土花吉&与太吉

「土」に咲く「花」は「吉」を呼び寄せます。/DUCATI&ヨタ8&SR&TW&リトルカブ・・・そしてチンク

式場壮吉 逝く

2016-05-19 | 【与太吉】

30数年前にリアの曲面ガラスウィンドウに張られたステッカーデカールは今でも劣化することもなく輝いている。

肝心の車(ヨタ)の方は相当、劣化が進んでいても・・・。

 

相当、昔の記事「RACING MATE」から。。。

 

もう何年も袖を通してない「緑色のフード付きコート」をタンスの奥から引っ張り出す。

幸運にも虫に食われた様子もなく、寒さを凌ぐには十分な「レーシングメイト」を着込み

相変わらず壊れたままの燃焼式ヒーターのせいで寒いコックピットへ潜り込み海を目指す。

水平対向空冷エンジンのオーバークールを防ぐためノーズのクーリングダクトのダンパーは全閉。

いつものパタパタと煩い音を聞きながら馬背峠を越え、訪れる者も少ない冬の海へ。

レーシングドライバー引退後はシキバエンタープライズを設立し1965年、日本のファッション革命でもある

「VANジャケット」の姉妹会社でもあった「レーシングメイト」ブランドで自動車のドレスアップ市場を開拓。

1965年7月、船橋サーキットで行われたCCCレースにおいて、「レーシングメイト」がメインスポンサーの

「浮谷東次郎」が駆るレーシング・エランが見事、優勝を飾る。(注:レーシングメイト自体は1970年代に消滅)

自動車雑誌「カーマガジン」の編集にも携わり、草創期の日本モータースポーツの牽引役ともなった「式場壮吉」。

享年77歳。心よりご冥福をお祈りいたします。

 

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2 コメント

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一つの時代が終わりましたね (Mitta)
2016-05-19 23:33:39
東次郎も式場さんも我が家の隣市の市川を拠点として活躍されていたのですよね…
車に興味を持った頃には東次郎館もなく、市川駅に大きく式場病院の看板が掛かっており、見る度毎に往時に想いを馳せていました。
お二人とも市川の名士の家系だったのですよね。
昭和がまた一つ終わった感じです。
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Mittaさん (土花吉)
2016-05-20 13:18:33
そうですね。。。段々と一つの時代が終わって行きます。

あの頃、これらの名士のお家というか要はお金持ちの
ボンボンが走りまわっていた時代。

今では反感をかうような人たちでしたが、この人たちのお蔭で
モータースポーツというものが普及していったことには間違いなくて。

自動車業界にとっても一番いい時代だったと思います。
今では荒れてますがね・・・。
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