なるほど枯葉のコード進行をかなりデフォルメした構成になっていました。
マイスルはテーマはもう使わずにコードだけを使っていました。
このやりかたは、サラ・ボーンの「枯葉」もそうですね。何処にも枯葉のメロがありません、いきなりアドリブから入ります。
まあ、これがマイルス流の料理の仕方とでもいいますか。
でも、アップテンポの枯葉の緊張感は凄いですね。
そこへ行くと、あのSomething Elseの枯葉のイントロには緊張感が無くて・・・マイルスがテーマのメロを吹くと途端にジャズになります、さすがですね。
しかし、DUKEさん・・・キャノンボールとの出会いがマーシーマーシーマーシーとは不幸な出会いですね。
やはり、ワークソングやデルサッサー、ジャイブサンバ、ボヘミア・・・あたりなら随分と違ったのではないですか。
マーシーはザビナルのヒットチューンで、あまりアドリブの妙味の少ない素材で・・グルーブ感だけを追求した感じですね。
なんたって、イギリスのロックグループ、バッキンガムズがこれに歌詞をつけてヒットさせてしまったのですから。この歌、結構いいですよ。
そうそう、チェンバースのクレジットになっていますが、「GO」はマイスル御大の代わりにハーバートが入って、あとはみな同じメンバーで、これはノビノビしていいアルバムですよね。
鬼のいぬまに、ノビノビ大会の録音ですね。
これのコンプリート盤2枚組がありますが聞き応えのある良い内容だと思います。
「Something Else」より「GO」に軍配を挙げたいと思います。
以上、閑に任せたなんちゃってコメントでした。
Dancing in the dark・・・何処かへいっっちゃってすみません!
名演として評価が確立している名演に、「敢えてご意見申し上げる」という論争はブログならではのものです。其々に一家言ある方ばかりですし、おまけに独断と偏見と謬見と、さらに毒舌というこの世にも怖ろしい流血必至の展開です。オフ会なら救急車待機ですね。(笑)
ベスト3は異論反論あろうともほぼ決定です。エヴァンスは2位ですが、美しいメロディをより美しく表現したもので、音の美学といえるでしょう。
シナトラをテーマとはいいですねぇ。ゲストに三具さんはいかがでしょう。参加者分の著作を持って現れるかもしれませんよ。
「枯葉」を最初にジャズの素材として取り上げたのはスタン・ゲッツですが、以降ほとんどのプレイヤーが一度は録音するという究めつけのスタンダードです。それだけにコード進行をデフォルメしたり、メロディを崩したりと、前例にないような演奏をするのでしょうね。
1964年のマイルスのオープニングが枯葉とは知りませんでした。レコードに収録されているベルではなかったのですね。それは入れるべきですし、アタマの司会は削るべきです。
私がジャズを聴きだしたころにマーシーマーシーマーシーが流行っていました。最初に聴いた曲でそのプレイヤーのイメージが作られてしまいますので、最初に何を聴くかは大事なことです。ボヘミアに出会うまでかなり時間がかかったような気がします。
私はコンプリート盤は持っておりませんが、「GO」もいいですね。グレイターラブはプレスティッジのマイルスよりいい、でもフォー&モアに負ける、です。それにしてもスタジオから出て写真を撮っただけという Vee Jay のジャケ何とかなりませんかねぇ。ギャラも安けりゃ、経費もかけないという方針でしょうか。(笑)
KAMIさんによるマイルスとシナトラのききくらべ、面白そうですね。背中を押していただいたような。
KAMIさん
次の木曜日のようですね。お邪魔するかも知れません。
聴き比べと言う企画ではなく、かけるのはマイルスの「ワーキン」と「スティーミン」なのです。
解説の中でマイルスとシナトラについて語ってみようと言うつもりなのです。
したたらずな表現でした。申し訳ありません。
埼玉の喫茶店に私は行ったことがありませんが、家内は一度訪れております。素敵なお店のようですので、機会があればパウエル・ブレンドの珈琲をお楽しみください。「ジャズ鑑賞会」は遠く北の地から応援しているジャズ啓蒙の企画です。
KAMI さん、マイルスはシナトラのアイデアに触発されたと言っておりますので、解説の中でマイルスとシナトラについて語るというのは面白そうですね。一見、接点があるとは思えませんが、通じるものがあるのでしょう。中平穂積さんの写真集にマイルスとニーナ・シモンが楽しそうに喋っているショットがありますが、やはり音楽でつながっているのでしょうね。三具さんとブログつながりで交流を持てるのは嬉しいことです。次はシナトラ特集でも・・・
ききくらべでもそうでなくても構いません。せっかくの機会ですし、できるだけ参加したいと思いますので、ヨロシクお願いします。
NYCにあったジリーズというシナトラ行きつけのビストロで、シナトラとマイルスが遭遇したことがあったようです。当時この店のハウス・ピアニストだったモンティ・アレキサンダーが目撃しています。モンティは二人の会話に聞き耳を立てたのですが、自分が弾くピアノの音が邪魔になって、ほとんど聞き取れなかったとか。
モンティがハウス・ピアニストでしたら60年代中ごろと思われますが、シナトラとマイルスはどのような話をしたのでしょうね。シナトラはミア・ファーローや女性の話、マイルスは車の話題でしょうか。ミック・ジャガーが訪ねてきたけど会わなかったよ、ジャガーは好きではないからね、車はフェラーリ・ディノと決めている・・・まぁ、ビストロで仕事の話をするほど野暮ではないでしょうね。
暴走老人が暴走老人の応援ですか。(笑)
昨年出版された柴田博さんの著書に「スーパー老人の秘密」があります。著者によりますと、人間の脳は情報をインプットするだけでは、ぼけを予防できなく、頭に入れた情報をもう一度再構築し、アウトプットするときに脳は活性されるのだと・・・4438miles さんのあぶない批評がぼけない秘訣のようです。
7:00ジャストに起床してアービー・グリーンを聴きながら、「老いてこそ人生」を開く。しんじさんもスーパー老人のようですね。
いやぁ、老人クラブの話題になってきました。で、何ゆえ青年の私がこのような本を読んだのかと・・・転ばぬ先の杖です。(笑)
インスト
Cannonball Adderley / Somethin' Else (Blue Note)
Bill Evans / Trio 64 (Verve)
Charlie Parker / With Strings (Verve)
ヴォーカル
Frank Sinatra / Come Dance with Me (Capitol)
Teri Thornton / Devil May Care (Riverside)
Diana Krall / The Look of Love (Verve)
やはり名盤からのキャノンボールが圧倒的でした。週後半は枯葉を巡る論争で大いに盛り上がりました。名盤の尺度を量るうえで異論反論に耳を傾けることは大事なことだと思います。あらゆる聴き方、穿った捉え方を踏まえて、自身納得できる演奏であればこれは誰が批判しようとも名盤に間違いありません。さぁ、今一度 Somethin' Else をお聴きください。今日から名盤になるかもしれませんよ。
他にもダンシング・イン・ザ・ダークのヴァージョンを多数挙げていただきました。ダンスのパートナーで曲を選ぶか、曲でパートナーを決めるか、今宵もお楽しみください。