近頃は「赤い土花チャリ」に「赤いダイネーゼのツナギ」にと「赤い」モノの修理ばかり目立ちますが・・・。
もう発表発売から30年近く経つ916のミラーについては今更、述べることでもないのですが。。。
この外力により力が加わった時にわざと外れて飛ぶという特殊な構造の916系のミラー。
取り付け用の特殊ボルトのくびれ部分が破断し、直ぐさまアッパーカウルから外れる仕掛け。
(幸運にも今まで立ちごけの経験すらないため、飛ばした経験はないのですが・・・)
初期の黒色樹脂のモノは未だ良いのですがボディ色と統一された頃から、どうも割れやすい材質のようで
たまにガレージ内で体を当ててしまった折とかにクラックが入ったり。将又、フロントシールドを変える時にアッパーカウルを外す
訳ですが、カウルを外すためには左右のミラーを外す必要があり、それを何回も繰り返し行ってる内にアッパーカウルとの
形状擦り合わせが悪いのか、根元の方に変な力が加わり割れたりもする。
土花吉号も例に漏れず、御覧の有様。。。
この際、少し修理しようと特に割れが目立つ左ミラーに手を加えることに。
クラックの入ったところに裏側から接着剤を入れ、表面はVカットを施す。(塗装のことを考えると気が引けますがこの際)
そして、エポキシパテで埋めて行く。
この際、アッパーカウルとの擦り合わせの悪そうな所は裏面を削ることにする。
そして、タッチアップ塗装を施してペーパーで水磨きをし、その後コンパウンドで磨き上げて修理は御仕舞。
って、今更思い出す・・・。予備のミラーを持っていたことを。